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2025.09.29
地区事務所広島事務所

【広島事務所】モビリティ制度について

広島事務所

皆さん、こんにちは!EY新日本広島事務所のリクルートブログをご訪問くださりありがとうございます!東京事務所第4事業部所属、シニアの宮下です。

あれ、広島のリクルートブログなのに・・・?と思った方もいらっしゃるかもしれません(笑)。私は2021年3月にEY新日本広島事務所に入社後、2025年7月からモビリティ制度を利用して第4事業部に所属しています。今回は、制度の説明と、広島事務所と東京事務所の違いについてご紹介します。どこの地域で就職するか決めかねている方や、異動にご興味がある方に役立つ情報をお届けできると嬉しいです。

モビリティ制度とは、ざっくり言うと、人事異動の制度です。法人内異動、日本公認会計士協会や一般事業会社等への出向、EYグループ会社への出向、海外出向など種類はさまざま。帰任するタイプ(往復切符)と移籍するタイプ(片道切符)があり、わたしは帰任するタイプの法人内異動を選択しました。

少し身の上のお話をすると、自身の就職活動時にEY広島事務所を選んだ理由としては、事務所の風通しの良い雰囲気やリクルーターの人柄ももちろんなのですが、欲張りゆえ、とにかくいろいろなことに挑戦したかった、というのがあります。そしてその後、広島で業務の経験を重ねるうちに、パブリック業務の専門性を深めたい、と思うようになり始めたことから、モビリティ制度を利用した異動を決意しました。

一般的なお話にはなってしまいますが、東京など都心部の事務所では、担当するクライアントは1社1社が大規模となり、担当する業種もより専門的になることが多く、広島などの地区事務所では、小~中規模のクライアントを複数、業種問わず担当することが多いです。実際に私の例で説明しますと、広島事務所では、病院、大学、バイオ、小売、卸売、ホテル、製造業、運送業、情報通信業、社会福祉業など、いろいろな業種に携わっていました。監査業務以外の業務である間接業務についても、現在はしていないのですが、広島時代は、リクルート活動をはじめ、EY広島が運営する外部向けセミナーの講師や起業家を表彰するEOYなどに参加し、貴重な経験がたくさんできたかな、と思います。第4事業部では、広島事務所でも従事していた、病院、大学、バイオのほか、電力業を合わせた計四つの業種の監査業務に従事しています。実際、約3カ月東京事務所で働いてみて専門性が深まっているなと感じます。例えば、病院についてですが、広島時代に関与していたクライアントは広島市内4つの病院を運営しているところで、クライアント全体を把握できる規模感であり、病院の「会計」や「監査」についていろいろなことを学べました。現在関与しているクライアントは、全国140病院を運営しているところで、私もたくさんの施設を訪問し、お話を伺うことで、日々、「医療」に対する知見が深まっているなというのを感じます。広島事務所で培った会計・監査についての知識と、東京事務所で得られるパブリック業務に関する専門性を掛け合わせることで、より一層成長できると自信を持って言えます!任期を終えて広島事務所に戻った際には、東京事務所で深めたナレッジを広島に持ち帰って還元し、大好きな地元に貢献できたらいいな、と思っています。

監査法人の就職活動では、転勤がほぼない、という前提で働く場所を決められる方も多くいらっしゃると思うのですが、EY新日本には充実した人事異動制度があります。どこで働くかを悩まれている方には、こうした制度を利用する、という選択もありますので、いろいろな可能性に思いを馳せながら、納得のいく選択をしていただけたらいいなと思います。私達職員はそのお手伝いをできたらいいな、と思いますし、皆さんが最高の会計士人生のスタートを切れることを(そして、欲を言えばその場所がEY新日本であることを)祈っています!