Women's Career at EY 女性の活躍
マネージャー
豊富な選択肢こそEY新日本の魅力
自分らしいキャリアを歩みたい
2013年入社/金融事業部 マネージャー
Y.Hakuta
Y.Hakuta
事業会社、中堅監査法人を経て、2013年に入社。外資系証券会社の監査に携わった後、EY英国に出向。帰国後、国内証券会社、外資系証券会社の監査を担当。2019年、マネージャー昇格。2児の母として、これまで2度の産休・育休を取得。
監査品質の高さに驚く
中堅監査法人からEY新日本に転職して驚いたのが、職場に外国人メンバーの多いことでした。採用面接が英語だったのである程度想定はしていましたが、思っていた以上にバイリンガルな環境でした。それなりに英語は勉強してきたものの、自分の語学力ではまったく通用しないのではと不安になったほどです。それでも自分が採用されたのは、総合的なコミュニケーション力が評価されたのではないかと思っています。
新卒で事業会社に入社して社会人としての基礎スキルは身につけていましたし、語学力は十分ではなくとも、トータルなコミュニケーション力には自信がありました。EY新日本に入社後も気後れすることなくコミュニケーションし、周囲もそんな私を違和感なく受け入れてくれたように思います。
もう一つ、EY新日本に転職して驚いたことが、監査品質の高さでした。前職では属人的なスキルに従って業務を行っていたのに対し、EY新日本ではメソトロジーが確立されており、それに沿って行うことで監査の品質が担保されるようになっていました。さすがEY新日本、と感じたことを今でも覚えています。
イギリスで“強さ”を身につける
入社3年目にEY英国に出向することになりました。私にとって最初の大きな転機でした。経緯としては、上司であった英国人のパートナーが英国本国で新しいクライアントを担当することになり、私にも一緒に行かないかと声を掛けてくれたということです。それまで私は、要求されたことには常に120%の力で対応するなど、相手の期待を上回るアウトプットを心掛けてきました。その姿勢が評価され、チャンスを頂けたと思っています。
英国での2年間は思っていた以上に大変でした。特に語学の面でのストレスは想像以上で、そのおかげもあり大抵のことにはくじけない“強さ”を身に付けることができました。かなりたくましくなれたと自覚しています。
そんな私を支えてくれたのが、会社を辞めて一緒に英国に渡ってくれた夫です。滞在中は専業主夫として家庭を支え、私を支えてくれました。今も心から感謝しています。
子育てとキャリアアップを両立
次の転機となったのが、英国から帰国した翌年に最初の子どもを出産したことです。当然復職するつもりで、産休・育休を取得しました。実はこの間に私は、マネージャーに昇格することができたのです。
マネージャー昇格は自ら希望していたことであり、上司も「そろそろでは」と後押ししてくれました。そのタイミングで私が産休・育休に入ってしまったため、通常の予定よりも早期の昇格面談を配慮していただき、実際、妊娠中に面談、育児休業中に昇格決定の運びとなりました。
女性の場合、キャリアアップとライフイベントの両立は大変に難しい問題です。私のように昇格と出産・子育てのタイミングが重なることは珍しくないでしょう。そんな時、キャリアアップのチャンスを逃さずに済むよう配慮してくれるカルチャーがあることが、EY新日本の素晴らしさです。
その後2人目の子どもも生まれ、現在は4歳と1歳の女の子を育てながら、復職前のクライアントおよび複数の外資系証券会社の主査として仕事を続けています。業務を中断して他の用事に時間を充てられる「中抜け勤務制度」、勤務時間を選択できる「フレキシブルワークプログラム」を利用しつつ、時短勤務の夫の手も借りて、日々を過ごしています。就寝時間は子どもと一緒に20時。その代わり早朝に起きて定時より早めに始業するなど、自分でも時間のマネジメントを工夫しています。柔軟な働き方ができる環境に加えて、こうした工夫を重ねることで、子育てと仕事を無理なく両立できています。
管理職として見る景色
育休中にマネージャーに昇格しましたが、今振り返っても、思い切ってマネージャーに昇格して良かったと思っています。知り合いの女性が「管理職になると見える景色が違うし、自分の裁量で決められる場面が多い」とアドバイスしてくれ、その言葉に背中を押されるようにして私も昇格面談を受けることに決めました。この一言は、私のキャリアを大きく動かしてくれた大切な言葉になりました。 マネージャーに昇格すると自分のことだけでなく、メンバーを管理し、ケアして、導いていかなくてはなりませんが、上から押しつけて自分の色に染めようとしても、いけません。家族を大切にするのと同じ気持ちで部下に接することが求められます。相手のことを考え、思いやることで視野はずいぶんと広がり、確かに景色は違ってきました。自分でチームの仕事をコントロールすることで、自由度も増したと感じています。 今後は再度海外駐在も挑戦してみたいですし、アドバイザリー業務にも挑戦したいと思っています。事業会社への出向も面白そうだなと感じています。いずれも子育てが一段落してからになるかもしれませんが、この先もキャリアの豊富な選択肢があることに、EY新日本ならではの魅力を感じます。
One Day Schedule
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4:30
- 起床
- 手が空いている時間より、始業
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6:00
- 家事
- 「中抜け勤務制度」を利用して家事、朝の支度
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9:00
- 送迎
- 子どもたちを保育園へ送る
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12:00
- ランチ
- 自宅でランチ
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16:30
- 終業
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17:00
- 送迎
- 保育園へお迎え
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18:00
- 家事・お風呂
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19:00
- 夕食
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20:00
- 子どもと一緒に就寝
Day Off
休日は近所の公園へ出掛け、自転車で走るなどをして過ごします。朝から晩まで子どもと一緒にいると身体的に疲れますが、思い切り遊ぶようにしています。