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2025.10.10
地区事務所大阪事務所

大阪事務所 第9回「補習所ってどんな感じ?」

EY新日本大阪事務所ブログチーム(執筆者:T.Ono)

皆さん、こんにちは!

今回は論文式試験合格後に皆さんが通うことになる補習所について、入社1年目のY.Muroさんにいろいろ聞いてみました!

ぜひ最後までご覧ください!


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―初めに、補習所について教えてください!

補習所は論文式試験合格後、公認会計士登録の要件を満たすために通うこととなります。

期間は通常3年間で、講義やディスカッション・ゼミナール、考査(全10回)、課題研究(小論文のようなものです!)などを通じて必要な単位を取得するとともに、公認会計士として活躍するために必要な基礎知識や実務スキルを身につけていきます!

論文式試験までの学習よりも範囲が広がり、ITやIFRSについても補習所では学ぶことができます。

また、学習テーマも「実務ではどのように対応すべきか?」といったものが多く、より実務に即した内容となっています。

―ありがとうございます!実務的な内容を幅広く学ぶことができるのですね!次に、補習所に通ってみての感想をお願いします!

補習所は仕事終わりや休日に通うことになるので少し大変ですが、ディスカッション・ゼミナールや考査、課題研究は繁忙期(4月、5月)を避けて行われるため、仕事との両立は無理なくできています!

ディスカッション・ゼミナールでは普段話す機会の少ない他法人の同期たちと交流することができ、とても楽しいです!

また、考査の勉強や課題研究は同期と助け合い、切磋琢磨しながら順調にクリアできています!

―順調ですね!仕事との両立もできていてよかったです!最後に、就活生の皆さんへのメッセージをお願いします!

論文式試験から就活イベントまで本当にお疲れ様でした!

イベントも一段落したこの時期に思う存分リフレッシュしながら、最後まで就職活動頑張ってください!

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いかがでしたか?

補習所のおおまかなイメージを持ってもらえていれば幸いです!

上記の他に、補習所には短縮制度というものがあります。前職があるなど実務経験が3年以上ある人が対象で、所定の手続きを踏むことで補習所の期間を3年→1年、3年→2年に短縮できる、という制度です。

私は実際に制度を利用し、3年→1年に短縮しました。3年のカリキュラムを1年で実施することになるため、忙しくて大変でしたが得られるものも多かったと感じています。

制度の詳細についてはJFAELや金融庁のWebサイトに説明が載っているので、興味のある方はぜひ確認してみてください!

また、EY大阪事務所では補習所のカリキュラムを終えた後の修了考査のサポートが充実しています!

私自身、補習所の短縮制度を利用することができたため、EY新日本に入社した年の12月に修了考査を受験したのですが、修了考査担当パートナー・マネージャーによるサポート体制、10月以降の残業時間制限、修了考査の前に2週間の試験休暇が付与されるなど、勉強に集中できる環境が整っていたなと感じます!

(修了考査は合格できました!)

以上、「補習所ってどんな感じ?」でした!

次回もぜひご覧ください!