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【札幌事務所】リクルートブログ Vol.13 海外駐在について

皆さん、こんにちは!
現在、EYインドに出向中のシニアマネージャーの松田です。
EY新日本札幌事務所に2004年に入社、2020-21年のEY新日本東京事務所勤務を経て、2021年からEYインドへ出向しています。
EY新日本札幌事務所への入社を検討される方の中にも国際業務に興味を持っている方は毎年多いと聞きますので、今回は私の海外駐在に至るまでの経緯、現在行っている業務/現地での生活について簡単にご紹介できればと思います。
海外駐在に至るまでの経緯
国際業務を初めて行ったのは札幌事務所入社2年目の時で、外資系ホテル企業の監査を数年間担当する機会がありました。外資特有の速さで突然その企業は売却されてしまい、ある日クライアントに電話をした時に経営者が変わって監査が不要になったことを知らされたほどでした。
その後は地区ならではの上場会社、上場準備会社、金融、パブリックなどの監査、セミナー/EYのアドバイザリー部との営業活動、空港民営化業務など幅広い業務に関与できましたが国内業務が中心でした。
ところが日本の人口減少や国内市場の縮小に伴い、北海道の会社も国内M&Aから始まり、2010年頃からは北米、東アジア・東南アジアなどを中心に徐々に北海道のクライアントでも海外展開する動きが出始めていると感じるようになりました。クライアントからも海外進出先の選定、マーケット調査、投資時の留意点、現地子会社の管理や現地情報の収集をどうやって行えばよいのかなどの助言を求められる機会、海外出張をする機会も増えてきました。2017年に札幌事務所の主催で行ったロシア進出支援のセミナーでは想定以上に参加企業も集まり、道内企業の海外への関心の高まりを強く感じることができました。
こうしたきっかけもあり、クライアントに海外に関する助言も監査を通じた中でもできるようにしたいと思い、国際業務経験の充実や海外駐在を目指すきっかけとなりました。
現在行っている業務
商社や事業会社の海外駐在だとまた異なると思いますが、監査法人の海外駐在では現地駐在先の①監査等のライン業務と②営業/コーディネーション業務に大別され、前者は監査等のサービスを現地メンバーの一員として行う業務、後者は現地日系企業クライアントのニーズを営業/相談の中で汲み取り現地専門家にコーディネートするという業務ですが、私が行っているのは後者になります。
クライアントのニーズは監査だけでなく、税務やアドバイザリー、コンサルなど多岐にわたるため、EYがどのようなサービスを提供しているのか、インドではどのようなことが問題になりやすくアドバイザリーサービスに繋がりやすいのか、EYジャパン内の元駐在員により行われる各国別セミナーに参加して他国との類似性、非類似性などの勉強などを行いました。
この時に地区事務所の利点である幅広く業務に触れられるという強みや営業活動を行った経験は現地で業務を行う際とても役立ったと思います。
現地の所属部門の日本人で監査がバックグラウンドのメンバーは私のみで商社出身の方や他国EY経験者などバックグラウンドが異なったり海外経験が長い方が多く、刺激を受けたり勉強になることが多いです。監査専門家と言うよりは会計コンサルの総合格闘技家を目指すようなイメージでEY内の様々なサービスラインの方と繋がり、ビジネスパーソンとしての経験値を増やすことができると感じます。
現地での生活について
インドと言えばカレーを思い浮かべる人は多いと思いますが、日本のカレー専門店に入ればインド人がほとんどだったり、外を走っている四輪車の半分以上が日本車だったり、日系企業の先人の過去の努力や貢献の積み重ねが感じられます。
夏はマンゴーが安く5キロで500INR(約800円)程度と日本では考えられないくらいの安価で入手できることや、よく聞くアッサムやダージリンのお茶はインドの地名でもあり安価で手に入ることが現地生活での良い発見でした。
現在住んでいる首都デリーの少し南に位置するグルグラムは、夏は50度近くまで上がる時もありドライヤーをかけられているイメージの暑さですが、湿度が低いため意外に大丈夫、と思いきや冬は5度くらいまで下がるため意外に寒い、といった意外感もありました。
車での移動が多く、空いているときは20分で行ける道が時間帯によっては2時間かかり飛行機に乗りそこねかねないということや、ようやく出張先についたのにそこからまた目的地に行く時は3時間など大変なこともあり、早め早めの行動を心がけています。
以上、EY新日本札幌事務所から始まり現在のEYインド駐在までを記載しました。
他のブログにも掲載されていると思いますが、EY新日本札幌事務所は様々なバックグラウンドや経験を持つメンバーが在籍し、様々な経験を積むことができる土壌が揃っていると思います。
ぜひリクルーターの方にも色々と話を聞いて良いアドバイスを受けてください!
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