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2023.11.25
EYカルチャー

セクター認定者制度とは?

EY新日本ブログチーム

皆さん、こんにちは!


リクルート冊子や就活イベントで「認定制度」について興味を持たれた方も多いと思います。今回は認定制度のうち、「セクター認定者制度」について実際に利用されたメンバーの声とともにご紹介していきます。

認定制度とは

人材開発の重点領域に従ったキャリアパスをEYメンバーに示すとともに、EYメンバーのプロアクティブな自己キャリア開発を中・長期的にサポートするために創設された制度です。

2023年11月現在、EY新日本には以下の認定制度があります。

・デジタル人材 (Smart Audit, Digital Trust) 認定制度

・セクター認定者制度(★今回のブログでご紹介)

・グローバル認定者制度

・IPO認定者制度

・SDA(サステナビリティ開示・保証)認定者制度

セクター認定者制度の紹介

まずセクター認定者制度についてご説明します。
EY新日本では、セクター活動を通して会計・監査のナレッジを集積し、法人内外に発信して監査品質に裏付けられたECS(Exceptional Client Service)活動をサポートしています。
昨今の複雑化する企業環境において、深度ある監査を実施するためにはもちろんのこと、既存クライアントの満足度を高め、新規クライアントの獲得につなげるために、さまざまな場面でセクターの知識と経験を有する人材が求められています。
セクター認定者制度は、セクターナレッジのすそ野を広げると共にセクターの知識と経験を有する人材を育成し、セクター活動を強化することを目的として創設しています。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

セクターの区分

EY新日本ではグローバルのセクター区分にしたがって認定しています。

セクター認定者制度を利用したEYメンバーの声

第2事業部 シニアマネージャー M.Mine

メディア・エンターテイメントセクター*Advanced認定

*Basic→Core→Advanced→Masterの4段階

■取得のきっかけ

元々私は不動産、建設、パブリック、飲食(小売)など様々な業種・セクターを経験してきました。

第2事業部所属となった後は、担当クライアントがほぼメディア・エンターテイメントセクターとなり、このセクターならではの論点やよくある内部統制上の改善提案ポイント等の理解が深まってきたと感じていました。

そのような中、セクター活動にお誘い頂きまして、セクター内での研修や最新のトピックの共有を兼ねた定例ミーティングなどに参加し、非常に有意義な経験を積むことができました。セクター活動に参加したタイミングくらいに、セクター認定者のBasicはすぐに取得をしています。

その後、セクター担当パートナーからAdvanced取得にチャレンジしてみないかと声をかけてもらい、自分でも取得できるのか不安はありましたが、せっかくの機会ということでチャレンジを決めました。

ちょうどシニアマネージャーへの昇格のタイミングとも一致していましたので、昇格したときに一段階高い視点でセクター活動をしていくためにも、Advanced認定を目指したいという気持ちもありました。

■実際に取得してみてどうだったか(取得までの道のり、サポート体制はどうだったか、など)

Advanced取得には、セクターに貢献したと認められる成果物が必要となるため、その成果物の確認やサポートには同じセクターの上長であるパートナーやシニアマネージャー(取得時はマネージャーでした)に多大な尽力を頂きました。

■これからどのように活かしていきたいか

メディア・エンターテイメントセクターのナレッジ蓄積のため、これまでよりセクター活動に力を入れたいと思っています。今年は、ナレッジ発信担当となりましたので、EYメンバーが活用できるEY新日本ならではの専門性の高いナレッジ発信に力を入れていきたいです。楽しみにしていて下さい。

法人外に対しては、Advanced認定を生かして、より専門性の高い情報提供を行いたいです。日々クライアントと接する中で、経営者を含むマネジメント層は業界やセクターの動向にも気を配っていることを感じます。我々監査人は、クライアントが日々接する日常的な情報以外の会計論点やIR情報等についても積極的に情報提供することができます。

特に最近だと、ESG(Environment/Social/Governance環境・社会・ガバナンス)といった新しい観点からの情報提供が活発化していますので、この点EY新日本からの積極的な情報提供により、担当するセクター全体での活性化に繋げることが最終的な目標です。

また、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の最大化を目指し、各社が様々な施策にチャレンジしていると思いますが、好事例などについても可能な範囲内で情報提供していけたらと考えています。

皆さんも認定制度を利用して、セクターナレッジを深めてみてはいかがでしょうか?