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2023.09.25
地区事務所札幌事務所

【札幌事務所】リクルートブログVol.10 モビリティ制度について

札幌事務所 マネージャー 辻

皆さん、こんにちは!EY新日本札幌事務所マネージャーの辻です。

私は元々EY新日本札幌事務所への入社で、現在も同事務所のメンバーですが、2020年7月~2023年6月にかけて「モビリティ制度」(いわゆる人事異動の制度)を利用して、EY新日本東京事務所に期限付きで異動をしていました。

今回は私のキャリアを交えながら、「モビリティ制度」について紹介をさせていただきます。

EY新日本で監査業務を行う上での東京事務所と札幌事務所の違いとしては、東京は事業部ごとに専門とするクライアントの業種が決まっているのに対して、札幌は業種を限らず北海道全域のクライアントに従事するという点が挙げられます。

私が就職活動をしていた頃は、特定の業種の監査業務に携わりたいという希望がありませんでしたので、幅広く色々な業種のクライアントに関与していく中で、将来のキャリアを考えていきたいと思い、札幌を選びました。

札幌での勤務では、スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売業、教育系や情報・通信系のサービス業、信用金庫など幅広い業種、多数のクライアントの監査業務に携わってきました。

そんな中で、札幌での業務に徐々に慣れてくると、東京にしかないような大規模クライアントで行われているより専門性の高い監査業務とはどのようなものかということに次第に興味が湧いてきました。

そこで、会計士としての専門性を磨くことでスキルアップしたいという思いもあり、東京での勤務を決めました。

東京では3年間、第5事業部という部署に所属していましたが、そこでは不動産業、鉄道業、建設業など札幌事務所に所属していたときには経験をしたことがない業種の監査業務に携わり、また、北海道にはあまりない大規模クライアントの監査チームメンバーとして業務を行いました。

東京での業務で、事業部が専門とする業種への専門性が身に付いたことはもちろんですが、担当したことのない業種、新しいクライアントで仕事をするというのは、非常に新鮮な気分になりましたし、そのような環境に適応していくことで人としての成長にもつながりました。

また、東京で一緒に仕事をしたメンバーたちと新たに人間関係を築くことで、人脈も広がったことから、モビリティ制度にて東京勤務を経験して良かったと思います。

例年、札幌と東京の間では2,3人程度のメンバーが異動しており、希望することで比較的容易にモビリティ制度を利用できます。

札幌・東京どちらの業務も経験したい方、会計士としてのスキルアップをしたい方などにおすすめの制度ですので、興味のある方は入社後にモビリティ制度を利用してみてはいかがでしょうか。

受験生の段階から、入社後のモビリティ制度について話をするのは少し早い気もしますが、EY新日本に入社後のキャリア形成の手段として、このような制度があるのだということを今回は頭の片隅に残しておいていただけたらと思います。