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2024.09.13
地区事務所松本事務所

【松本事務所】新人の1年 Vol.4

松本事務所 リクルート担当

初めまして!松本事務所スタッフ2年目の加藤です。

論文式試験お疲れ様でした!

試験から約1ヵ月が経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか?

合格発表を待っていた当時の私は大学の講義や就活、バイト、旅行などでとにかく予定を埋め、なるべく試験のことを考えないようにしていました。しかし、なかなか試験結果のことが頭から離れず悶々とした日々を過ごしていました。試験に落ちた夢を何度も見て、その度に夢で良かったと安堵したのも今となっては良い思い出です。もう聞き飽きたかもしれませんが、合格発表までの期間は今まで我慢していたことを思う存分やって英気を養ってくださいね。

今週の松本事務所リクルートブログでは、私が松本事務所に入所した2023年2月から2度目の期末監査を終えた2024年6月までの約1年半を振り返りながら、皆さまに入社後のイメージと松本事務所の雰囲気をお伝えできればと思います。

①  入社そして新人研修 (2023年2月~3月上旬)

入社してから約1カ月間は新人研修を受けます。新人研修では、EY新日本がどのような会社であるかの説明から始まり、社内ツールの使い方、ビジネスマナー研修、全国のEY同期とオンラインでグループワークもやりました。グループワークは思っていたよりもずっと難しかったですが、意見を出し合ったり、雑談をしたりして同期と交流を深めることができました。ちなみに、新人研修はほとんどがリモートで行われるため自宅か事務所のどちらかで受講することが多いです。私は事務所で受講することが多かったのですが、その際多くの松本事務所メンバーにはじめましてのご挨拶をしました。見た目が怖い人も数名いますが話してみると、どの方も優しく、気さくで、そして何よりユニークな先輩ばかりでした。松本事務所は全体で40名ほどの比較的少人数の組織であるため、事務所メンバー全員の顔と名前が一致します。事務所のメンバーはみんな仲が良く、これほど良い関係を築けている組織はあまりないのではないかと思います。監査はチームで作業を進めるため、一緒に仕事をするメンバーがどのような人かを知っていると、より円滑に作業を進めることができます。今、このブログを執筆して、改めて松本事務所は良い組織だなと思いました。

②  はじめての棚卸立会 (3月末)

2023年3月末には棚卸立会を実施しました。棚卸立会については、受験勉強の際に勉強された方も多いのではないでしょうか。棚卸資産の実証手続の一環として、クライアントで行われている実地棚卸に同席し、棚卸資産の状態や保管状況などを確認します。棚卸立会を実施した当時はまだコロナウイルスが5類に引き下がる前だったため、多くのクライアントでコロナウイルス対策をした上での棚卸立会が行われていました。その対策の一環として、棚卸立会の人数制限があるクライアントさんもありました。私は運よく人数制限があるクライアントの棚卸立会を担当することになったため、私の会計士人生で初めての棚卸立会は一人での実施でした。事前に先輩の手厚いレクチャーを受けて臨みましたが、棚卸立会中は終始緊張で心臓がバクバクしていました。棚卸立会をした夜は興奮して眠れなかったのを覚えています。当日、さまざまなアクシデントがありましたが、先輩やクライアントの方にサポートしていただき、無事に棚卸立会を終えることができました。はじめての棚卸立会は緊張しますが、チームメンバーが全力でサポートするので安心してください!

棚卸立会前には、ぜひ私の経験談(ほとんど失敗談ですが)を共有させてください!

③  はじめての期末監査 (4月中旬~6月中旬)

3月決算の会社の監査では、4月中旬から6月中旬頃までが1年で最も忙しい「繁忙期」を迎えることになります。入社してから約1年半の間に様々な経験をさせていただきましたが、一番大変だったことは何かと聞かれたら、私はまっすぐな瞳で「1年目の繁忙期」と答えます。はじめての期末監査は出口が見えないトンネルをひたすら歩いている気分でした。クライアントの理解が不十分かつ監査調書の見方も分からない状態で期末監査を迎えた私は、先輩につきっきりで教えていただきながら調書の更新作業を進めました。わからないところがあればすぐに相談して何とかタスクを終わらせることができました。はじめての期末監査は先輩に相談しながら作業を進めていくことになると思います。期末監査中は余裕がなくなってきますが、松本事務所の監査チームはどのチームも相談しやすい雰囲気がありました。

④  内部統制の整備評価(9月~11月)

だいたい9月くらいから内部統制の整備評価(ウォークスルー手続)を実施します。内部統制の3点セット(業務記述書、フローチャート、リスクコントロールマトリクス)を基にクライアントの内部統制の整備状況を評価する手続きです。ウォークスルー手続の進め方はチームによって様々ですが、私がはじめてウォークスルー手続クライアントの方に監査室に来ていただき、クライアントの方から直接説明を受けるという方法で手続を進めました。はじめてのウォークスルー手続きは全然うまくいかず、私にとってはかなり苦い経験になりました。先輩にその都度フィードバックをいただいたり、さまざまな会社の3点セットを見て場数を踏むことで少しずつですが上達を実感できました。ウォークスルー手続は期末監査にも活きてくる重要な作業であると同時に、クライアントの方と密接にコミュニケーションをとることができる良い機会でもあります。ぜひ、楽しみにしていただければと思います。ちなみに私は結構好きな手続きです。

⑤ 残高確認手続 (3月~5月上旬)

入社から1年が経ち2度目の期末監査を迎える前には残高確認手続の準備が始まりました。残高確認も棚卸立会同様、受験勉強中に聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。残高確認は金融機関や取引先等へ残高確認状を送り、債権債務の金額が正しいことを確認する手続きです。外部企業から直接回答を入手するため、証明力が強く非常に重要な監査手続きです。先輩やクライアントの方とスケジュールをすり合わせ、大量の確認状を発送します。また、回答先から問い合わせの電話がかかってきたり、返ってきた回答に不備がある場合はその都度先輩に相談をして対応をします。残高確認手続は、作業内容こそ単純ですが、仕事を進めていく上でのエッセンスが詰まっており、大変勉強になりました。

⑥ 2度目の期末監査 (2024年4月~6月)

2度目の期末監査では、はじめての期末監査よりも難しい勘定科目を担当することになります。また、担当するタスクの量も1年目より多くなります。そのため、1年目よりも辛いのではと思われるかもしれません。しかし、2度目の期末監査は1年目よりも楽でした。理由は色々あると思いますが、1年間を通してクライアントの理解が深まったことが一番の要因であると私は考えます。また、私は「すぐに先輩を頼るのではなく、まずは可能な限り自分で解決する」という目標を立てて2回目の期末監査に臨みました。もちろん、私だけでは解決できないことは先輩に教えていただきながら作業を進めましたが、1年目の期末監査から自分の成長を実感できたことがとてもうれしかったです。ちなみに、2年目だからといって先輩が急にドライになるといったことはなく、1年目と同じくらいもしくはそれ以上に優しくそして丁寧に質問対応をしていただきました。期末監査であったとしてもあまりピリピリせず、普段と雰囲気があまり変わらないのは松本事務所ならではだと思います。

以上が、私の入所から約1年半の振り返りです。いかがだったでしょうか?

松本事務所メンバーはみんな仲が良いことを一番伝えたかったのですが、伝わりましたでしょうか?このブログの執筆者が言うのも変ですが、おそらくあまり伝わっていないのではと思います。松本事務所には文章では伝えられない魅力がたくさんあります。松本事務所に少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ対面またはオンラインでお話しましょう。

皆さまと松本で一緒に国民経済の健全な発展に寄与できるのを楽しみにしています!

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