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Women's Career at EY 女性の活躍

シニアパートナー

日々を懸命に過ごすことで道は自然に開かれます。
それがEY新日本らしさ。

1991年入社/第1事業部 シニアパートナー

M.Suzuki

M.Suzuki

1991年入社。上場会社の監査業務を中心に、コンサルティング業務も行う。2008年パートナーへ昇格、2017年シニアパートナーへ昇格。管理(総務経理)担当運営委員として事業部の運営にも携わっているほか、社外の活動として、日本公認会計士協会常務理事も務める。

リーダーシップを発揮する仲間たち

私が公認会計士2次試験に合格した当時、合格者に占める女性の割合は2割程度でした。その後も女性の割合はあまり変わらず、昨年ようやく20%を超えました。米国では公認会計士の半数が女性ですし、アジアの他の国でも日本よりはるかに多くの女性公認会計士が活躍しています。残念ながら日本ではまだ公認会計士といえば男性が大多数といえるでしょう。
ただ、女性が活躍するための環境・制度は随分整ってきましたし、結婚・出産で仕事を離れる人は今ではほとんどいません。特にEY新日本では、大手監査法人では初の女性理事長が誕生して大きな話題になったことに象徴されるように、女性がリーダーシップを発揮して活躍するカルチャーがあります。私の所属する第1事業部にも多くの女性パートナーがいて、それぞれに活躍しています。エネルギッシュに輝く女性が多いことは、EY新日本の大きな魅力の一つでしょう。

必ず誰かが見てくれている

私が公認会計士を目指したのは、女性がずっと働き続けるには資格を持っていた方が有利だから、という理由からでした。当時は特に明確なキャリアビジョンがあったわけでもなく、入社後も目の前の仕事を楽しみながら一つ一つこなしてきたというのが実感です。ですから、当時の私にとってパートナーとは、縁の無い遠いポジションであり、パートナーに昇格できた時には本当に驚きました。同時に、一生懸命日々を重ねていけば必ず見てくれている人がいるんだ、と嬉しくなったものでした。
昇格に際しては、先輩のパートナーに話を聞いて回って、パートナーらしい思考、立ち振る舞いを教わりました。そこには、自分を認めてくれた組織に対してしっかりと応えなければならないという思いもありました。パートナーになると自分の発する言葉の重みも違ってきて、責任も増えます。同時に仕事の世界が広がり、目線が高くなって、出会う人も格段に増えました。もっと早くキャリアビジョンを持つことができていたら、見える景色が違ったのかもしれませんが、これも私には必要な時間でした。
後輩の皆さんには、ぜひ早い時期から自分なりのキャリアビジョンを持ち、興味の持てる分野に出会い、チャレンジしていただきたいと思います。チャレンジする人を応援する、そんな土壌がEY新日本にはありますから。

社外からも大きな刺激を受ける

もう一つの転機となったのが、パートナー昇格後に、J-Winという外部組織に参画したことです。これは女性活躍を推進するNPO法人で、他業界で活躍する同年代の部課長クラスの女性と一緒に活動することで、たくさんの刺激を受けました。この組織では、自ら限界を作らない、一つ上のレベルで仕事をして初めて今の仕事の要求レベルが満たされると叱咤されました。仕事に対して、さらに前のめりになれたと感じています。
また、EY新日本の女性の後輩たちに、J-Winで活躍する女性たちを引き合わせることもしました。後輩たちは刺激を受けたようで、「仕事への意識が変わった」「ネットワークが広がった」と喜んでくれました。パートナーとしての仕事の傍ら、外部組織に参画することはハードでしたが、とても充実した時間を過ごすことができ、こうした機会を与えてくれたEY新日本には感謝しています。

筆頭パートナーとしての責任のもと

現在私はシニアパートナーとして、上場企業の法定監査を中心に、任意監査やコンサルティング業務に携わっています。現場の監査業務はマネージャー以下のメンバーが中心になって対応してくれますが、クライアントと見解が異なるなどの検討事項が発生した場合、EY新日本を代表して交渉に臨みます。もちろんそこに女性や男性といった違いはまったくなく、筆頭パートナーとしての責任のみが求められます。
社外の活動としては日本公認会計士協会の常務理事を務めており、SDGsを担当しているほか、会計教育推進会議や透明性報告書作成委員会などにも所属しています。また、国土交通省の中央建設業審議会にも公認会計士として委員に就任しています。業界を代表する立場で社会との関わり方を考える機会は私の視野をさらに大きく広げ、例えば社会の持続可能性に貢献する公認会計士の役割や人々の会計リテラシーの向上といった社会貢献度の高い業務に目を向けるようになりました。自分自身のさらなる成長を実感しています。

Recruit Message

公認会計士の世界はさらに広がります

現在でも幅広い領域で活躍できるのが公認会計士ですが、今後さらにそのフィールドは広がっていくと考えています。会計は誰にとっても身近なものであり、大切なものです。だからこそ会計のプロである公認会計士が、よりわかりやすく会計を伝え、教えていかなくてはなりません。ぜひ好奇心を大切にして、変化することを楽しんでください。そして見知らぬ未来に心躍らせ、やりたいことには積極的に手をあげてチャンスをつかんでください。皆さんの活躍を楽しみにしています。

One Day Schedule

  • 9:30
    ミーティング
    クライアントに到着し、監査チームメンバーとの打ち合わせ
  • 10:00
    ミーティング
    クライアントと打ち合わせ
  • 12:00
    ランチ
    チームメンバーと食事を楽しむ
  • 14:00
    ミーティング
    日本公認会計士協会へ移動し、会議に参加
  • 16:00
    ミーティング
    オフィスに戻り、打ち合わせ
  • 17:00
    デスクワーク
    明日の打ち合わせの準備
  • 18:00
    退社
    寄り道して買い物を楽しむ

Day Off

入社以来習っているのが茶道です。日本の文化が凝縮されているのが茶道の魅力。その奥深さには飽きることがありません。茶室で過ごす時間、仕事から完全に離れられるのも茶道の魅力です。

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