EY People メンバーインタビュー

ビジネスパートナーとして
専門性を磨く。

監査トレーニー職 2017年入社
第3事業部 シニア

M.Ikegami

大学で都市工学を学んだ後、大手通信キャリアに入社。より専門性を発揮できる仕事に就きたいと思うようになり、3年後、公認会計士へのキャリアチェンジを決意。穏やかで誠実な社員が多いことに惹かれてEY新日本に入社。

プロアクティブな姿勢で

私が新卒で入社した大手通信キャリアからEY新日本に転職したのは、専門職として知識や経験を積み上げていく働き方に憧れたからでした。公認会計士は大学の専攻や前職に関係なく挑戦でき、事業会社の経験も活かせます。この門戸の広さが、自分の可能性の大きさにつながると考え、思い切ってキャリアチェンジを決めました。
実際に公認会計士となって監査という仕事の捉え方が大きく変わりました。以前の私は監査に対して、既にできあがった書類をチェックして誤りを指摘する仕事というイメージをもっていたのですが、実際はクライアントの動きを早めにキャッチして、想定される会計上の論点や内部統制上のリスクについて議論していくことが重要だと気づきました。そうしたプロアクティブな姿勢によってクライアントの企業価値向上に貢献することが、EY新日本の公認会計士に課せられた使命なのです。クライアントのビジネスパートナーとしてのやりがいが、そこにあります。
実際に、新規ビジネスのスタートに向け会計的な論点を早めに議論できた結果、ご担当者から「おかげでプロジェクトがスムーズに進められた」という言葉をいただけた経験もあります。クライアントへの貢献が実感できた、嬉しい出来事でした。

1人の生活者としての感覚を大切に

私が所属する第3事業部は、小売、外食、メーカー、専門商社などを担当し、私は小売業を中心に上場企業の監査を行っています。小売業ですので店舗や倉庫に足を運ぶ機会も多くあり、普段は目にすることのできない舞台裏はやはり興味深いものです。小売業の監査の面白さは、生活に身近な業種であるということです。例えばコロナ禍によって訪日外国人が減ってきた、あるいはキャッシュレス決済が普及して現金を扱うことが少なくなったという実感は会計上の議論を進めていく上でも留意すべきことで、世の中の動きと密接にリンクした仕事だと感じます。公認会計士でありながら1人の生活者としての常識も大切にすることを心がけており、生活者として違和感を抱くようなことがあれば深く突っ込んで調べる姿勢を大切にしています。

多様なバックボーンの仲間たち

多様な人材が活躍していることは、EY新日本の魅力のひとつです。周囲には海外駐在経験や事業会社への出向経験がある人も多く、中途入社ならばその前職も様々です。もちろんEY新日本全体では外国人も多く働いています。
私の場合は前職がありいわゆる大企業に勤務していたため、例えば意思決定に際し社内でどのように稟議が回されるのか、ご担当者が社内の誰に説明をする必要があるのか等を具体的にイメージできることが日々の仕事にも役立っていると感じます。
多様なバックグラウンドをもつ社員がそれぞれの持ち味を存分に発揮しつつ、互いにサポートし合いながら働く環境は、とても心地よいものです。

変わっていくワークスタイル

ここ数年、EY新日本での働き方はずいぶんとスマートなものに変化してきたと感じます。リモートワークが普及して働き方の多様性が広がったこともありますが、仕事の内容についても、本当に重要なことを見極めて対応していこうとする空気を感じます。テクノロジーを活用したアシュアランス4.0※へのイノベーションもその背景にあるのではないでしょうか。公認会計士として、会計上監査上の本質的な議論に集中する時間が仕事の中心となっていくと感じています。
周囲には子育てしながら活躍している先輩も多く、その存在はロールモデルとしてとても頼もしいです。個々のメンバーが働きやすいようにと周囲が支えるカルチャーも、心強く感じています。

※Assurance 4.0とは
Assurance 4.0は、⽇本の資本市場の信頼性向上とデジタル社会の健全な発展のために、EY新⽇本が追求する次代の監査・保証サービスを提供するビジネス

海外事業をサポートできる人材に

私が担当している小売業にも海外で事業展開する企業は多く、日本の本社が文化や商習慣の違いを超えて海外子会社をグリップする難しさを目の当たりにしています。会計監査人として海外子会社の情報を把握する中で、EYのグローバルなネットワークやナレッジを活用して、海外で事業展開するクライアントの一助になりたいというのが今の私の目標です。それは、クライアントからビジネスパートナーとして信頼して頂くための一歩となるでしょう。

One day schedule

  • AM 9:30

    【出社】往査先に到着、アシスタントへの依頼作業の連絡

  • AM 11:00

    【ヒアリング】新規ビジネスの内部統制に関するクライアントヒアリング

  • PM 12:30

    【ランチ】近くのお店で食事

  • PM 15:00

    【ミーティング】海外のEYチームとの監査方針に関するミーティング

  • PM 17:00

    【ミーティング】監査の進捗状況共有のためのチームミーティング

  • PM 18:00

    【退社】明日のタスクを整理して退社