HOME > リクルートブログ(東京事務所) > AI(アシュアランスイノベーション)本部より⑦ 最終回 ~イノベーション戦略部(ブロックチェーンセンター)について~

Recruit Blog リクルートブログ(東京事務所)

2022.09.13
Digital Audit

AI(アシュアランスイノベーション)本部より⑦ 最終回 ~イノベーション戦略部(ブロックチェーンセンター)について~

第3事業部 寺谷

当該記事は2021.02.18にアップされたものの再投稿になります

公認会計士論文式試験に合格された皆様、本当におめでとうございます!!

ぜひ皆様と一緒に「EY」で「Digital」できたら嬉しいです!

さて、AI本部のブログも最終回となりました。

最終回はイノベーション戦略部(ブロックチェーンセンター)のご紹介です。

安達知可良(あだちちから)シニアマネージャー、河村吉修(かわむらよしのぶ)シニアマネージャーにインタビューしました。

■そもそもブロックチェーンとは...?

ブロックチェーン技術をとても簡単に説明すると以下のようになります。

全世界中のコンピューター(ノード)がデータを持ち、そのデータをインターネット環境下において持ち合います。持ち合ったデータが正しいのかどうかは、ノード内のアルゴリズムにより判断され、監視されます。仮に不正をするためにデータを修正しようとすれば、ノード同士の監視の目をくぐりぬける必要があるので容易でないのです。

よってブロックチェーン技術を使うことで、データの改ざんを高度に防止できるようになるのです。

詳細に知りたい方は、以下のHPを参照ください!

Assurance Innovation-ブロックチェーン技術が実装されつつある社会

■EYでは何をしているの?

ここでは、皆様になじみ深い「確認」手続を例にとってご紹介します。

口座に保有している預金などであれば、監査手続として銀行宛に確認状を発送する方法が考えられますが、仮想通貨については銀行に確認状を送付することができません。

EYの監査先でも、仮想通貨を所有している企業が増えてきましたので、仮想通貨の「実在性」を検証する手続きが必要になってきています。

そこでEYは、仮想通貨の残高を検証する「EY Blockchain Analyzer」を開発しました。

「EY Blockchain Analyzer」では、EYでもノードを構築し、ブロックチェーンデータを入手した上で仮想通貨残高を再計算することで、実在性を担保するものになります。すでに一部の仮想通貨では、残高確認が実現できています。

他にも様々なEYグローバルのツールがあり、EYの監査に生かされています。

■皆様へのメッセージ!

お二人とも、入社当時は「FINTECHに関連する業務に携わることは考えていなかった」とのことです。

今後進化が著しい分野なので、やる気がある方はぜひ飛び込んでみてください!

全7回にわたってお送りしました「AI(アシュアランスイノベーション)本部より」、いかがでしたでしょうか。

監査の現場でも急速にデジタル化が進んでおりますが、その普及に努めているのがAI本部です。

ぜひ一緒に「EY」で「Digital」しましょう!

「AI(アシュアランスイノベーション)本部より」のバックナンバーはこちらからご覧いただけます!