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EY People

監査

大規模監査とIPO監査を経験し、バランスよくスキルを磨く。

2004年入社/第1事業部 パートナー

M.Tamegai

M.Tamegai

2004年入社。幅広い業種で監査実務に携わり、IPO監査も経験。その後、海外対応や他のサービスラインとの連携、IFRS監査やIFRS新基準導入支援など、幅広い実務を担当。現在は大手化学メーカーやセメントメーカーの監査で大規模組織再編への対応に関するキャリアを積む。

経営者にキャリア形成を学ぶ

就職活動に際して私が考えていたのは、企業文化や企業が置かれている環境、その企業が属する産業の動向など、クライアントのビジネスの背景をしっかりと理解することが柔軟な思考回路の形成や発想につながり、公認会計士という専門家としてのキャリア形成にとって重要である、ということでした。同時に、若手のうちから経営者の方々と接する機会を持ちたいとも考えました。経営者の方々がどのような理念や方針で企業経営を執行しているのか、その姿を近距離で感じることは、自身のキャリア形成に必ず役立つと考えていたからです。 EY新日本は、大規模な事業会社の監査とIPO監査の両方にバランスよく携われることが特徴です。私にとって理想的な環境であると感じ、EY新日本に入社する決断をしました。

対話スキルと課題解決能力を身につける

監査というと、クライアントが作成した書類や資料を精査する仕事というイメージがあるかもしれません。しかし実際には、クライアントのビジネスを経営者と同じ目線で理解することから始め、情報を分析して固有リスクを識別し、それらのリスクを監査戦略に落とし込まなければ効果的かつ効率的な監査の実施は不可能です。そこで重要となるのが対話スキルと課題解決能力です。
私は、クライアントのIPOに携わることでこの対話スキルと課題解決能力を磨くことができました。IPO監査ではIPOというクライアントの目標を監査の側面からサポートするために、クライアントの課題を的確に聞き出さなければなりません。そして、この課題がIPOを達成する上でどのような壁になっているのかを分析し、クライアントと同じ目線で課題を解決する方法を検討して提案していきます。こうした場数を踏むことで、自然と対話スキルと課題解決能力は高められていくのです。
IPOという目標を達成したとき、取引所で鳴る鐘にクライアントとともに感動して喜び合える、そんな醍醐味がIPO監査にはあります。もちろんIPOが最終ゴールではありません。そこからの永続的な成長に向けて、クライアントの新しいチャレンジが始まります。私たちはITや税務のプロフェッショナルと協力し合い、クライアントと一緒にさらなる道を歩んでいくことになるのです。

大きく変わった公認会計士のミッション

現在、私は化学メーカーやセメントメーカーを中心に監査業務を担当しています。企業のグローバル化はますます進んでおり、海外を含めた組織再編も高頻度で行われています。そのため、価値評価や税務の専門家、EYグローバルと連携しながら、複雑な監査を行うこととなります。毎年同じ監査の繰り返しではなく、必ず新しい取引や事象、検討事項が発生するため、幅広い経験値や柔軟な発想力を大いに活用することが重要です。近年ではサステナビリティの観点から上場企業の非財務情報の開示が義務化され、私たちにも新しい知見が求められるようになりました。例えばCO2排出量抑制への取り組みがクライアントにどのようなインパクトを与えるのか、会計上の論点からアドバイスすることも求められています。この世界に飛び込んだ約20年前の私に、将来は環境問題の専門知識が必要になると教えてあげたら、さぞ驚くでしょう。それほど公認会計士を取り巻く状況は変わってきたのです。
このような環境下で監査チームやクライアントをサポートしながら監査を担当し、自分自身のキャリアに磨きをかけながら経済社会の発展に貢献できることは、私にとっての大きなやりがいです。

パーパスを よりどころとして

EYは「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」をパーパスとしています。このパーパスを実現するために、私たちは個人のパーパスを設定して日々行動しています。そして、個人のパーパスを実現することがEYのパーパスの実現につながるという関係性があるため、EY新日本では多様なチャレンジやプロアクティブな行動を賛同する文化が醸成されています。
EY新日本に入社以来、私は大規模クライアントからIPOクライアントまでの幅広い監査、IFRS監査を含むグローバル対応、日本公認会計士協会における委員会活動、海外研修への参加、そして定期採用活動など、多様な経験を積むことで自身の能力やキャリアを開発してきました。これは、EYに根ざした文化のおかげだと感謝しています。
今後もさらに実績を重ねるとともに、若手の育成にも力を入れていきたいと考えています。

Recruit Message

多彩な選択肢があります

EYには、さまざまなキャリアの選択肢が用意されています。目標を達成するために必要なキャリア形成に挑んでも良いし、キャリアを重ねながら選択肢を絞っていっても良いでしょう。どちらの生き方を選ぼうとも、悩んだときには先輩や上司がアドバイスしてくれます。ぜひ私たちと一緒に監査業界を盛り上げ、経済社会の発展に貢献していきましょう。

One Day Schedule

  • 9:30
    出社
    チームメンバーと進捗状況の確認
  • 10:00
    チームミーティング
    重要論点や相談事項への対応を協議
  • 11:00
    海外のEYチームとチャットで連絡
    現地時間を考慮してチャットでスピーディーに情報共有
  • 12:00
    ランチ
    チームメンバーと周辺のレストランでランチ
  • 14:00
    クライアントへヒアリング
    業績の概況や会計上の論点について経理部長へヒアリング
  • 15:00
    オフィスへ移動
  • 16:00
    クライアントとのWeb会議
    重要論点や相談事項を協議
  • 18:00
    退社
    調書レビューやWeb会議でチームの状況を確認して退社

Day Off

料理を作ってお酒と一緒に楽しむことがオフタイムの楽しみです。写真は生豆から自家焙煎したてのコーヒー豆です。日曜日の昼下がりにハンドドリップしたコーヒーと一緒に楽しむ映画は格別です。

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