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人生は自分のものだけれど、決して一人で歩いているわけじゃない。

Career 5 パートナー 根本 知香 第2事業部 1995年入社

経験と共に視野が広がった

一般企業に入社して自分の意志とは関係なく配属が決められて、1つの会社で仕事をしていく“就社”というスタイルが、私にはピンときませんでした。それよりも専門性を身につけ、自分なりの視点と切り口で企業と社会全体に関わるような生き方をしたい。そして選んだ道が、会計士でした。
新日本有限責任監査法人に入社以来、監査を中心に一般企業を担当してきました。スタッフ時代は多様な業種、規模の企業を担当しましたが、私の視線が向いていたのはクライアントの帳簿や担当者、経理部長でした。それが経験を重ね、立場が変わるにつれて経営そのものや組織、さらには業界や社会との関わりまで意識するようになりました。会計士という職業に変わりはありませんが、パートナーとなった今、その視野はずいぶん広がったと自覚しています。

正解は1つではないと学ぶ

入社5年目、シニアになりたてのころ、IPO支援で担当した企業の経営者が思い出に残っています。ご自身の企業に対して、熱い思いを持っておられる方でしたが、社会で認められる企業や会計のあり方と経営者が描くそれらにギャップがあり、何度も議論を重ねたものでした。
キャリアの浅いころは、監査という仕事には唯一絶対の正解があり、経験を積むことでそれに早くたどりつけるようになると感じていましたが、実際は企業のバックグラウンドや考え方によって正解は1つではないことを実感しています。会計理論と企業実態や経営環境を深く読み解きながら、最適な判断をしていくプロセスが重要であり、そこに監査の醍醐味があると学びました。

責任の重さを忘れない

パートナーとして最も強く感じることは、その責任の重さです。業務執行社員として私が監査報告書にサインするということは、クライアントに対してだけでなく、社会に対しても保証するということです。ネットで自分の名前を検索するとクライアントの企業名と共に必ずヒットします。その責任の重さを忘れないよう、私が最初にサインした報告書は複写して今でも大事に机の中にしまっています。
会計士として絶対に忘れてはならないのは、クライアントと社会の健全な成長に貢献しようという気持ちです。それを持ち続けた上で、自分という人間、新日本有限責任監査法人という「チーム」で企業に向き合っていく。そこに揺らぎがあってはなりません。新日本有限責任監査法人ではそんな絶対的な信念を誰もが胸に抱いています。私はそれを誇りに思っています。

キャリアパスの略歴

1995年
入社。最初の4年間はスタッフとして多様な企業の監査を担当し実務経験を積む。
1999年
シニアに昇格。主査として監査現場を取りまとめると共に、IPO支援を中心としたアドバイザリー業務にも携わり始める。
2004年
マネージャーに昇格。企業の多様性に気づき、監査という仕事の奥深さを知る。
2010年
シニアマネージャーを経てパートナーに。現在は、食品、教育・出版、不動産などの監査およびアドバイザリー業務に関与。