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EY People

Forensics

不正調査を通じて社会秩序の維持に貢献する。

2007年入社/Forensics事業部 シニアマネージャー

A.Murata

A.Murata

2007年入社。製造業やIT・ソフトウエア業界の企業を皮切りに日系・外資系グローバル企業の会計監査を担当。12年目に証券取引等監視委員会に出向後、14年目に復職。現在はForensics事業部に所属。

社会秩序の維持に貢献したい

私が公認会計士を志望した背景には、まっとうな生き方をしている人たちが損することのないよう、社会秩序の維持に貢献できる仕事に就きたいという思いがありました。それには警察や国家公務員なども含め、さまざまな道があります。その中で自分の得意分野や将来のキャリアの広がりなどを考え、公認会計士を選択しました。
公認会計士試験合格後は“人”と“経験”の2点を軸に、就職活動を進めました。将来的なキャリアの終着点などは当初は見えませんから、まずは“幅広い経験”という観点から大手監査法人に絞りました。
EY新日本に決めたのは、リクルーターの人柄に引かれたからです。当時の私は受験勉強しかしておらず、その先のことを深く考えきれていませんでした。そんな私に対してEY新日本のリクルーターは、EY新日本や監査法人という枠の中に収まらず、公認会計士としてのキャリアという観点でアドバイスをしてくれました。“人”と“経験”という就職活動の軸も、そんなリクルーターとの会話を通じて見えてきたことだったのです。

企業を正しい道へ導く

現在私は、不祥事に対して誠実に向き合おうとする企業、経営者をサポートするForensics事業部に所属しています。
企業の不正に対する社会の関心が高まり、企業を取り巻く各種規制も厳格化され、SNSの普及によって情報が拡散するリスクも高まる中、不正発覚後の対応や不正防止策の構築に力を注ぐべきとの認識が高まっています。こうした状況を踏まえてForensics事業部では、不正調査や不正対策の支援、テクノロジー分野からデータ分析を通じたリスク評価支援、サイバー攻撃へのリスク対策支援などを行っています。
EY新日本ではForensics事業部はアシュアランスのサービスラインに含まれており、監査業務との親和性が高い点が特徴です。さまざまな規模・業種の企業の監査業務を通じて、企業本来の“あるべき姿”を熟知していることから、深い洞察と知見に基づいて、企業が正しい道へと向かうサポートを提供しています。公認会計士のほか、テクノロジーや法律、コンプライアンスなどに高い専門性を有するメンバーと日常的に連携できる環境も強みです。

出向を通じて深い知見を得る

不正調査や不正防止策の支援についての専門性を磨くために自ら志望したのが、証券取引等監視委員会への出向です。
2年間にわたって金融商品取引法違反の調査業務に従事しました。その結果、隠された不正を見つけ出すための視点やアプローチ方法を学ぶと同時に、個人や企業が不正に手を染める背景や発覚後の対処、それぞれの経緯などを知り、改めて不正を未然に防ぐための体制構築の重要性や、不正が起きてしまった場合の適時適切な対処の重要性を、より強く認識しました。
法律や税務など他分野のプロフェッショナルとコラボレーションする中、公認会計士としての専門性を強く発揮することを求められた点も成長につながりました。
出向を通じてこうした機会を与えてくれたEY新日本に感謝しています。

公認会計士としてのさらなる価値向上へ

社会秩序の維持に貢献したいという思いが、私が不正調査や不正対策の支援といった業務に取り組む出発点となっています。
また企業の監査業務に携わる中で、不祥事が企業活動に及ぼすインパクトの大きさを知り、その対応に苦慮し、信頼回復に向けた対策に苦労する経営者や従業員の力になりたいと思ったことも、私の背中を押してくれました。
リスク認識や改善について支援する際、企業の経営者にとって耳の痛いことも言わなくてはなりません。その結果、企業が課題を乗り越えて正しい道に軌道修正できた際は大きな喜びが得られます。
医師や弁護士といった高度プロフェッショナル人材は、自分ならではの専門領域を強みとしている方が多いと感じます。公認会計士も同様にあるべきでしょう。Forensics領域で自分を磨くことは、そうした価値向上にもつながると思っています。

Recruit Message

“人”と“経験”という軸を大切に

EY新日本は大規模な法人ですから多種多様な“人”が働いており、“経験”の幅も広いと思います。しかし中長期的に働く中で、一緒に仕事をしたいと思う人と関わりを深め、自らキャリアを開拓していける環境です。私が就職活動の際に“人”と“経験”という軸を重視して選んだ結果は間違っていなかったと思っています。

One Day Schedule

  • 9:30
    出社
    オフィスでメール・タスクの整理
  • 10:00
    チームミーティング
    進行中のプロジェクトチームごとに進捗状況・対応事項の確認など。現場・在宅などリモートで作業するチームメンバーもいるため、こまめな連携が重要
  • 12:00
    ランチ
  • 14:00
    クライアント訪問
    業務の進捗報告やパートナーとともに新規業務の提案活動などを行う
  • 17:00
    オンライン会議
    採用・研修などの内部プロジェクトについて話し合う。メンバーのそれぞれの業務が一段落する夕方のタイミングで行うことが多い
  • 19:00
    退社
    プロジェクト単位で動くため繁忙期・閑散期で退社時間は大きく変わり、メリハリをつけた働き方

Day Off

趣味はテニス。EY新日本のテニス部に所属しており、部活動以外でもメンバーと一緒に練習・試合を楽しむことがあります。

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