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EY新日本でのキャリア 海外駐在~多彩な駐在制度〜

Matsumoto: 皆さん、こんにちは!今回のブログでは、JBS(※)パートナーのArikuraさんをお招きして、「EY新日本の海外駐在制度」をテーマにお話を伺います。
まず、Arikuraさんご自身も昨年まで駐在されていましたが、どのような経緯で駐在されたかなど簡単に教えていただけますでしょうか。
※JBS:Japan Business Services。海外進出をしている日系企業を支援するEYのジャパンデスク・ネットワーク
Arikura: はい、私は東京事務所で就職したのですが、パートナー登用後に仙台事務所の所長を経て、JBSの欧州統括としてロンドンに駐在しました。その後、東京事務所に戻り、現在はグローバルに事業を展開するクライアントなどを担当しています。駐在中はEYというグローバルネットワークの一員として働いているという体感を得られ、自分の会計士としての価値を大きく高めることができたと感じています。
実は、ロンドン駐在の前の担当クライアントは電力業界がメインだったため、グローバル関係の業務は少なかったのですが、そこから海外駐在に挑戦することができました。私の経験を通じてもEY新日本では日本での業務で必ずしも海外関係の業務に従事していなくても、海外駐在に挑戦できるチャンスは全員が持っていると考えています。
Matsumoto: ありがとうございます。実は私も海外駐在前は海外関係の関与が少ないクライアントがメインクライアントでしたので、海外駐在の門戸が広いという点は私の経験からもその通りかと思います。
EY新日本の駐在プログラム
Matsumoto: EY新日本の駐在プログラムは、年次や目的ごとに複数ありますが、それぞれどういったプログラムになっているか教えていただけますでしょうか。
Arikura: まず、主にシニア向けの若手育成プログラムであるJDP(Japan Development Program)があります。これは、若い年次から海外での監査経験を積んでもらい、グローバル人材を育成することを目的としています。対象は原則として、直近1年の監査従事経験がある監査事業部に所属するシニア、スタッフ(修了考査合格済み)で、派遣期間は原則2年間となっています。
次に、シニアマネージャー・マネージャー向けの"JBS駐在"があります。これは、クライアントの海外事業展開をサポートすることを主目的としつつ、JBSのネットワークの一員として、日本企業に高品質なサービスを提供し、EYの収益拡大を図るものです。海外駐在の経験を通じて、日本企業の海外事業におけるビジネスニーズに対応できるスキルとネットワークを兼ね備えたグローバル人材を育成することを目指しており、派遣期間は原則3年となっています。
上記に加えて、クライアントベースの駐在もあり、大規模にグローバルに事業展開するクライアントに対して、ニーズに応じて1年から2年程度の期間で特定の国に駐在するというチャンスもあります。
現在、海外駐在のチャンスを増やす取り組みを進めており、これから入社する方々にとっては、チャンスが増えるタイミングと言えると思います。
Matsumoto: ありがとうございます。私自身もJBSとしてヨーロッパに駐在しましたが、海外展開を進める日系企業にとって、会計士の駐在員のサポートはとてもニーズがあると感じていました。
EY新日本の駐在プログラムの特徴
Matsumoto: 続いて、EY新日本の駐在プログラムの特徴で、特に強調したい箇所がありましたら教えてください。
Arikura: EY新日本としては若い年次から駐在を経験し、複数回の経験を経て真のグローバル人材として成長し、グローバルクライアントのビジネスパートナーが育っていくことを志向しており、そのためのプログラムを整備しています。また、駐在プログラムだけでなく、その前段階での日本での英語学習プログラムもあります。
さらに、海外EYからの人材を監査部門に駐在受け入れていますので、日本にいながらも日常的に海外EYのメンバーと共に働く労働環境があることも特徴の一つです。
Matsumoto: 私もマネージャー昇格のタイミングで海外駐在を目指し始め、EY新日本の学習プログラムを活用して、実際に駐在に出ることができました。
会計士にとっての海外駐在
Matsumoto: 最後に、会計士が海外赴任を経験する意味について、どのようにお考えか教えていただけますか。
Arikura: 会計士の駐在は、ハードルが高いように思われがちですが、会計や監査といったバックグラウンドは世界共通ですし、EYの監査ツールなども世界で統一されているので、他業種の海外駐在よりも海外での業務はスムーズに進められる面があると考えています。
海外赴任を経験することで、単なる英語でのコミュニケーション能力にとどまらず、文化の違いを体感し、コミュニケーションのレベルを上げることができます。会計士として自分の価値を高める方法は様々な方法がありますが、海外駐在は絶好の機会の一つではないかと思います。
Matsumoto: Arikuraさん、ありがとうございました。
EY新日本では将来的に海外駐在を経て、グローバル人材となっていくメンバーを求めています。グローバルファームであるEYのサポートを受けながら、グローバルなキャリア形成を目指してみませんか?最後までご覧いただき、ありがとうございました。
合格発表までの期間中、駐在経験者の体験談を随時ブログにアップ予定です。そちらも是非ご覧ください!
D.Arikuraプロフィール
2006年 みすず監査法人パートナー登用
2007年 EY新日本監査法人入社 / パートナー登用
2016年~2020年 仙台事務所 所長
2021年~2024年 EYロンドンに出向赴任
2025年 EY新日本有限責任監査法人 執行役員就任
Y.Matsumoto プロフィール
2007年 EY新日本監査法人入社
2007年~2020年 国内上場企業を中心に多くの業種の会計監査に従事
2020年~2025年 JBS(中欧担当)としてEYポーランドに出向赴任
2025年~ EY新日本有限責任監査法人にてグローバルクライアントの監査に従事
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