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Recruit Blog リクルートブログ(東京事務所)

2021.10.15
番外編

監査を通じた「カーボンニュートラル」への支援はできるの?

CN支援オフィス 大味

就活生の皆さん、こんにちは

SDGsカーボンニュートラル支援オフィスの大味です。

先月のリクルートブログで、EY JapanのSDGsカーボンニュートラル(以下、CN)支援オフィスの活動について紹介させてもらいました。

その後就活生の皆さんとCN活動、エネルギーセクターにおける監査についてのフリーディスカッションを実施しました。私もCN支援オフィス兼エネルギーセクターのメンバーとして出席し、就活生の皆さんと直接コミュニケーションをとる貴重な機会が得られました。

当日は、CN現への具体的課題への対応方法やEYにおけるキャリアを通じてどのようにCN支援に貢献できるのかなどの質問をいただき、皆さんの知識、関心の高さに驚かされるとともに、リモートながら皆様の熱意をしっかりと感じることができて、とても楽しかったです

そこで、今回のブログでは皆さんから多くいただいた質問参考に『EY新日本に入社することでCN支援にどのような貢献ができるか?』について答えていきたいと思います。

上記のCN支援オフィスの活動の紹介ブログと合わせて読んでいただくことで、少しでも皆さんの就職活動、今後の公認会計士としてのキャリア形成に役立てば大変うれしく思います。

Q1.CNへの対応で大きな影響を受けるのはどのような産業ですか?

A1)温室効果ガスの排出量割合が大きいエネルギー産業だけでなく、自動車産業運輸産業や住宅産業など幅広い分野で対応が求められます。排出量を削減するためには、エネルギーの供給側の変化だけでなく消費側にも変化が求められるためです。国のエネルギー成長戦略の説明ページでは下図のように「あらゆる産業活動が大きく変革し、経済と環境の好循環が生み出されていく」と紹介されています。

キャプチャ.PNG

(出典:経済産業省ホームページ)

Q2.CNへの取組みを進める企業の監査を担当することとなった場合、監査を通じてどのようにCN実現への後押しができますか?

A2)CNに対応するため、クライアント事業戦略の見直しを求められ、企業結合も含む新規事業の実施、既存事業の撤退等により事業体制に変化があるかもしれませんこういった変化に対して重点的に監査手続を実施することで、クライアントの適正な財務報告の後押しとなります。また、CN実現に向け新しい税制や国の補助金などの活用クライアントは検討しますこういった取り組みに関連して会計・税務、内部統制の相談等が会計監査人にも寄せられると思います。そこで、適切なアドバイスができればスムーズな新体制への移行の手助けができます

 また、投資家は会社がどのように社会の変化に対応し、CNに貢献していくのかという点を会社の業績と同様に注目するようになっています。財務情報の開示だけでなく非財務情報の開示に対するニーズが高まっており、開示面においても変化に応じた適確なアドバイスが期待されていると思います。

 会計監査人だけで対応できない事項があれば、EYの他のサービスラインの活用も考えますが、まずは監査を通じてクライアントの身近にいる会計監査人だからこそ、問題点を把握しクライアントへ適切なサポートをすることができると考えています。

Q3.監査環境やCN支援についてのEYの特徴は何ですか?将来のキャリアプランもイメージできるように教えてください。

A3)企業が属するセクター(産業)を理解し、CNがクライアントの事業にどのような影響を与えるか把握することが深度ある監査や助言をするためには不可欠です。EY新日本の特徴としてセクター(産業)単位で監査やナレッジが集約されているため、セクターへの理解が進みやすいという特徴があります。まずは、このような環境でセクターに対する知識と会計・監査の知識をしっかりと身に着けることが次のステップに必ず役立つことになると思います。

  また、CN支援オフィスは監査法人だけでなく、EYの他のサービスラインに所属するTAXやコンサルティングのプロフェッショナルが集まったオールEYのチームあり、提供するサービスは監査に限りませんのため、監査法人に在籍しながら支援オフィスの活動に参加することで幅広い経験を得るチャンスが生まれます。もし活動を通じてコンサルティングが自分にとっての天職と感じればEYのコンサルティング部門へ転籍するのもひとつのキャリアプランだと思います。

  私自身は、縁あって入所時より電力会社の監査を担当しました。その後、外部での経験を積みたいという私の希望をかなえてもらい、経済産業省再生可能エネルギーの推進業務を担当したのちに、CN支援オフィスのメンバーとなっています。このように私自身の経験からもEYは本人の希望に応じて色々なチャンスを与えてくれる組織だと考えています。

以上、CN監査の関連性について、イメージが湧きましたでしょうか?

これからの時代、世界規模で考えていかなければならない「CN」という課題に、会計・監査のプロの立場からアプローチすることができる・・・なんだかワクワクしませんか?

私たちSDGsカーボンニュートラル支援オフィス一同は、EYで、皆さんと一緒にこの世界規模の活動に貢献できるのを楽しみにしています!

10月中イベントは開催されていませんが、個別面談は10月23日(土)まで開催中です。

まだ、質問できていないことや、今までのお話を整理してこんなキャリアの方のお話を伺ってみたいと思うことがあれば、今がチャンスです

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