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2023.09.15
地区事務所新潟事務所

【新潟事務所】IFRS監査について

新潟事務所 シニア 石塚

皆さん、こんにちは!今回のリクルートブログを担当する石塚です。
試験も終わり、今は各監査法人の説明会に参加されているところではないでしょうか。たくさんの情報が皆さんのもとに入ってくると思いますが、情報の多さに埋もれず、ご自身がどんな業種の監査に興味があるのか、どんな業務に携わってみたいのかなど、ぜひ具体的なイメージを膨らませながら就職活動に取り組んでいただければと思います。
その中で、今回のテーマである「IFRS監査」が、皆さんの参考になれれば非常に嬉しいです。

日本では、IFRS基準の適用は2010年3月期の連結会計年度から任意適用が可能となっています。当時は適用する会社も少なかったですが、適用開始から10年以上経過した今では、適用会社は250社を超えており、年々増加し続けています。また、直近の時価総額も、IFRS適用会社だけで東証上場会社の時価総額の約半分を占めており、資本市場の健全な発展においてもIFRS監査の重要性はどんどん高まっていると感じます。
IFRS基準と日本基準との主な相違点として、IFRS基準では減損損失の戻入が認められていること、のれんの償却は行わないこと、有給休暇に関する会計処理が求められること、その他の包括利益に認識する一部の項目についてはリサイクリング(過去にその他の包括利益に認識した金額を純損益に組み替えること)が禁止されていること、などが挙げられますが、これらはほんの一部にしか過ぎません。ビジネスの変化や新たな取引事象の発生などがあれば、それがIFRS基準の適用に影響するかどうかも常に検討する必要があります。この点EYでは、IFRS監査に関する研修制度が充実していますので、基準に関する知識の更新や理解の復習にとても役立っています。

新潟事務所では、製造業の上場クライアントでIFRS基準を適用しているクライアントが3社ありますので、地区事務所に在籍しながらIFRS監査の業務経験を積むことができます。地区事務所だけでIFRS監査が出来るの?と不安に思う方もいるかもしれませんが、IFRSを専門に取り扱う本部の部署と、IFRS基準の新設・改正やIFRS固有の論点等について連携を密にしながら業務を進めていますので、地区事務所であっても首都圏の事務所と変わらないサポートを受けることができます。ご安心ください。もちろん、日々の自己研鑽は欠かせませんが、IFRS監査はとてもやりがいのある業務だと思いますので、ご興味がある方はぜひ新潟事務所の説明会にご参加ください!新潟事務所でどのようなIFRS監査ができるのか、具体的に説明させて頂きますので、お気軽にご連絡ください。

皆さんからのご応募お待ちしております!

【現在予定している法人説明会の概要となります】
◆対象:2023年公認会計士試験論文式試験受験者及び過年度合格者
◆日時:個別説明会 随時開催
◆会場:EY新日本有限責任監査法人 新潟事務所
(新潟市中央区東大通一丁目3番10号 大樹生命新潟ビル7階)
◆内容:新潟事務所概要、オフィスツアー等
◆持ち物:筆記用具


※個別説明会参加希望者は希望される日時を第3希望までご連絡ください。
※オンラインでの参加の場合は、カメラ&音声機能付きのPC又はモバイル端末(タブレット、スマートフォン)をご使用ください。「Microsoft Teams」での開催を予定していますが、詳細はご予約時にご案内させていただきます。

◆お申し込み方法:メールにてご予約をお願いします。
 メール:recruit.niigata@jp.ey.com
  担当:若月、管野
◆お申し込み期限:参加希望日の前々日の17:30まで
◆お問合せ先:TEL:025-245-4611またはメール:recruit.niigata@jp.ey.com
 受付時間:月~金曜日(祝祭日除く)、9:30~17:30