EY People

財務会計アドバイザリー

自分の可能性を引き出し、
キャリアを切り開いていく

2016年入社/FAAS事業部 マネージャー

S.Kato

S.Kato

2016年、入社。金融事業部で主に大手証券会社の会計監査に従事。4年目にシニア昇格。5年目に自ら望んでFAAS事業部に異動。幅広い業種の企業の決算支援やIFRS等の新基準導入支援に携わる。8年目にマネージャーに昇格し、現在に至る。

仕事に向き合う姿勢を学ぶ

EY新日本で公認会計士としてのキャリアをスタートさせて1~2年ほどたった頃、仕事の意義について、今一度考え直す必要性に気が付きました。
そんな時、当時の上司に言われたのが「何事にも作業の意味を考え、自分なりの意見、考えを持って取り組むようにすると良い」という言葉でした。例えば、証憑突合のような作業であっても、作業の意味や、おろそかにしたらどんなリスクが生まれるのかを考えることで、作業に込められた意味が見え、主体的に取り組む姿勢が生まれます。
この言葉は今でも自分の中で大切にしており、例えば上司に成果物を報告する際には、自分なりの意見、考えを添えるようにしています。主体的に仕事に取り組む上で、とても大切な感覚だと思います。さらに、日頃のちょっとした意識でさまざまな改善点が見え始め、結果的に周りにプラスの影響を与えられていると実感できる瞬間があります。自分の存在意義を自分なりに感じられた時に、私はやりがいを感じています。

アドバイザリーへの方向転換

4年目にシニアに昇格し、FinTech企業のIPO支援に携わるようになったことが、私の転機となりました。入社以来、会計監査を担当していた大手証券会社とは異なり、FinTech企業は、上場を目指すための準備を進める上で組織作りも含め、さまざまな面を整えていく必要がありました。それは簡単な作業ではありませんでしたが、クライアントと一緒に新しい道を切り開いていく感覚、ダイレクトに成長に貢献している感覚はそれまでにはなかったもので、とても新鮮に感じられました。こうした経験から私はアドバイザリー業務に関心を抱くようになり、5年目に自ら希望してFAAS事業部に異動しました。
最終的にこのFinTech企業が上場を果たした時、私は既に現在のFAAS事業部に異動していたために直接立ち会うことはかないませんでしたが、大きな達成感を得ることができました。

クライアントに寄り添うように

FAAS事業部ではクライアントの経理・財務部門に対して、多様なサービスを提供しています。CFOからはビジネスパートナーとして、企業の成長戦略の課題に対して価値あるソリューションを提供することを期待されていると実感します。
サービスの内容はさまざまで、クライアントのニーズや状況に合わせてカスタマイズし提供しています。年間を通じてある程度作業スケジュールが決まっている会計監査に比べて、FAAS事業部の業務はクライアントのニーズや企業の取り巻く環境によって常に内容が変化します。例えば、時間がかかってもいいから丁寧に説明してほしいというニーズもあれば、企業自身である程度進めたいので、そのための業務プロセスの構築を支援してほしいというニーズもあります。
アドバイザリー業務では、クライアントのニーズや状況の変化に柔軟に対応することが求められます。新しい会計基準の動向やクライアントの組織再編等によって、われわれの求められることは常に変化するので、いつでも対応できるようにアンテナを張っておく必要があります。
さまざまなプロジェクトに関与し、より多くのメンバーとの積極的なコミュニケーションや情報共有を欠かさないことが、クライアントに寄り添ったサービスの提供につながっていると感じます。

より良い働き方を実現

私がEY新日本を選んだのは、4大法人の中で、変革に対して最も前向きだと感じたからでした。当時のEY新日本は強い逆風の中にあり、だからこそ自ら変わっていこうとする強い意志があったと思います。実際、現在に至るまでさまざまな面で先進的に改革が進められてきたのは間違いありません。特にAIをはじめとする先進テクノロジーの導入によって業務が大幅に効率化され、働き方の面は大きく変化。ライフスタイルに合わせて柔軟な働き方ができるようになりました。在宅勤務制度や中抜け制度なども利用できるため、働きやすさにつながっています。
最近は、育児休業を取得する男性メンバーが大幅に増えたことが大きな変化だと感じています。私のチームのパートナーは子育て経験のある女性なのですが、その方が上司となったことで部下の男性の育休取得に弾みがついたのは間違いありません。こうした変化は、女性として長く働きたいと考えて公認会計士の道を選んだ私にとって、ことの外好ましいことです。
マネージャーに昇格して2年目の今、自分の仕事だけに向き合ってきた今までとは違い、今後は管理職として事業部や組織の課題に積極的に関わっていくことで、より良い組織の実現に貢献したいと考えています。そう考えるようになったきっかけは、組織の課題を解決したいという思いを持ったメンバーが集まるFAAS事業部内の活動に参加したことです。組織として、職階問わず現場の意見を吸い上げようとしてくれる姿勢があるので、私もその課題に目を背けずに日々チャレンジしていきます。

Recruit Message

選択肢の多いファームへ

私もそうでしたが、自分の進路を考えた時、どのファームを選んだらいいか、きっと非常に悩むと思います。ただ、自分のやりたいこと、目指す姿は、年齢を重ねるにつれてどんどん変わっていくものです。EY新日本には、事業部の垣根を越えたモビリティをはじめ、さまざまなキャリアの選択肢を尊重してくれる風土があります。一度決めた道をずっと進まなくてはならないことはないので、ぜひ選択肢の多いファームを選ぶことをお勧めします。

One Day Schedule

  • 9:30
    出社
    メールチェックの後、今日の予定を確認。優先事項を整理する
  • 10:00
    ミーティング
    クライアントと業務の進捗状況について、定例のリモートミーティング
  • 11:00
    レビュー
    部下の成果物や議事録についてチェックし、フィードバックする
  • 12:00
    ランチ
    他チームの気の合う仲間と、東京ミッドタウン日比谷にあるお店で食事
  • 13:00
    デスクワーク
    クライアントに提出する提案書を作成する
  • 15:00
    コーヒーブレイク
    仲の良い上司や部下、同期と定期的に雑談しながらリフレッシュ
  • 18:00
    終業
    退社後は会社近くのジムで軽く汗を流す

Day Off

尊敬する“ママさんパートナー”はとてもパワフルな方。私も見習って体力作りをしようと、休日や仕事帰りにジムに通っています。心身ともに健康であることがより良いパフォーマンスにつながっていると感じます。また、長期の休みが取りやすい環境なので、年に1~2度は海外を旅することが目標です。オフを大切にしたメリハリある働き方ができるのも、EY新日本の魅力です。

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