職員インタビュー

意思決定を支えるリスクアドバイザリーの再定義を通して金融業界全体の底上げを図る
2025年入社
金融事業部 FAAS
マネージャー
2018年に新卒でメガバンクに入行し、リスク管理関連業務を担当。その後、総合系コンサルティングファームにて引き続き金融リスク領域のプロジェクトに従事する。約5年の経験を積んだ後、より上位の戦略領域に携わることを志して転職を決意し、2025年にEY新日本に入社。引き続き金融機関向けに、リスク管理および業務効率化に関する業務に取り組む。(2026年取材時点)

クライアントの意思決定をより近くで支えたい

私が新卒の就職先としてメガバンクを選んだのは、大学で金融工学を学んだことがきっかけでした。メガバンクでは主に政策保有株式に関するリスク関連業務に従事。次第に銀行に限らず、証券、保険といった幅広い業界のリスク管理業務に触れてみたいとの想いから総合系コンサルティングファームに転職しました。
ここでは約5年間、自己資本比率規制を中心としたバーゼル規制の金融リスク領域プロジェクトに従事。複雑な金融規制要件をシステム・業務として成立させる力と、多様なステークホルダーが絡み合う中、論点を整理して関係者の合意形成をリードする力を身につけました。一方で、ボラタイルな市場環境や生成AIの台頭で戦略立案と実行サイクルが大幅に短期化しているとの実感から、目の前の戦略立案や業務改善ではなく、コンサルタントとしてAIでは代替できないより将来を見据えた経営戦略の意思決定支援に取り組みたいと考えるようになり、リスクアドバイザリーへの転身を決意しました。
その際、転職先としてEY新日本を選んだのは、金融規制対応や会計基準対応といった領域を起点にクライアントの経営やガバナンス構築に深く関与できる点に魅力を感じたためです。監査実績に裏打ちされた信頼性を背景に、アドバイザリーや監査領域にとどまらず、クライアントの意思決定に直接影響を与える立場で価値提供できる点に、大きな可能性を感じました。実際にコンサルティングファームで培った経験にEYの会計・リスク管理領域の深い知見が掛け合わさることで、より経営課題に向き合った本質的な議論ができていると感じています。
INTERVIEW

より良いあり方を共に見つけ出す

入社後は金融業界のクライアント向けに、リスク管理の高度化や財務部門の業務効率化に関するプロジェクトに携わっています。加えてRFP(提案依頼書)案件に参加し、希望通り経営層とお話しする機会が前職に比べ増えました。その中でネット銀行のバックオフィス業務効率化の提案、地方銀行の収益管理高度化の提案等を手がけました。特に地方銀行は地方のインフラを担っていますので、公共に資する意義を感じながら提案に取り組みました。
プロジェクトとして印象深いのは、銀行向けの決算業務効率化のプロジェクトです。データETLツールを導入するもので、クライアントが全社的に着手直後だったため、EY新日本がリードする場面が多かったのですが、前職のコンサルティング経験から中長期的に提供価値が十分に伝わらないと感じ、業務デモやサンプルツールを通じて業務の変化を具体的にイメージしていただくことに注力。クライアントの理解度と視座を高めることを意識しました。結果として単なるツールの導入にとどまらず、クライアントの中で業務全体のあり方を見直す議論につながり、高い評価をいただきました。「正しく導いていただきました」との言葉に、クライアントのトラステッド・パートナーとして変革に伴走することの醍醐味(だいごみ)を実感しました。

異なる領域のプロフェッショナルが連携する

EY新日本の強みの1つが、われわれアドバイザリー、監査チームに加えてEYストラテジー・アンド・コンサルティングのコンサルタント等、多様な分野で高い専門性を持ったメンバーが協働・連携する体制ができていることです。特に銀行向けの決算業務効率化のプロジェクトでは当法人のイノベーション推進部にも参画してもらい、オールEY新日本でナレッジを発揮することができました。イノベーション推進部はテクノロジーを駆使して監査業務の変革を強力に推し進めており、その知見をクライアントにも提供し始めています。アドバイザリーの醍醐味であるクライアントの視座を上げるためには、EY新日本が考える目線や基準を示すことが必要であり、イノベーション推進部はプロジェクトの中でその水準を可視化する際に大きな力を発揮してくれたと感じています。
一方、働く上で感じるEY新日本の魅力は、非常にフレキシブルでオープンなカルチャーにあります。入社前は“監査法人”という響きから堅苦しい社風を想像していたのですが、そんなことはまったくなく、お互いの専門性を補完し合うように組織の壁を越えたコミュニケーションが盛んですし、ささいな質問も気兼ねなくできます。キャリア入社直後の私の意見にも耳を傾けてくれ、しっかりと受け入れてくれていると感じます。働き方も柔軟です。在宅勤務が可能で、プロジェクトベースですので佳境ともなると時間に追われることもあるものの、夕方にはいったん仕事を切り上げて、保育園のお迎えなど子育てモードへと切り替えて、落ち着いた頃に仕事を再開するようにしています。こうした働き方ができることは、EY新日本に転職してよかったことの1つです。

業界全体の発展に貢献したい

今後も引き続き金融リスク領域の専門性を深化させるとともに、気候変動リスクといった非財務リスクの領域にも知見を広げていきたいと考えています。その上で、個別プロジェクトでの価値提供だけにとどまらず、クライアントのリスク管理体制や意思決定のあり方そのものにまで影響を与えられるような存在になることを目指します。
さらに中長期的には金融業界全体におけるリスク管理・財務領域の専門人材の不足という課題に向き合い、後進の育成にも携わってみたいと考えています。私は気分転換にゲームすることがあり、手詰まると攻略法を検索します。攻略法を誰かと共有することで、それを上回る素晴らしい攻略法が別の誰かから生まれてくる、そんなサイクルに価値を感じます。仕事に置き換えてみると自分たちの持っている知見を独り占めせず、組織の外の誰かと共有することで、業界全体での人材育成につながるのではないでしょうか。
EYには「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」というパーパス(存在意義)があります。自身の専門性を高めるだけでなく、人材の育成や知見の体系化といった取り組みを通じて、業界全体の底上げにもつながる仕組みづくりにも貢献したいと思います。

提供しうる価値に向き合い、葛藤できる環境がある

コンサルティングファームやアドバイザリーで経験を積まれてきた方は、プロジェクトの切れ目やライフステージの境目で「次はどのような価値を提供できるか」「自分に何ができるか」について、思考するタイミングが訪れるかと思います。その際に“軸”となりうるのが、自分が何をしてきたか、今後何を大事にしていきたいかだと考えます。EY新日本には同じように悩み、その結果選んだ道を通じて、クライアントやチームに価値を提供しようとしている人が大勢います。そういう人と出会い、一緒に前を向いて進んでいくことは、ワクワクする体験に違いありません。戦略と実行の距離がより縮まる中、AIにはとって代わることができない、意思決定と実行責任を伴う支援を通じて長期的に価値提供に携わりたい方にとって、EY新日本は非常に魅力的な環境です。ぜひ一歩を踏み出していただければと思います。
DAY OFF
自分だけのビールを味わう
お酒が好きで、休日は特にクラフトビールを楽しんでいます。ブルワリーに依頼して、自分だけのオリジナルのビールをつくってもらい、家族、友人と一緒に楽しむなど、ものづくりの面白さも味わっています。仕事とは異なる試行錯誤の時間は、思考の整理や新しい発想にもつながっていると感じます。

ONE DAY SCHEDULE

  • 09:30出社
    スケジュールとメールをチェック
  • 10:00ミーティング
    作業進捗の確認やレビュー
  • 12:00ランチ
  • 13:00ミーティング
    クライアントに進捗・成果物のヒアリング
  • 15:00資料作成
    プロジェクトの成果物および提案資料を作成
  • 18:30退社

OTHER INTERVIEW