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2025.10.10
インタビュー~海外駐在~

EY新日本でのキャリア -海外駐在- ~アトランタ~

第2事業部 シニア H.Sato

私はEYグローバルのモビリティ制度を利用し、2023年1月からアメリカのアトランタオフィスに2年半出向していました。現地では、私がこれまで日本で担当していた大手飲料メーカーの本社の監査チームに所属し、年間の約7割をメインクライアントの監査業務に充てていました。残りの3割は、現地の日系メーカーや緊急医療クリニックを運営する企業の監査、新規クライアントの初年度監査なども経験しました。

私が海外駐在に行きたいと思ったきっかけは、もともと欧米の文化に興味があり、現地で仕事をしてみたいという思いからでした。EY新日本にはグローバルモビリティ制度が充実していることを知り、USCPAの資格取得を目指す頃には海外赴任を念頭に置いていました。

休暇の過ごし方

アトランタはテニスをする環境がとても充実しており、土日のほとんどは試合やテニス関連のイベントで過ごしていました。またEYで仲良くなった友達と陶芸教室に通ったり、アメリカでの大イベントであるSuper Bowlをテレビで一緒に観戦したり、独立記念日にBBQや花火を楽しんだりと、現地の生活を満喫することができました。

(冒頭の写真はアトランタのテニスリーグで優勝した時のものです)

海外駐在で得たもの・気づき

海外駐在経験で得たものや気づきは数えきれないほどあります。やはり言葉の壁や文化の違いによりうまく行かないことも多々ありました。アメリカ南部という地域性もあり、一緒に働く同僚は外国人と接する機会が少ない方がほとんどで、日本人というマイノリティとして働く大変さも痛感しました。また、現地の働き方も日本とは異なり、みなさんワークライフバランスをうまく保っている印象でした。日が短くなる冬の繁忙シーズンには仕事を優先して長時間働くことも厭いませんが、サマータイムで日が長くなる春夏にはプライベートの時間を楽しむためにもなるべく早めに仕事を終えられるようメリハリのある働き方をされている方がほとんどでした。また、多くの監査チームが繁忙シーズンでもチームのモチベーションをあげるための努力をしているのも印象的でした。例を挙げると、多くのチームが繁忙期中のプライベートの優先事項をチームで共有します。例えば、繁忙期中でも火曜と木曜は定時後にワークアウトのクラスに通う、金曜日の夕方は早めにログオフして家族との夕食を楽しむ、等です。チームはそれを尊重できる環境を整えるようにしていました。

現在は帰国して約1か月半が経ち、日本の生活にも慣れてきました。現地での生活や現地でできた友人たちを思い出して寂しくなることは多々あります。ですが、駐在生活で築き上げたコネクションを大切にし、今後のキャリアにつなげていければと思います。

(写真は仲良しのEYメンバーとの送別会で撮ったものです)