Recruit Blog リクルートブログ(東京事務所)

2024.10.11
インタビュー~マネージャー・パートナー~

【インタビュー】自分がやりたいことを大切に 第5事業部長 パートナー

EY新日本ブログチーム

Interviewee Y.Suzuki

第5事業部 パートナー

公認会計士 第5事業部長。マネージャー昇格後は監査だけでなくIPO支援や財務DD、社内業務改革、またセミナー講師活動、執筆活動などさまざまな業務に携わる。2021年より人材開発本部長を務めたのち、2023年に第5事業部長に就任。

<主な著書>

・『どこが変わった?変わらない?内部統制実務Q&A』(中央経済社)

・『実務で使える内部統制の構築・評価Q&A』(共著、中央経済社)

・『業種、組織形態等に特有な会計と税務』(共著、税務経理協会)

・『コンテンツビジネスの会計実務』(共著、東洋経済新報社)

・『詳解 ソフトウェア会計の実務』(共著、中央経済社)

Interviewer K.Hyakkoku

第5事業部 スタッフ

自動車サプライメーカーを中心に監査業務に従事。

国民生活に大きく根差したクライアントを一手に担う

--第5事業部の特色、魅力は何でしょうか?

第5事業部は東京事務所の中で最もセクター色がはっきりしています。自動車、建設、不動産、旅客運輸といった国土交通省が管轄する業種のクライアントを担当しているのが第5事業部です。各業界のグローバル規模のクライアントから小規模のエンゲージメントまで網羅的に対応しています。いずれの業種も商慣行が多く業界特有の会計論点もたくさんありますが、第5事業部が一手に担うことで業界のナレッジや監査のノウハウを集約しています。その他にIPO業務を多く受け持っているのも特徴ですね。

いざ第5事業部で監査人としてのキャリアをスタートしたとしても、その後「別の業種の監査経験も積みたい!」と思うこともあるでしょう。その時はカウンセリングファミリーやLEAD*などの育成制度を活用してその意向を発信してください!第5事業部は"国土交通省管轄"という横串は通っているものの業種のバラエティに富んでいるので、さまざまな業種・クライアントから柔軟に経験値を得ることができます。カウンセラーやカウンセリングファミリーリーダー、そしてアサイン担当チームが皆さんの要望を日頃から吸い上げて最大限に反映できるよう調整します。

*LEAD:Leadership Evaluation And Developmentの略。今年度の目標や取り組みを検討し、目標達成に向けて1年間を通じてカウンセラーとの対話やフィードバックを重ねていくことでEYメンバーの成長を支援するキャリア開発フレームワーク。

--確かに今まで意識してこなかったですが、業種は幅広いながらもそんな共通点があったんですね。私も自動車セクターをメインとしつつ、それ以外にも不動産セクターや英文開示の業務など、異なる業種を横断してさまざまな業務に関与しています。そのため、毎日が刺激的で今でも新鮮な気持ちで業務にあたっています。

これからの監査に必要な"場数"を提供する

--第5事業部のビジョン・今後の展望について教えてください。

マーケットが年々拡大している不動産業界、大きな変換点に立っている自動車業界といったように、第5事業部が担当するクライアントは現在大きな環境変化を迎えているところばかりです。この潮流を好機としてより良いサービスを提供すべくクライアントの環境変化に先んじて対応できる人材を育成することを最重要のミッションに位置付けています。

--そうした人材を育てあげるために、どういった方針を立てられているのでしょうか?

そのためには第5事業部の誇るセクターナレッジを活用することは有効ですし、個々人が様々な監査現場を通じてたくさんの場数を踏むことも重要だと考えています。第5事業部は皆さんが特定の業務に偏ることなく、監査・非監査を問わず多様な業務経験を積んでもらえるような環境を提供しています。チャレンジングな課題に取り組んでいるエネルギッシュなクライアントがとても多いので、その熱量や期待に応えるためにも第5事業部はEYメンバーがチャレンジしやすい環境を用意しています。

「自ら考え、自ら判断し、自らできる範囲で行動する」マインドをまずは"持つ"ところから

--第5事業部はどのような人材を求めていますか?

自ら考え、自ら判断し、自らできる範囲で行動する」ということを大切に思う人にたくさん入っていただきたいです。第5事業部は「自律的・主体的行動でイノベーション (変革)の実践」を事業部目標に掲げています。何が言いたいかというと、第5事業部では「これをやるべき」というものを一切標ぼうしていません。やりたいことやなりたいものは人それぞれ違うはずです。だから「スタッフならこれをやってください」「シニアになったらこれをやってください」と一から十まで押し付けたくはありません。皆さんの思いをくみ取り、実現できるよう最大限にサポートする。またそうしたEYメンバーの努力を1つにまとめあげることが事業部の務めだと考えています。最初から「自ら考え、自ら判断し、自らできる範囲で行動する」ことは実践できなくても構いません。第5事業部は対話を通じたキャリアパスの実現に注力しています。さまざまなキャリアをもつ先輩が皆さんをサポートしますから、まずはこのマインドに共感してくだされば嬉しいです。

--確かにやりたいことは人それぞれだとは思いますが、その一方で「自分はこれから監査法人で何がやりたいのか分からない」という悩みを抱えている就活生もたくさんいらっしゃると思います。そうした就活生にアドバイスをいただけますでしょうか?

ちょっと意地悪かもしれませんが、私はそうした相談を受けた際は「本当に、やりたいことは何もありませんか?」と問いかけています。皆さんはこれまで多くのものを犠牲にして勉強に専念し、過酷な公認会計士試験にたどり着いてこられたのですから、それだけの原動力や何かしらの理想をお持ちだと思います。「こんな仕事を頑張りたい」、「グローバルに活躍したい」、「ワークライフバランスを大事にしたい」。第5事業部はこうした皆さん1人1人のキャリアプランを等しく応援しています。

そして「自分はどうありたいのか?どうしたいのか?」を絶えず意識しつつ、勇気をもって発信してください!いざ監査法人に入ってみると初めてのことばかりで自信を失ってしまい、自分の思いを伝えられなかったり行動に移せなかったりすることもあるでしょう。でも大丈夫、失敗をおそれず堂々と胸を張っていいんです。皆さんからアピールしていただくことが目標達成のためのキーポイントです。

就活生へのメッセージ

合格発表までの間はぜひ自分のやりたいことを思う存分やってみてください。ひたすらゲームしてもよし、旅行に行くのもよし、もちろん勉強もよし。入社して5年、10年経った時にきっと「合格発表を待っていたあの期間ってすごく貴重なものだったんだなあ」と感じるはずです。

ここまで色々と第5事業部の話をしてきましたが、今年は合格発表後の就活期間も長めに設けられていますから就活の悩みはそれからまた向き合えばいいと思います。

--お忙しい中お時間をいただきありがとうございました!

ここまでお読みいただきありがとうございました。次の投稿もお楽しみに!

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