EY People

財務会計アドバイザリー
キャリアの可能性は、
自らの選択と行動で広げていく
2007年入社 FAAS事業部 パートナー
K.Sakamaki
K.Sakamaki
2002年に他の大手監査法人に入社し、監査業務、公開支援業務やJ-soxのアドバイザリー業務に携わる。2007年、EY新日本入社。内部統制監査の教育・研修業務、監査業務に従事。2015年から4年間、EYマレーシアに駐在。2019年に帰国し、現在はFAAS事業部(財務会計アドバイザリーサービス事業部)に所属。
キャリアの多様性に惹かれて
他の大手監査法人からEY新日本に転じた理由は、キャリアの選択肢の豊富さに惹かれたためでした。監査業務を経てアドバイザリー業務に移ることもできるし、監査メソトロジーを作成する品質管理業務に携わることもできる。海外駐在も可能ですし、もちろん監査業務一筋に究めていく道も選べます。自ら望むことで新しい業務にチャレンジさせてもらえ、主体的にキャリアを拓いていくことができるのは、EY新日本の大きな魅力といえるでしょう。私自身、監査業務や品質管理業務などを経て、海外駐在を経験し、現在はアドバイザリー業務に従事しています。
キャリアの選択肢の広さは公認会計士ならではの醍醐味の一つで、EY新日本にはキャリア選択に関する仕組みとしてモビリティという制度があります。私もその意思を尊重していただいたとともに、私の周りでは、本人が望むなら新しいチャレンジを後押ししていただける上司がほとんどでした。もちろんその選択にふさわしいパフォーマンスを発揮していることが前提とはなりますが、新たな道へのチャレンジを後押ししてくれるカルチャーは素晴らしいものです。

海外駐在で出会った新しい道
私のキャリアのターニングポイントは、入社9年目にEYマレーシアに赴任したことでした。当時の上司が自らの海外駐在経験を踏まえ、「クライアントのグローバル化に対応するためにも」と私に勧めてくれたのです。
EYマレーシアでは監査業務はもちろんのこと、クライアントである日系子会社の“よろず相談承り”に近い立場で仕事をしました。会社の設立や日常の経理業務、税務業務のオペレーション、さらにはM&Aまで、実に多様な業務を経験しました。しかも担当日系企業は200社を超え、日本では考えられないほど膨大です。私は日々寄せられるさまざまな相談事にお応えするために、税務やコンサルティングなど、EYの他のサービスラインの専門家と協力して対応。困りごとの解決ができるとクライアントに感謝されることも多く、アドバイザリー業務の面白さ、やりがいに目覚めていきました。同時に人を管理し、組織を動かしていく醍醐味も感じました。
通常、海外駐在期間は3年が目安なのですが、私は「やりきった」という充実感を得るにはもう少し働いていたいと感じ、自ら1年間の延長をお願いしました。こうした申し出を受け入れてくれる点も、EY新日本らしさといえるでしょう。
多様性ある環境で新たな知見を吸収
EYマレーシアから帰国後はFAAS事業部に所属し、会計・財務に関するアドバイザリーサービスをクライアントに提供しています。具体的な業務としては、IFRS導入支援、決算業務の効率化・標準化支援、連結会計システム導入支援などです。あらゆる案件に対して組織の壁を越えて取り組めるのがFAAS事業部の特徴で、サービスラインに関係なく多様な案件を経験できます。またSE出身のデジタル人材や事業会社の経理部出身者、他のコンサルティングファームの出身者と、多様なバックグラウンドの人材が集まっていることも特徴で、さまざまな分野のプロフェッショナルが専門性を発揮しながらチームを組んで課題解決に取り組んでいく、刺激的な環境です。
クライアントが抱える課題は多彩であり、常に新しい壁に直面します。私は公認会計士としての監査と会計に関するスキルや海外駐在中に得た他のサービスラインの知識を強みに、それらの課題に取り組んでいますが、その過程で新しい経験・新しい知見を吸収できることは大きなやりがいとなっています。
未経験人材にも門戸は開かれている
アドバイザリーとしての業務はクライアントと一緒に課題に立ち向かっていく性質のものですから、クライアントの成長を手助けするとともにリレーションをさらに強固なものにしていくことで、FAAS事業部のさらなる拡大に貢献することが私の目標です。
クライアントと膝詰めで向き合い、寄り添うようにして成長を支えていく仕事からは、大きな充足感が得られます。私のように監査業務の経験を持っていれば、企業としての“あるべき姿”を知っているという強みをアドバイザリー業務にも活かせるでしょう。
もちろん経験者に限定しているわけではありません。むしろ公認会計士試験に合格して、これから社会に飛び出していこうとするフレッシュな人材に対しても、大きく門戸は開いています。ベースとなる会計系のスキルを育てるトレーニング体制も万全です。ぜひチャレンジしていただければと思います。

One Day Schedule
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9:30
- 往査先に到着
- 担当者にごあいさつし、チームメンバーのタスクと方針を確認
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10:00
- デスクワーク
- 経理業務フローを分析し、課題の整理と解決案の検討を行い、午後のミーティングに備える
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12:00
- ランチ
- チームメンバーとランチ。昼休み中に私はこっそり昼寝
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13:30
- ミーティング
- 経理業務の各担当者と、業務効率化案の実現可能性について意見交換
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16:30
- ミーティング
- プロジェクト担当者と今日のラップアップを行い、明日以降の予定を再確認
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18:00
- 退社
- クライアントの抱える課題の緊急度により残業もあるが、そうでない日は家族と過ごす時間をしっかり確保
Day Off
オフタイムはもっぱら家族と過ごしています。3歳の娘と散歩に行ったり公園で遊んだりと、仕事とは打って変わってのんびりした時間を過ごしてリフレッシュしています。