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2026.10.22
インタビュー~海外駐在~

EY新日本でのキャリア -海外駐在- ~サンフランシスコ~

第1事業部 マネージャー Y. Nishijima

こんにちは。今回は、私がサンフランシスコ駐在に挑戦した経緯と、駐在を通じて感じたことについてお話しします。

私は2021年に入社し、入社以来、IFRSを適用している大手テクノロジー上場会社の監査に携わっています。スタッフの頃から海外子会社の監査結果を確認する等の業務にも関わってきました。

海外駐在に興味を持ったきっかけ

実は、入社当初から海外駐在に興味があったわけではありません。

転機となったのは、シニア1年目に、海外チームと連携しながら英語を使って進める米国会社のリファーラル監査を担当したことです。海外チームや、海外駐在経験のあるマネージャー・パートナーと一緒に働く中で、少しずつ海外を意識するようになりました。

その頃、米国出張があり、仕事の隙間時間に、子どもの頃に通っていた小学校を訪れました。私は小学生の頃に米国に住んでいましたが、当時は英語が話せず、友達を作ることもできませんでした。久しぶりに訪れた小学校を見て、「なんて素晴らしい場所なのだろう」と感激すると同時に、「当時、もう少し勇気を出して話してみればよかった」と思いました。そして帰国の飛行機の中で「絶対にまたここへ戻ってきたい」と心に決めました。

「海外に行きたい」と伝え続けて、駐在へ

海外で働いてみたいと思うようになり、まずは毎年募集されている海外派遣プログラムに応募しました。しかし、最初の応募では選ばれませんでした。その後、日本で新たにテクノロジーセクター向けの若手育成プログラムが募集されることになりました。それまでにも周囲のパートナーに「海外に行きたい」と伝え続けていたため、事務所ですれ違った際に声をかけていただいたり、メールで情報を教えていただいたりすることもあり、いち早く追加の募集が出たことを知った私は、再び海外に挑戦する機会を得ました。そして、シニア3年目から4年目の2年間、サンフランシスコに駐在することになりました。

駐在を目指す中で感じたのは、希望する気持ちだけでなく、「自分は海外で何ができるのか」を示せる経験が大切だということです。

私の場合、米国監査の経験、そして大手テクノロジー上場会社でスタッフの頃から海外業務を経験していたことが、駐在を目指す上での強みとなりました。また、海外に行きたいという思いを応援してくれる上司が周囲にいたことも大きな支えでした。

駐在を目指したとき、そのときの「武器」になったのは、それまでEY新日本で積み重ねてきた具体的な経験と、周囲で支えてくれる方々の存在でした。そして、その「武器」を得る機会を与えてくれたのもEYでした。

現地チームの一員として働く

サンフランシスコでは、米国のチームに所属して現地監査を経験しました。

最初はマネージャーから、例えば監査調書の中でも比較的シンプルな固定資産の監査手続についても、「私が指示するまで、絶対に手を付けないで」と言われていました。

一方で、良い仕事をしたときには「Good job!」とすぐに声をかけてもらえるなど、仕事のアウトプットを率直に評価してもらえることが印象的でした。

また、シニアとしてスタッフを指導する際には、英語で自分の考えを伝えなければなりません。スタッフとシニアが担当科目ごとに組んで仕事を進めるため、担当科目のスタッフからの質問には、担当シニアが対応します。最初はうまく伝わらないこともありましたが、相手が理解できるまで丁寧に説明することを心がけました。

その結果、少しずつスタッフから信頼してもらえるようになり、自分が担当していない科目についても、私に相談してくれるスタッフが出てきました。うれしいと同時に、信頼してもらえていることを実感した出来事でした。

先のことを想定して手戻りがないように仕事を進めるという、EY新日本で培った仕事の進め方は、海外でも通用するのだと感じました。

駐在期間の終盤、当初固定資産を任せてくれなかったマネージャーとのやり取りが心に残っていました。追加の資料を会社に依頼する際、念のためにそのマネージャーにチャットで確認すると、すぐに

"Please ask - if you think you need."

と返ってきました。これまで、質問すると必ず資料を確認した後に回答してくれていたマネージャーから、「必要だと思うなら、依頼してください」と言われたのです。この2年間で私の判断を信頼してもらえるようになったのだと、とてもうれしい気持ちになりました。

帰国後も、駐在経験を生かして

帰国後は、入社以来携わっている大手テクノロジー上場会社の海外担当として、駐在経験を生かした業務に携わっています。

駐在に行く前は海外で働くために必要な経験を積み上げているつもりでしたが、駐在で得た経験もまた、次の仕事につながる新しい「武器」になっています。

私にとって海外駐在は、最初から描いていたキャリアではありませんでした。目の前の仕事を通じて海外に興味を持ち、周囲に思いを伝え、それまでの経験を生かして挑戦することができました。そして、その挑戦を通じて、また新しい経験を得ることができています。

私にとってEY新日本は、そのような環境だと実感しています。

これからも、目の前の仕事を大切にしながら、その先にある新しい可能性にも挑戦していきたいと思っています。

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