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【札幌事務所】リクルートブログ Vol.15 札幌事務所の金融機関監査について

皆さん、こんにちは!
札幌事務所マネージャーの谷口です。
日ごろの業務のリフレッシュをするために、休日に法人のカフェテリアプラン(福利厚生の一環で毎年一定のポイントを旅行等に利用できるもの)を利用して、1泊2日の小旅行に行ってきました。現地での美味しいものも食べつつ、緑豊かなガーデンの散策でリフレッシュができました。
さて今回は、私が札幌事務所で金融を担当していますので、金融機関の監査をテーマにご紹介したいと思います。
まずは簡単に私の経歴からご紹介します。
私は2014年2月に札幌事務所に入社し、札幌で3年半経験を積んだ後、2017年7月から東京の金融事業部で3年間業務を行っていました。最初の札幌時代は信用金庫の監査の他、建設業や小売業などの他業種も担当し、金融事業部では銀行やリース業などの金融業に特化した監査を担当していました。札幌に戻ってきてからは引き続き、信用金庫の監査の他、他業種の監査を行っています。
金融機関の監査は銀行や信用金庫の監査を行うもので、一般の事業会社の監査とは異なる「自己査定監査」がある点や、開示書類なども一般の事業会社とは異なることから事業会社とは異なる専門性が求められることが特徴です。
「自己査定監査」は金融機関から債務者に貸し出している貸出金について、金融機関が債務者の業績や財務状況、資金繰りなどを鑑みて貸出金の回収可能性を査定しているため、金融機関の査定の結果が妥当かどうかを検証する業務です。査定結果は大きく分けると5つの区分に分類され、査定結果によって、貸出金に対して計上する貸倒引当金の金額が変わるため、金融機関監査の最重要業務になります。
「自己査定監査」は1週間から数週間かけて1人当たり数件~数十件の債務者を担当します。「ラインシート」と呼ばれる金融機関の査定の結果や決算書などの資料を見ながら、金融機関の担当者とディスカッションし、金融機関の査定の結果を検証していきます。ときには金融機関の担当者と意見が異なることもあるため、意見交換をしながら監査を進め、最終的な結論を判断します。
「自己査定監査」を経験することでさまざまな業種の業界動向や決算状況を把握できることや、監査クライアントにはない業種でも「自己査定監査」を通じて携わることができる点が特徴です。
また、東京の金融事業部と札幌事務所の金融機関監査の違いとしては、主に以下となります。
東京事務所-金融事業部
・より大規模な銀行の監査やファンド、リースなどの金融機関以外の金融系の監査を経験できる
・大規模なクライアントが多く、担当が固定となる可能性がある
札幌事務所
・金融機関監査は信用金庫のみであるが、金融機関以外の他事業会社も複数経験できる
・小規模~中規模の複数のクライアントを経験することで監査の全体の流れがいち早く把握できる
各々特徴がありますので、金融含めてさまざまな業種に携わりたいという方はぜひ札幌で一緒に働きましょう!
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