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2024.10.01
地区事務所札幌事務所

【札幌事務所】リクルートブログVol.11 国際業務・海外駐在について

札幌事務所 シニア 今井

皆さん、こんにちは!EY札幌事務所シニアの今井です。

皆さん合格発表までひょっとするとそわそわと落ち着かない日々を過ごされているかもしれませんが、大丈夫です!全力を尽くした皆さんの努力はきっと報われます!

今回は、国際業務について私の経験をお話させて頂ければと思います。

私は2021年10月から2023年5月までEYロサンゼルス事務所に駐在したのですが、現地では、アメリカのメンバーの監査チームでアメリカ企業の監査を経験すると同時に、Japan Business Servicesという部署に所属し、日本企業のアメリカ子会社の監査業務にも複数関与してきました。皆さんも監査論で勉強されたと思いますが、「構成単位の監査人」の立場です。

帰国後は、アメリカ、オーストラリア、中国等に子会社を持つ札幌の上場企業を担当しています。最近では、EY東京事務所のクライアントでグローバル企業の監査チームにも入ることになり、今後、担当する子会社があるインドやシンガポールへの出張も予定されています。こちらは「グループ監査人」としての立場です。

ところで、グループ監査に関する監基報600号が改正されて2024年4月1日以後開始する事業年度から適用になっているのは、皆さんも監査論の勉強でご存じなのではないかと思います(いきなり受験勉強を思い出させてすみません、、、)。

誤解を恐れずに簡単にご説明しますと、改正前は、グループ監査人は構成単位の監査人に監査指示書(インストラクション)を送り、監査が終わったら監査の結果を記載した成果物(デリバラブルズ)を返送してもらい調書化、必要に応じメールやミーティングでコミュニケーションを実施して問題なければ終了というような、比較的簡素な手続だったのが、改正後は、全面的に「グループ監査人主導」が強調され、グループ監査人は、構成単位のことをよく理解し、構成単位の監査人との強固な双方向のコミュニケーション及びその内容の調書化が、これまで以上に求められることになりました。海外子会社も含めてグループ監査全体を、グループ監査人がより強固にグリップしていくイメージであり、業界では大きな改正と認識されています。現地子会社の経営者や構成単位の監査人とのディスカッションの機会が増えることも予想されます。

今は、ロサンゼルスでの構成単位の監査人としての経験、日本でのグループ監査人としての経験を活かして、監基報改正初年度の業務をこなすために日々奮闘しています!

札幌ベースで仕事がしたい、でも国際業務もやってみたい、という気持ちが少しでもある皆さん!EY札幌事務所だったら可能です!!札幌事務所からでも海外駐在にチャレンジしたり、東京の国際業務にも携わることができますので、ご興味のある皆さんの入社を心からお待ちしております!

写真はカリフォルニア州にある奇岩と変わった木で有名なジョシュア・ツリー国立公園の一枚です。

次回のブログ投稿は10月15日(火)となります。

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