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2025.11.19
仙台・福島・山形(連絡)事務所

【仙台・山形・福島事務所】第27回「(東北版)金融機関の監査について」

仙台事務所 マネージャー 今野
↑金融事業部メンバーと(左から2番目です)。
 
皆さんこんにちは!
仙台事務所マネージャーの今野です。
今回は、金融機関の監査についてお伝えします。
 
「金融機関の監査」と聞くと、「難しそう」、「特殊な世界なのでは」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際には一般事業会社の監査と基本的な考え方や進め方に大きな違いはありません。
その中でも、特に地方銀行や信用金庫といった地域金融機関の監査で感じている特徴・魅力を2点ご紹介します。
 

1. 多様な業種の財務分析ができる

一見意外に思われるかもしれませんが、地域金融機関の監査における最大の魅力は、さまざまな業種の財務分析ができる点です。自己査定に関する監査手続を通じて、製造業、小売業から、たとえば医療法人、農業法人など普段あまり目にしないような業種の決算書を分析する機会があります。最近では、デジタルツールを活用した分析も進んでおり、より深い分析が可能になっています。
こうした分析を重ねることで、企業の資金繰りの仕組みや事業計画の立て方なども理解できるようになります。
 

2. 多様な金融商品に触れる機会が多い

こちらは、金融機関の監査に対する一般的なイメージに近いかもしれません。
金融機関では、債券や株式にとどまらず、さまざまな金融商品で資金運用を行っています。監査の現場では、複雑な仕組みの金融商品やデリバティブなどに関する検討を行う機会も多く、専門知識を深めることができます。
 
 
私は仙台事務所に入所して以来、地方銀行などの地域金融機関の監査にも携わってきました。この経験をさらに発展させ自分の強みを伸ばしたいと思い、金融事業部へモビリティで異動し金融機関の監査に専念していました。そして2025年7月より再び仙台事務所に戻り、これまでの経験を活かしながら業務に取り組んでいます(モビリティについては第21回のブログでご紹介していますので、ぜひご覧ください)。
 
金融事業部は、メガバンクや大手証券会社、全国の地方銀行等の監査に加え、フィンテック関連のIPO支援業務なども行っています。その他にも、証券投資信託やベンチャーキャピタルなどの監査を専門とするセクター、保険業を専門とするセクター、金融機関に向けた財務会計アドバイザリーやCCaSS(CCaSSの業務については、第18回のブログでご紹介していますのでこちらもご覧ください)といった専門部署などもあり、多様なキャリアの選択肢が用意されています。
 
EYでは、東北ユニットのような地区事務所でも金融機関の監査にしっかりと取り組むことができ、そこでは、一般の事業会社と金融機関の両方の監査を経験することができます。また、金融事業部でより専門性を高めることも可能です。私のように、モビリティを活用して異動し、再び地元に戻って経験を還元するという選択肢もあります。金融分野に少しでも関心のある方は、ぜひ選択肢の一つとしてこれらのキャリアを考えてみませんか?
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
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