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2021.10.15
地区事務所新潟事務所

【新潟事務所】IFRSの監査について

新潟事務所 シニアマネージャー 佐野 純太

受験生の皆様、こんにちは!EY新日本新潟事務所の佐野と申します。
論文式試験お疲れ様でした!非常に大変な試験ですので、心身ともに疲れたのではないかと思います。まずはゆっくりと疲れをいやして、それから皆様の今後やりたい業務に合わせた進路をじっくり選んでください。その中で、EY新日本の新潟事務所を選んでいただけるようであれば非常にうれしいです。

今回のブログでは、就職先を選択する際の参考として、私が関与したIFRS業務についてご紹介させていただきます。 私は新潟県で初となるIFRS導入に主査として関与いたしました。以下、IFRS監査を行っていくで、私が感じた特徴をお伝えいたします。

・IFRS監査というとIFRS基準だけに携わっているように思われるかもしれませんが、IFRSで財務諸表が作成されるのは連結ベースのみのため、単体ベースでは日本基準が適用されます。このため、IFRS適用会社を担当しているからと言っても、通常通り日本基準の勉強も必要になります。
・IFRS適用会社を担当するためには、法人内でIFRS認定をとる必要があります。研修を受講して単位を取得することが必要となるのですが、この点EYでは研修制度が充実しており、毎期基準に関する知識の更新に役立っています。
・IFRSでは、日本基準と異なった論点も多く出てまいります。これまでに携わった経験のない論点も多く、その都度基準を調べながら会社と協議を行い、処理方法を検討していきます。IFRS適用会社の監査チームには、本部のIFRSデスクというIFRS専門部署の担当者がサポートにつく体制になっておりますので、迷った時はIFRSデスクに基準の解釈や他社適用事例の確認をとり、慎重に業務を進めております。
・その他、IFRSでは、日本基準と開示が大きく異なります。この点、IFRSを導入している会社も増えてまいりましたので、新たな開示の検討を行う際には先行他社の開示例を調べ、これを参考としながら会社と記載内容を固めていきます。

IFRS導入は、会社にとっても新潟事務所としても初めての業務であったため、全てが手探りで1つ1つの検討に非常に時間を要しました。会社の担当者とは、特に導入直前の時期は毎日深夜まで一緒に検討を行い、苦労しながらなんとか導入にこぎつけることができたといった状況でした。ただ、このことにより会社には非常に感謝いただくことができましたし、1つ大きな山をともに乗り越えたという経験は、会社担当者との絆をより深めてくれたものと考えております。
EYには、IFRSにかかわらず希望すれば新たな分野にチャレンジできる土台が整っております。もしご興味がございましたら、ぜひ当法人の説明会にご参加ください。
皆様と一緒に働けることを楽しみにしております!

【以下は法人説明会のご案内です】
法人説明会は随時開催しておりますので、お気軽にご連絡ください。
新型コロナウイルス感染防止のため1~3名ずつの少人数で開催をしております。また希望される方にはオンラインでの説明会も実施します。
◆対象:2021年公認会計士試験論文式試験受験者及び過年度合格者
◆日時:9:00~19:00の間で随時開催(土日祝日可)
◆所要時間:1時間程度
◆会場 :EY新日本有限責任監査法人 新潟事務所
(新潟市中央区東大通一丁目3番10号大樹生命新潟ビル7階)
◆内容 :新潟事務所概要、オフィスツアー等
◆持ち物 :筆記用具
※オンラインでの参加の場合は、カメラ・音声機能付きのPC又はモバイル端末(タブレット、スマートフォン)
※オンラインでの参加の場合、「Microsoft Teams」での開催を予定しておりますが、詳細はご予約時にご案内いたします。
◆お申し込み方法 :電話もしくはメールにてご予約をお願いいたします。
※ご希望の日時(午前、午後、夕方)、参加方法(現地又はオンライン)を第3希望までご連絡ください。調整の上、折り返しご連絡させていただきます。
TEL:025-245-4611
メール:Ryoko.Wakatsuki@jp.ey.com
    Yumi.Kanno@jp.ey.com
◆お申し込み期限 参加希望日の前々日の17:30まで。