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2025.10.27
地区事務所広島事務所

【広島事務所】起業家支援プログラムについて

広島事務所 シニア Y.Masuhara

皆さん、こんにちは!入社5年目の桝原です。

11月まであと数日、合格発表までの期間も後半となり、就職活動もちょうど総括に入る時期ですね。

EYでは女性起業家向けなどいくつかの起業家支援プログラムがあり、今回はそのうち私が参加した地方創生起業家支援プログラムについてご紹介します。

「こんな活動もあるんだな~」と気楽に読んでいただけると嬉しいです。

数年前から中国・四国地域では「J-Startup WEST」という、経済産業局によるスタートアップ企業応援プロジェクトが発足され、EYもサポーター企業として参画しています。全国には同様の「J-Startup」が複数あり、2024年12月~2025年3月、EYでは「J-Startup TOHOKU」、「J-Startup WEST」、「J-Startup KYUSHU」の協力のもと、「地方起業家の育成を目的としたアクセラレータープログラム」を開催しました。

このプログラムは、スタートアップ企業が抱える課題に対して、有名企業の方や起業家支援に熱い思いをもつ方がアドバイザーとなり、定期的なメンタリング(面談)を通して、課題解決に向かっていくというものです。

メンタリング期間の後に開催される最終発表会では、各企業が成果を発表するため白熱したスピーチを繰り広げ、その中から審査委員によって受賞者が選ばれます。

わたしは入社前から起業家支援に興味が強く、また中国・四国地域の企業も複数参加されると知り、自ら希望して①運営事務局、②担当チームのサポート役として参加することとなりました。

一つ目の、運営事務局としての主な役割は月に1度の対面イベントや最終発表会の運営、その他参加者に対する情報共有など多岐に渡ります。事前にある程度の役割分担はあるものの、その場の判断が必要になる状況もあり、今すべきことは何だ...?と頭をフル稼働させながら対応していました。そんな中、イベント運営を熟知した事務局メンバーがいたのですが、無駄のない動き、何歩も先をよんで行動する姿を見たときの感動は今でも忘れられません。年間を通して計画を立てながらチームで進める監査業務にも通ずる側面があり、仕事への向き合い方は変化したと感じています。

二つ目の、担当チームのサポート役の主な役割はメンタリングの日程調整や議事録作成です。事務的な作業が多い反面、毎回のメンタリングに参加するため、起業家の事業に対する思いや、ビジネスを熟知した大先輩方の知識・経験を総動員したご意見を一緒に聞くことができます。4カ月という限られた期間の中で進化される起業家の方を目の当たりにし、そのスピード感にメンタリングのたび圧倒されていました。経営者の方がどんな思いを持ってビジネスをされているのかという部分は監査業務においてビジネスを理解するうえでも重要だと感じ、自分自身がクライアントと接するときにも意識するきっかけとなりました。

プログラム期間中、監査業務との両立は大変だなと感じることもありましたが、上席者のサポートもあり、ほかではできない貴重な経験はかけがえのないものになりました。わたしがサポート役として担当していた起業家の方が最終発表会で受賞された際には、自分事のように嬉しく、携われたことを少し誇らしく感じています。

このようにEY広島事務所(以下EY広島)では、監査業務だけでなく、監査以外の業務に携わる機会もたくさんあります。そして、それらは結果的に監査業務にも生きる経験になります。

多様な経験を通して知識の幅を広げ、監査の質も高めていくという相乗効果により、EY広島は個人として、事務所としてさらにパワーアップしていく予定です。

わたし達EY広島には、パワーアップできる環境、成長できる環境が整っています。

もっと詳しく知りたい!メンバーと話をしたい!という方はぜひ、今後のイベントにもご参加ください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!