職員インタビュー

監査業界の変革を、デジタル技術によるオートメーション化でリードする。
2020年入社
アシュアランスイノベーション本部
オートメーションチーム 開発リーダー
アソシエートパートナー
経済学部を卒業後、SIer企業に就職。金融、半導体製造装置、建設機械などの領域でシステム開発に従事し、IT教育会社でインストラクターも経験。外資系生命保険会社に転職後、ITプロジェクト管理やRPA(Robotic Process Automation)導入などに従事。在職中にMBAを取得し、EY新日本に入社。(2021年取材時点)

変革を自ら主導できるステージがある

EY新日本に入社する前は、システムインテグレーターとしてITを活用したシステム開発や導入プロジェクトの管理などに従事していました。転職を考えるきっかけになったのは、業務改革や働き方改革の旗手として注目されるRPAの導入に携わったことです。定型業務のオートメーション化を実現するためのテクノロジーに触れ、デジタル技術を用いた業務の効率化を自ら主導できるステージで働きたいと思うようになりました。ちょうどその頃、RPAやAIを駆使した未来の監査“Smart Audit”の実現に向けて動き始めていたのがEY新日本でした。アシュアランスイノベーション本部の設置にあたり、人材を募集しているという情報を得てエントリーしたのです。SI企業で培ったシステム開発におけるコンサルティングやプログラミングのスキルを活かすことができ、前職で得た会計システムに関する知見もあったので、活躍できる可能性が高いと考えて入所を決意しました。
INTERVIEW

最適なシステム構造の提案でプロジェクトを牽引

私が所属しているのは、アシュアランスイノベーション本部に設置されたCoE(Center of Excellence)推進部です。「オペレーション」「アナリティクス」「オートメーション」におけるプロフェッショナルが集結した現在30名ほどの組織で、私はオートメーションチームの一員としてデジタル技術を用いた監査業務の自動化に取り組んでいます。ソリューションアーキテクトとして、最適なシステム構造を提案することが私のミッションです。監査業務部門とシステム開発・設計を担うエンジニアの橋渡し役となり、同時並行で進行する様々なプロジェクトに関わっています。工程としては、監査業務部門に対する利用ユーザーや要求事項などの確認に始まります。システム構造の概要を決めた後は、実現可能性の検討や担当者のアサインなどを進め、開発・設計に関する具体的な要件を提案。承認を得た後、エンジニアと連携しながらシステム構築に着手し、完成後の動作チェックなどを経て導入されることになります。

チーム一丸となってゴールに向かうプロセスを楽しむ

設置されて間もない部門ですので、エンジニアの採用や教育、標準化などにも携わっています。業務のモチベーションになっているのは、成果を生み出すために採る方法論の自由度が高く、与えられる裁量が大きいことです。チームが一丸となり、監査業務の自動化という共通のゴールに向かって協働する。そのプロセスを楽しんでいます。オンライン会議などを活用した在宅勤務が中心でもコミュニケーションを非常にとりやすいく、それは組織の大きな強みであり、EY新日本で働く大きな魅力だと思います。業務で連携をとる関係各所の方が、穏やかで物腰が柔らかい方が多いということです。把握できていない監査業務について質問することは多々ありますが、いつでも温かく迎え入れて丁寧に教えてくださいます。自身の能力や実績に対する自信から生まれる、心の余裕や柔軟さを感じます。

「残業はしない」「休日は働かない」が信条

監査業務の自動化の推進では、EYグローバルと足並みを揃えるため、各国のチームと連携をとることも少なくありません。なかなか意図が伝わらずに苦労する時もありますが、そのことが自分の英語力向上につながっています。EY新日本には、業務領域や専門分野などに合わせた研修制度や能力開発プログラムが幅広く用意されています。無償で利用できる外部のオンライン学習プラットフォームもあり、私も英語のほかITに関する学習プログラムを受講しています。スキル習得のための時間を確保できるのは、勤務する時間帯や場所を柔軟に選べる制度が整っているからです。私は入社する際、基本的に「残業はしない」「休日は働かない」と決めました。その信条は、現在も守り続けることができています。子どもをお風呂に入れるため、平日は遅くとも20時には業務を終えるようにしています。ちなみに、土日は趣味であるヴィオラの練習に励んでリフレッシュをしています。年に一度開催される演奏会で、妻や友人と合奏を披露することが我が家の恒例行事です。

EY新日本の未来は私たちにかかっている

EY新日本はデジタル技術の重要性を認識しており、関係各所からのバックアップが手厚いことは、業務を進める上で追い風になるでしょう。私が思うに、次にあげる資質の持ち主であれば誰でも活躍できると思います。一つ目は「主体性」です。個人の裁量の大きさはEY新日本の魅力ですが、裏を返せば、事細かに指示されることはありません。アクティブに物事を進めていける方ほど活き活きと働けるはずです。二つ目は「吸収力」で、監査業務の自動化に向けた取り組みは始まったばかりです。実現するための様々な課題を解決するには、新たな技術や知見を貪欲に吸収していく意欲や姿勢が欠かせません。そして最後は、互いに信頼し、リスペクトできる「人間性」です。法人全体のデジタルトランスフォーメーションを主導しているのは、私たちCoE推進部であり、オートメーションチームといえます。これからのEY新日本を、皆さんと一緒に築いていけることを楽しみにしています。
DAY OFF
年に一度の「演奏会」をめざして
ヴァイオリンより低く、チェロより高い音域で、人間の声に一番近い音といわれているヴィオラ。もともとヴァイオリンを弾いていましたが、ヴィオラの音色に魅了されて練習を始めました。年に一度、音楽教室で開催される演奏会に出演し、妻や友人と合奏を披露していますが、土日は本番当日をめざして練習に打ち込むことが多いです。

ONE DAY SCHEDULE

  • AM 9:00在宅勤務開始
  • AM 9:30チームミーティングに参加
  • AM 10:00プロジェクト遂行に伴う技術的課題を調査
  • PM 12:00自宅周辺でランチ
  • PM 13:00プロジェクトの定例ミーティングに参加
  • PM 15:00エンジニアの成果物レビュー
  • PM 17:00グローバルチームに問い合わせ
  • PM 18:30在宅勤務終了

OTHER INTERVIEW