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Working Style イクメン・イクボスの働き方

イクメンの働き方

N.Ogasawara

2011年入社
金融事業部 BCM / シニアマネージャー

2007年4月 明治大学商学部 入学
2011年3月 明治大学商学部 卒業
2011年4月 新日本有限責任監査法人入社(金融部)
2015年3月 結婚
2015年12月 長女誕生
2018年1月 次女誕生
2018年10月 マネージャー昇格
2022年10月 シニアマネージャー昇格

1日のスケジュール

7:00 起床
8:30 幼稚園送り
9:30 業務開始(在宅)
16:00すぎ 子どもとパートナーが帰宅し、業務終了
17:00 子どもをお風呂に入れる
18:00 子どもと晩ご飯
19:30 子どもの歯磨き
20:00 子どもが寝る、業務再開
22:00 業務終了
25:00 就寝

家事・育児の割合(パートナー:自分)

●家事 6:4
パートナー→料理、掃除、洗濯
自分→洗濯干し、洗濯たたみ、風呂掃除、ゴミ出し

●育児 6:4
パートナー→幼稚園のお迎え、寝かしつけ
自分→幼稚園への送り、入浴

家族一緒の時間を大切にするのは自然なこと

幼稚園に通う娘が2人います。以前は帰宅したらもう寝てしまっていることがほとんど。平日のコミュニケーションは朝にほんの少ししか取れませんでした。今では在宅勤務制度の導入によってリモートワークが定着し、家族一緒の時間が大幅に増えました。育児参加の機会も多くなりました。もちろん嫌々こなしているのではありません。父親として、夫として、そして家族の一員として、自然な振る舞いだと感じています。

朝は家族一緒にご飯を食べ、私が娘たちを幼稚園まで連れていきます。片道約15分。今日は幼稚園でどんな行事があるのか教えてもらったり、元気な歌声を聞いたり、娘たちと私の楽しい交流のひとときです。その後は自宅に戻りリモートワーク。16時のお迎えはパートナーの役目です。娘たちが帰ってきたら17時にはお風呂に入れ、一緒に晩ご飯を食べ、歯磨きをさせて、20時にはパートナーが寝かしつけてくれます。それから私はリモートワークに戻り、22時まで仕事を続けます。

私がチームのメンバーとオンラインでミーティング中、幼稚園から帰ってきた娘たちが割り込んでくることもあります。そんなときもメンバーは温かい目で「16時以降の小笠原家はにぎやかですね」と笑顔。家庭を大切にするメンバーの多いEY新日本のカルチャーを実感するとともに、メンバー間のコミュニケーションを深めるきっかけになっていると感じます。

家庭を大切にするカルチャーが浸透している

このように家族一緒の時間を楽しめるのは、「中抜け勤務制度」の利点です。むしろこの制度がないと、子どものいる自宅でスムーズにリモートワークを進めることは難しいかもしれません。「中抜け勤務制度」のおかげでオンとオフの切り替えをはっきりさせることができるのです。

女性活躍の推進に力を入れてきたEY新日本では、子育て中の女性が仕事との両立をしやすいように、さまざまな制度を導入してきました。それらが実は男性にとってもありがたい制度であることを実感しています。

育児休業は、取得しませんでした。当時はまだ男性で育休を取得するケースがレアだったこと、パートナーの実家が近いのでサポートを期待できたことなどが理由です。もし皆さんがこれから積極的に子育てに参加して「イクメン」を志そうというなら、育休を取得することもお勧めします。もちろん強制ではありません。あくまでそれぞれのご家庭次第。そうした多様性を尊重し、どんな選択であっても後押ししてくれるのが、EY新日本です。

制度面での充実に加え、先ほども述べたようにEY新日本には家庭を大切にする風土が根づいています。例えば子どもや家族のイベントがあれば有給休暇を取得して積極的に参加する人が多いですし、そのことに違和感を抱く人はいません。我々マネージャーやパートナーといった管理職が家庭を大切にしてきた姿を目にしてきたため、若手メンバーもそれが当たり前のことと受け止めているのでしょう。こうしたカルチャーが浸透しているEY新日本では「イクメン」が当たり前の存在なのです。

子育ては家族にとって大切なイベントの一つです。仕事のパフォーマンスを落とさずにそのイベントを楽しむには、各種の制度を利用するとともに、時間の使い方や仕事の効率化など、工夫も必要です。どのようにしてその課題をクリアーするかという発想も必要でしょう。

子どもにとって日々の生活の中で常に父親の存在を感じられるというのは、きっとハッピーなことです。子どもがハッピーであれば、親もハッピーです。ぜひ皆さんもEY新日本で「イクメン」としての時間を楽しんでください。

イクボスの働き方

H.Nemoto

2005年入社
アシュアランスイノベーション本部 CoE推進部 兼 第4事業部 / シニアマネージャー

1997年4月 早稲田大学商学部入学
2002年9月 早稲田大学商学部卒業、フリーター生活に
2003年11月 結婚
2004年6月 長女誕生
2005年12月 新日本有限責任監査法人入社
2010年11月 次女誕生
2013年3月 長男誕生
2018年11月 シニアマネージャー昇格

1日のスケジュール

8:00 起床
9:30 業務開始(在宅)
18:00 業務終了
子どもの宿題確認・翌日準備 ~ 一緒にお風呂
19:00 家族で夕飯
19:45 子どもと一緒に遊ぶ(オンラインゲームなど)
20:30 (進捗状況に応じて)業務再開
23:00 業務終了
24:30 就寝

家事・育児

休み 土日祝
家事・育児 子どもと一緒に入浴、休日の昼食担当

子育ては人生で最高の体験の一つ

「子どもが日々成長していく姿を見るチャンスは、今しかないよ」部下が育休取得の相談をしてきたとき、私はいつもそう答えています。男性もぜひ育休を取得して子育てに参加すべきです。これは、私自身の体験からの思いです。

結婚して長女が生まれたとき、実は私は職に就いていませんでした。会計士を目指しながらアルバイトの日々を送っていたのです。そのため私が育児に参加するのはごく自然なことで、楽しみながらミルクをあげたりおむつを替えたりしました。義務感はまったくなく、本来好奇心旺盛だったこともあって、好きだから、面白いから主体的に子育てに参加していたのです。そんな日々は本当に充実していました。その経験から、今、部下に対しても積極的に子育てに参加することを促しています。間違いなくそれは人生で最高の体験の一つになるに違いありません。

業務と育児の両立に懸命に取り組む部下に対しては、上司として自分の実体験を振り返りながらアドバイスを送っています。特に大切にして欲しいのは、パートナーとの関係です。慣れない育児に集中するあまり、ついパートナーとの関係づくりがおろそかになりがちです。家族の基本はパートナーとの関係にあるということを、折に触れて部下にアドバイスしています。

「アシュアランス4.0」で家族と向き合う時間が劇的に増える

現在私はAI等の最新テクノロジーを活用した次代のデジタル監査「アシュアランス4.0」の推進に携わっています。この取り組みは、ハードワークと目されがちな公認会計士の業務効率を劇的に改善し、働き方を根本的に変えていくことになるでしょう。趣味や家族と一緒に過ごす時間も大幅に増えていくはずです。これから子育てに直面することになる後輩の皆さんには、子育てを通じて子どもやパートナーとしっかり向き合う時間を上司としてつくってあげたいと思っており、それが「アシュアランス4.0」に取り組むモチベーションにもなっています。

リモートワークもコロナ禍で一気に浸透しました。EY新日本も同様です。ただ法人ではコロナ以前から「働き方改革」の一環として在宅勤務制度の導入を進めていたこともあり、私自身はコロナ前にも週に一度はリモートワークをしていました。往復2時間の通勤時間を省き、その分を家族と過ごす時間に充てられる、そんなリモートワークならではのメリットは以前から実感していましたので、コロナ禍で完全リモートワークに移行できたことは嬉しかったです。妻も喜んでおり、家族そろって食事し、会話する時間を満喫してくれています。

夕食の時間は全員で食卓を囲み、コミュニケーションを楽しんでいます。入浴も子どもと一緒のことが多く、私が1人で湯船に浸かっていると、後から息子が飛び込んでくることも珍しくありません。家族の仲がいいとよく言われますが、生まれたときからいつも一緒に過ごしてきた我が家にとっては、これが自然な状態なのです。次女、長男が小学生ですので、我が家の子育てはまだまだ終わりません。楽しみはしばらく続きます。そして子育てが終わったら夫婦2人でゆっくり旅行したいと話し合っています。リタイヤ後のそんな夢を描けるのも、常に一緒の時間を過ごしてきて、この先も一緒に過ごすのが私たちにとって自然なことだからです。

※Assurance 4.0とは

Assurance 4.0は、⽇本の資本市場の信頼性向上とデジタル社会の健全な発展のために、EY新⽇本が追求する次代の監査・保証サービスを提供するビジネスモデルです。さまざまなデータと最先端のテクノロジーの活⽤をさらに押し進め、より効率的で深度ある監査、インサイトの提供を実現します。そして、会計監査で培った知⾒を⽣かし、今後社会インフラとしても重要性を増すデータやテクノロジーについて、第三者の⽴場で保証を提供していきます。