Recruit Blog リクルートブログ

事務所一覧

2023.08.03
地区事務所浜松・静岡事務所

【浜松・静岡事務所】新人スタッフによる試験Tips Vol.3

浜松・静岡事務所 リクルート担当 土屋友汰朗

Profile

 1999年,静岡県浜松市生まれ。大学3年次の就職活動中に会計士の存在を知り勉強を始める。青山学院大学経営学部に所属し、会計士の勉強とキャンパスライフを両立。大学を卒業した年の令和4年公認会計士論文式試験に合格。仕事では生まれ育った浜松の経済発展に貢献したいと考え、地区事務所である浜松事務所に入社。

皆さんこんにちは!

今年も暑すぎる夏がやってきて、論文式試験まで残りわずかとなりました。
1年前の2022年8月を思い返すと、この時期は精神的にかなり苦しかった記憶があります。
直前期に何をしたらよいかわからず悩んでいたことや、今まで長い時間をかけて勉強してきた生活がもうすぐ終わることに心が浮ついて、勉強が手につかなかったことを昨日のように覚えています。
皆さんそれぞれの悩みがあるとは思いますが、ひとまずもうすぐ終わりです。
皆さんが最後まで駆け抜けることができることを心より願っています!

今回は実際に論文式試験を経験して悩んだこと3点、そしてそれぞれどのように解消していったかについてお伝えできればと思います。一般論的な話は調べれば山のように見つかると思いますし、皆さんの中でも常識になっていることも多いと思いますので、あくまで私自身の経験談ベースでお伝えできればと思います。なにか1つでもプラスになってもらえれば幸いです!

悩み1・・・心が浮ついて勉強が手につかない

悩み2・・・直前期に何を勉強すれば良いか悩む

悩み3・・・本試験前日や当日の動きがわからない

<悩み1・・・心が浮ついて勉強が手につかない>

皆さんは直前期、ソワソワしたりフワフワしたりして勉強に身が入らないことありませんか?
「自分は毎日12時間勉強に集中できています!」
という方は素晴らしいのでこのままファイトです!
浜松事務所には令和4年の論文に受かった人が私含め3名いますが、3名全員、直前期は心が浮ついて勉強に身が入らなかった経験があります。

なんだかんだ他の受験生も自分と同じ心境なのだなと思うと精神衛生上良いと思います。また、直前期には精神衛生に加え、健康面も考えて多少勉強時間を短めにするのも良いと思います。ただ、それだと勉強に身が入らないまま勉強時間も短くなるだけなので、私の場合は最悪の状況を考えるようにしました。

今日勉強する予定だったところが本試験に出て点数が取れなかったらどうしよう。このままだらだら時間だけが過ぎて不合格だったら人生どうしよう。などなどです。
モチベ―ションが上がるときは、ポジティブ源泉のものと、ネガティブ源泉のものがあると思いますが、個人的にはネガティブな要因でモチベーションが上がることが多かったです。ある種の危機感とも言えます。最悪な状況を考えることで、危機感を認識して、「このままだとまずいから頑張ろう。」という考え方でいました。他にも、悪かった答練を常に持ち歩いたり、スマホのホーム画面を悪かった答練の写真にしておいたりするのも良かったです。このように、フワフワしていると感じたときは、意識的に危機感を感じるようにしていました。もちろんこれは私の場合なので、危機感を感じすぎて余計に勉強が手につかなくなってしまう方にはオススメしません。1つの考え方として、参考になれば幸いです。

<悩み2・・・直前期に何を勉強すれば良いか悩む>

直前期に何を勉強すれば良いか?どのように勉強したらよいかは、完全にその人の状況によるもので、王道はないと思っています。基本的には予備校に通っている方であれば講師の方のアドバイスが一番ですし、独学で独自の方法を確立されている方は自分を信じてください。ただ、私は直前期に、何に手をつけたら良いかわからなくなり悩んでいました。今読んで下さっている方の中にも同じ悩みを持っている方は少なからずいらっしゃると思います。とにかく復習する日々で、
「とりあえず今週は問題集1周するぞ!でもこの勉強法で本当に受かるのかな...?」
などです。もちろんやらないよりやった方が良くて、力技で合格ラインまで引き上げる方もいます。
ただ私は不安でいっぱいだったので、いろいろ考えました。いろいろ考えた結果、

点数を取るための勉強の大原則から外れていなければどんな勉強方法でも良い

という結論に至り、それ以降悩みは解決され、自分の勉強の仕方に納得感を持つことができ、やるべきことも明確になりました。
ここで書くのも恥ずかしいくらい当たり前のことですが、点数を取るための勉強として、
①点が下がることをしない
②点が上がることをする
以上の2点からだけは絶対に外れてはいけないですよね。

本当に自分の勉強方法が当たり前の大原則から外れていないか、今一度自分の勉強を振り返っていただきたいです。

①について、例えば答練を解いて数日後に復習したのみで、それ以降数カ月間部屋の片隅に答練を置きっぱなしにしていませんか?数か月放置されていた答練をかき集めて、どこを間違えたのか?なぜ間違えたのか?を再確認しました。せっかく答練を解いて復習までして点数を取れる状態になったのにそれから本試験まで1度も触れなければ、取れていたはずの点も取れなくなっているかもしれません。同様に、自分の使っている教材で、一度学んで終了にしてしまったものは、この機会に軽く眺めてみるだけでもやってみると良いと思います。特に間違えた箇所で自分がメモしている箇所があれば、合格可能性を引き上げるチャンスだと思います。

そして②についてです。私は①に関しては徹底的に行っていましたが、あることに気が付きました。忘却を防ぐことに精一杯で、例えば今まで自分が何回も見ていたテキストのページや、1度は解くことができた計算問題ばかりを復習していて、テキストでほとんど読んだことのない文章や、1回挑戦してみたけど諦めた問題が問題集にあるという事実です。確かに重要性の観点から今までスルーしていたかもしれませんが、少しだけ見てみると、直前期だからこそ、今までよくわからないままだった他の論点の理解が進んだり、単純に知識が増えたりします。また、モチベーションの観点からも、単純に機械的な復習の繰り返しの日々より、復習をメインにしつつも派生論点もちょっとだけ覗いてみるくらいの方が私にとっては良かったです。

なにか気づきがあれば幸いです!
ちなみに令和4年の論文に合格した同期の鈴木さんが直前期意識していたことは、
①テキストを網羅的に勉強する(例題レベルはすぐに思い浮かぶかチェックするイメージ)。
②難しい答練などに時間をかけすぎないようにする。
③租税は最後まで伸び続けると思っていたので答練を解き続けていた。
の3点です!

受験生の数だけ勉強方法があると思うので、自分が決めた方法で最後まで駆け抜けてください!

<悩み3・・・本試験前日や当日の動きがわからない>

私は本試験の2日前くらいまでは、「当日と前日どうしよう。どんな感じなのだろうか。大丈夫かな...」と不安になっていました。ただ、
①何時までに
②どこに
③何を持って
いれば良いかだけ気をつければ良いことに気が付きました。
①②は受験票や公認会計士・監査審査会のホームページを見れば確認できますし、持ち物も普段使っているもの+受験票があればなんとかなります。ボールペンや修正テープなど、予備を用意できるものは持っておくと万全ですね!教材に関しては、私は1科目1つの教材までと決めていました。
同期のサウナ好きの栗田さんは、3日目午前の企業法が免除だったので、2日目の夜にサウナへ行ったそうですが、試験で100%出すためには、自分なりのリフレッシュをしても良いと思います。私は試験前日も合わせて4日間好きなものをたくさん食べて寝ることをしていました。
心も体もリフレッシュした状態で試験に臨んで、全て出し切れれば良いかなと思います。
もちろん!最後の1分1秒まで睡眠時間を削っても勉強したい!という方を否定するつもりもなく、自分の性格や状況に合ったやり方で良いと思います。

ちなみに睡眠関係の小話ですが、当時私はかなりの夜型人間で、午前6時に寝て昼1時くらいに起きることが一番体調的にも勉強の吸収的にも良かったので試験当日の寝坊リスクがかなり高かったです。さまざま試した結果、

夜寝る時間を気にするよりも、起床する時間をなにがなんでも一定にする

というのが私には合っていました。夜型の方は、最初かなりしんどくて頭も回らなくてキツイと思いますが、寝坊しないために頑張って乗り越えてください。気合です。

あと、試験中手も足も出ない問題が出たら他の受験生も絶望しているのだなと考えてくださいね。

いかがでしたでしょうか。
なにか1つでも気づきがあれば幸いです。
100%すべてを本試験にぶつけてきてください!
残り少し、本当に苦しい時期だと思いますが、応援しています!

論文式試験終了後には事務所説明会を開催する予定です。
詳細は前回のブログに掲載をしていますので、ぜひそちらもチェックしていただければと思います。

皆さんにお会いできるのを心より楽しみにしております!

なにか気になることや疑問点がありましたら、遠慮なくご連絡ください。

======================================

■メール

件名:[気になること・疑問点]

内容:[氏名][連絡先(携帯番号)]をご記入の上、下記宛先までご連絡ください。

宛先:portal-ham@jp.ey.com リクルート担当まで

(折り返しリクルート担当よりご連絡いたします。)

======================================