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2023.09.05
パブリックセクター

【パブリック】 ①パブリックセクターって何をしているの?

EY新日本ブログチーム

皆さん、こんにちは!EY新日本ブログチームです。

論文式試験も終わり、一息つかれているところでしょうか。さて、EY新日本では9月から法人説明会・テーマ別説明会を開催しています。

イベント情報|EY新日本有限責任監査法人定期採用サイト (shinnihon.or.jp)

この記事を読んで、パブリックセクターについておおざっぱにつかんで頂けると法人説明会・テーマ別説明会を通じてご自身のキャリアを考えていけるのではと思います。

EY新日本パブリックセクターが目指すこと(パーパス)

私たちEY新日本の創業者の一人である太田哲三は、「吾等は会計奉公の精神を堅持し企業財政の健全化による邦國経済の永遠なる繁栄に寄与することを本領とす」と述べ、これが社是と、私は考えています(額縁写真ですみません)。

入社当時、この言葉に胸を熱くしましたので、紹介しました。

EYのパーパス"Building a Better Working World"(グローバルな経済社会の円滑な発展に貢献する監査法人)を、私たちパブリックセクターは「社会のナビゲーターとして、多様化する市民の幸福を充足する社会を先導する」として落とし込み、日々業務に励んでいます。

「社会課題」という言葉は、人によって様々な捉え方はあると思いますが、パブリックセクターのクライアントが抱える課題がそのまま社会課題になることも多く、目の前の仕事で成果を出すと、それが社会への貢献につながる、というのはパブリックセクターで仕事をしてこそ積める経験です。

パブリックセクターには監査をメインに担当するチームと、非監査業務を担当するチームがあるのですが、皆さんが入社されてすぐに配属される可能性が高い監査関連を中心にご説明します。

パブリックセクターの主な業務分野の紹介(順不同)

  1. インフラ会社

クライアント:道路会社(東、中、西)、空港・港湾等の管理会社

日本社会の影の主役、そう、インフラ会社の監査を実施できるのも、パブリックセクターの隠れた魅力です。不動産・建設セクターとも連携して、業務を実施しています。

  1. 教育

クライアント:東京大学、慶應義塾大学

国立大学・私立大学・公立大学問わず、幅広く監査を実施しています。教育研究がメインですが、附属病院を有する大学も多く、③ヘルスケアとの掛け持ちというメンバーも多いです。

海外大学と比較して我が国大学の地盤沈下が言われており、監査人として貢献できることはないか、日々考え、実行しています。

  1. ヘルスケア

クライアント:国立病院機構、地域医療連携推進機構、東京都立病院機構

高齢化が世界的潮流となっている中、日本の医療は医療費の増大や医師や介護職などの人材不足、病床機能及び介護施設の偏在など、さまざまな問題を抱えています。私たちは公認会計士として医療・介護機関にサービスを提供することを通じて、サステナブルなヘルスケアシステムの構築に貢献できると信じています。子どもたちが安心して医療を受け続けることができるよう、世界各国のヘルスケアシステムと健康をリードするような、より良い社会の構築を目指しています。

  1. 地方自治体

クライアント:東京都他、全国の自治体

地方自治体に対しては、包括外部監査(地方自治法が求める指摘型監査)を主に実施しています。私たちがイメージする通常の保証型監査と異なり、「指摘型」かつ「長文型」の監査ですので、それまでの監査経験を活かして、クライアントに刺さる指摘を行い、改善施策を見届けるというのがやりがいです。

  1. 特殊法人・公益法人

クライアント:日本放送協会、民都(民間都市開発推進機構)

こんな組織まで、と思われた方も多いのではないでしょうか。実は、EY新日本パブリックの「祖業」といってよいのが特殊法人です。業種業態様々で、パブリックセクター+αの知見を日々総動員して対応しています。

小話ですが、監査六法でいきなり「民都」と略称で出てくる一般財団法人民間都市開発推進機構も私たちのお客様です。

  1. 政策金融

クライアント:日本政策金融公庫、国際協力銀行

パブリックなのに、金融?と思われた方、多いと思います。実は、パブリックセクターの重要な柱が金融なんです。皆さんの知らないところで、税金がこんな風に使われて・・・。あとは実際に関与されてからのお楽しみです。

主に業態でくくってしまいましたので、書ききれてないところも多々あります。

日本で(世界で)このクライアントでしかやっていない、というのが多いのがパブリックセクターの特徴です。

このブログを読んで少しでも関心をもった皆さん、ぜひ、テーマ別説明会でお会いしましょう!

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パブリックセクター編②以降では、パブリックセクターのクライアントに関わられている方へのインタビュー記事を予定しています。随時掲載していきますので、お楽しみに!