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2017.10.10
名古屋事務所地区事務所

【名古屋事務所】激動の繁忙期記録!!

名古屋事務所 スタッフ 鷲見 和寿

こんにちは!名古屋事務所入社3年目スタッフの鷲見です。

今回は受験生の皆さんに会計士の繁忙期についてご紹介したいと思います^^

皆様もご存じのとおり日本には3月決算の会社が多く存在します。そのため我々会計士の監査業務は4月から5月にかけて1年で最も忙しい繁忙期となります。

このような繁忙期をブログにするのは若干気が引ける部分もあるのですが...

受験生の皆さんに現場の生々しく緊張感のある状況を少しでも感じ取って頂ければと思います。

出勤

繁忙期は基本的にクライアント先に往査することが多いです。

そのため、往査クライアントにより出勤場所や出勤時間が異なります。

この日は自宅から近いクライアントへの往査のため比較的遅い時間に家を出ました。

通勤中はスマホでニュースを一通り確認し、時間があればスマホゲームをしています。

午前作業開始

期末監査時には、各々が担当する科目が事前に決められています。この日の私の担当科目は固定資産関連科目でした!午前中はクライアントの担当者と減損に関して打ち合わせを実施しました。減損は判断によっては、数十億円単位の財務諸表への影響があるため職業的懐疑心を十分に発揮し監査する必要があり、会計士としての責任感の重さをすごく感じました。こういった緊迫感のある判断は期末監査(繁忙期)ならではです。

昼食

昼食時間は繁忙期の緊張感がある中で、数少ない気の安らぐ時間です!

監査チームで雑談しながら食事をする事でリフレッシュすることができます。

この日は、「繁忙期が終わったら何をするか」といった楽しい話題で盛り上がりました。

午後作業開始

午前中のクライアントへのヒアリングを含め、減損調書をまとめました。この際には、受験生時代に勉強した、減損のグルーピング、兆候、認識、測定といったプロセスを踏み調書へ落とし込みます。

帰社後(IT高度化チーム打ち合わせ、翌日準備)

私は、通常の監査業務以外にも名古屋事務所のIT高度化チームにも所属しており、事業再生や財務DD(デューデリジェンス)といった非監査業務にも関与しています。繁忙期の間は往査が増えるため事務所に戻ってから会議を行うことがあります。監査業務以外の業務を経験できることが名古屋事務所で勤務している私の強みとなっています。

また翌日には、私が主査をしている会社の往査が控えていたので、事前に担当科目割やスケジュール等を作成しました。スタッフでも会社法の会社の主査を経験することができ、マネジメント感覚を身に付けることができるのが地方事務所のメリットだと感じています。

限られた時間で多くの業務をこなさねばならないので、一年間でもっとも精神を集中させている時期かもしれません!

退社

繁忙期中は1日が怒涛のごとく過ぎていきます。気がついたら定時を過ぎていることもありますが、1日1日がとても充実していると感じます。また、私の場合は繁忙期中でも仕事以外の自分の時間を大切にしたいと考えています。最近の趣味はゴルフなので、仕事が早く終わった日や翌日が休みの日にはゴルフ練習場に出没しています。

以上が繁忙期の1日の一例ですが、いかがでしょうか?

繁忙期は精神的にも体力的にもとても大変なのですが、会計士として一番やりがいを感じ、成長を感じることができる時期でもあると私は考えています。

またどのクライアント先でも監査チームみんなで仕事を進めるため、自分ひとりが厳しい状況にあるわけではなく、周囲のメンバーと協力して監査を進めることが重要です。

受験生の皆さんは、合格発表まで少し余裕がある時期だと思います。この時期には、今までできなかったこと、就職したらできなくなるようなことを思う存分経験していただければ良いのかなぁと思います。皆様と会計士として同じ業界で仕事をできることを楽しみにしています!!