業務紹介
アシュアランスイノベーション
データとテクノロジーを駆使して、
進化し続けるクライアントや社会のニーズに応える監査品質の向上と
新たな付加価値の提供を目指しています。
- 「Assurance4.0」とアシュアランスイノベーション
- EY新日本は現在、「Assurance4.0」という資本市場の信頼性の向上とデジタル社会の健全な発展のために、次代の監査・保証サービスを提供するビジネスモデルへの変革を進めています。この変革を加速させるために2020年7月に理事長直轄の組織としてアシュアランスイノベーション本部が発足しました。発足当初は約420名でしたが、2021年10月時点では約600名となっており、更には2023年前半を目途にデジタル人材(テクノロジー人材など多様な専門家のほか監査プロフェッショナル含む)800名をアシュアランスイノベーション本部に集約し体制強化していきます。
- 「Assurance4.0」実現に向けた3つの変革
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担い手とプロセスの変革
監査業務の標準化・自動化を担うCoE(Center of Excellence)への業務集約を進めており、監査プロフェッショナルの補助業務を行う監査アシスタントやデータドリブン監査に不可欠なデータ抽出や加工を行うスペシャリストが活躍しています。これにより監査プロフェッショナルは難易度が高く、判断を要する領域に注力し、リスクの早期発見等が可能になります。更には自動化が適している領域については自動化ツールの開発も行っており、監査現場に浸透しています。
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人材とプロフェッショナルサービスの変革
デジタルを活用した新たな価値を提供するためにエンジニアを含む様々な分野のテクノロジー人材の採用や育成を担保するキャリアフレームワークに基づくジョブ型人事制度を新たに導入し、デジタルリーダー育成のための選抜型プログラムも実施しています。また、監査プロフェッショナル育成のため、テクノロジースキル習得度に応じてランク付けするデジタル人材認定制度に加えて、所定要件を満たせばMBA(経営学修士)を取得できるTech MBAも導入しています。これらの施策を通じて、データとテクノロジーの更なる活用(Digital Audit)と双方の生産性向上(Smart Work)によりリスクの検知やインサイトを提供する“Smart Audit”とデータやテクノロジーを利用したクライアントの内部統制(サイバーセキュリティ等)に対して第三者の立場で助言、評価、保証する“Digital Trust”のサービス変革を推進しています。
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データの連携と分析手法の変革
AIと全量データを活用したリアルタイムで異常検知を進めていく継続的監査手法の確立を目指しています。監査現場に浸透している監査プラットフォームや全量データへの分析手法に加え、潜在的なリスクへ個別的な対応を可能にする新たなデジタル監査ツールの開発と監査現場への適用を積極的に進めています。これらにより進化する監査プロフェッショナルとデジタルの融合を支え、新たな価値創造を実現していきます。
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担い手とプロセスの変革