HOME > リクルートブログ > 【浜松・静岡事務所】アトランタ駐在インタビュー Vol.10

Recruit Blog リクルートブログ

事務所一覧

2023.11.13
地区事務所浜松・静岡事務所

【浜松・静岡事務所】アトランタ駐在インタビュー Vol.10

浜松・静岡事務所 リクルート担当 鈴木(大)・鈴木(雄)

(アトランタ事務所の写真です)

皆さまこんにちは!

今回のブログは、浜松事務所入社2年目の鈴木(大)と1年目の鈴木(雄)の2人でお送りします。

今回は、浜松事務所から、アトランタへ現在、駐在されていますシニアマネージャーの小池さんにお話をお伺いしました。浜松・静岡事務所には、駐在経験のあるメンバーが多く在籍しています。今回のブログが、少しでも皆様の今後のキャリアを考える上でのお役に立てると幸いです。

【プロフィール】

小池さん
シニアマネージャー、静岡県出身
2009年にEY新日本有限責任監査法人東京事務所へ入社。
マネージャーになったタイミングで浜松事務所へ異動。
主に製造業を行うグローバル企業で、海外業務・統括業務を行った後に、
2022年10月よりアトランタへ駐在。

インタビュアー鈴木(大)
スタッフ、静岡県出身
大学卒業後にEY新日本有限責任監査法人浜松事務所に入社。
主に製造業を行うグローバル企業及びその子会社を担当。

インタビュアー鈴木(雄)
スタッフ、静岡県出身
大学卒業後にEY新日本有限責任監査法人浜松事務所に入社。
主に製造業を行うグローバル企業や信用金庫を担当。

(アトランタ事務所から撮った写真で、左手に見えますのが、メルセデス・ベンツ・スタジアムです)

【インタビュー】

鈴木(大):本日は、よろしくお願いいたします。まずは、海外駐在を希望したきっかけや理由について教えてください。

小池さん:東京事務所から浜松事務所へ異動をした際に、グローバルな上場会社の監査チームに入り、そこで海外業務や統括業務を行っていました。業務の一環として、海外子会社への出張や海外子会社チームの担当者と英語でやりとりをする中で、海外駐在に興味を持ちました。また、ほかにも、きっかけの1つとして、浜松事務所へ来てから関与させていただいたクライアントの方の多くが、海外駐在の経験があり、これは、一度海外へ行くべきなのではと思ったのもきっかけの1つです。

鈴木(大):ありがとうございます。確かに、会社の方々は、海外駐在の経験がある方が多いですよね。自分も日々の業務で、刺激を受けています。日本とアメリカで、働き方には違い等はありましたか?

小池さん:アメリカでも監査をメイン業務としているので、特段の違いはないですね。監査業務において、日本会計基準とアメリカの会計基準とで基準は違いますが、監査でやらなければならないことは、同じですから。ただし、違いがさほどない中でも、一番大変なのは、言語ですかね。現地の日系企業を相手にしているとはいえ、会話・メール・チャットの7割ぐらいは、英語ですからね。アメリカに来てからの方が、スピーキングの練習をしているかもしれないです。

鈴木(雄):そうなのですね。ちなみに、駐在前の日本で業務を行っている時は、スピーキングの練習は、どのような感じでやられていたのですか?

小池さん:話す機会は、業務外で時間を作っていましたね。例えば、今は、コロナで行われてはいませんが、1カ月間フィリピンへの語学研修や法人の英会話学習にオンライン英会話があり、それらを用いてスピーキングの練習をしていました。

鈴木(雄):やはり駐在をするには、かなりの努力が必要なのですね。私は今、リクルートメンバーとして活動しているのですが、受験生の中には、駐在に興味がある人もいて、駐在には、どの程度の英語力が必要なのですか?

小池さん:法人の駐在要件は、当然ですがコミュニケーションをとることができるレベルの英語力ですね。そのレベルを図るものとして、TOEICがあります。TOEICの点数が高いに越したことはないですが、求められる英語力は、行きたい国によります。ネイティブな国への駐在希望なら、東南アジア等に比べると求められる水準は高いです。

鈴木(雄):そうなのですね。私も海外に興味があるので、今の内から勉強を頑張りたいと思います。海外へ行く方法は、どのような方法がありますでしょうか?

小池さん:駐在方法は、2つあります。1つ目が、JBSです。JBSは、マネージャー以上を対象として3年程度駐在をする方法です。JBSの駐在は、法人で駐在募集がかかっており、その中から行きたい地域へ第3希望まで選んで申し込む感じです。申し込んだのちに、選考が始まるイメージです。2つ目が、シニア以下でも駐在ができるモビリティーフォー・ユーといった、1年半から2年程度で現地の監査チームに入ることができる制度です。ちなみに、モビリティーフォー・ユーは、現地の監査チームに入って、現地の会社の監査をするのでJBSよりも英語力が求められます。

鈴木(雄):JBSで駐在が決まるまでの道のりは、どのような感じなのでしょうか?

小池さん:私の場合はですが、まずは、国内の選考があり、JBSの担当パートナーと日本にアメリカから駐在に来ているパートナーとの面談をし、国内選考を通過したら、現地のパートナーと面談があり、その2つをパスすると駐在へ行くことができました。駐在は、結構運の要素があり、人気の拠点には、枠が数人なのに対し、応募が殺到するため、英語能力が高く、業務のパフォーマンスが高い人が選ばれていくため、狭き門になります。私の場合、第1がロサンゼルス、第2がオランダ、第3をシンガポールで応募していましたが、応募締め切りの2日前くらいにアトランタの応募の募集が行われ、1回出張でアトランタを訪れた際に、いい場所だったなと思い、第1をロサンゼルス、第2にアトランタ、第3をオランダへと変更しました。その後、面接をしたパートナーより、アトランタを薦められ、駐在先をアトランタへと決めました。JBSは、一旦、駐在者が決まったら、その人の任期が終わるまでは、募集されないことが多いです。そのため、めぐりあわせや運の要素があるため、駐在に行きたい人は、行きたい国の空きが出たか、逐一チェックしておいた方がいいですね。

鈴木(大):海外の拠点を選ぶ際に、営業の比率が高い国、監査の比率が高い国、営業・監査の比率が半々の国等があるかと思うのですが、第1ロサンゼルス、第2アトランタ、第3オランダであったということは、やはり小池さん的には、駐在先でも監査をメインでやっていきたかったのですか?

小池さん:監査をメインでやっていきたいというわけではなく、せっかく海外へ行くので営業についてもやってみたいという思いはあります。ただし、日本に戻ってきたとき海外で監査業務を一切やらず、日本に戻ってきてから1から思い出し作業をするのは、きついなと感じていたため、7:3で監査7、営業3でアトランタの応募がかかっていたのでよし、と思い応募しました。なので、駐在希望者で駐在先について悩んでいる人へのアドバイスとしては、監査をやりたいのか、営業をやりたいのか、どの程度の比率でやりたいのかを考えて行きたい国を決めるのがいいのではと思います。あとは、JBSとして行くのか、モビリティーフォー・ユーで行くのかも選択肢としてあります。ちなみに、営業3とありましたが、今は、監査10で働いています。

鈴木(大):ありがとうございます。駐在をする際に、こうした方がよいといったポイントはありますか?

小池さん:まずは、英会話の練習をするべきです。日本にいる間に英語力を上げておくに越したことはないです。国によっても違いますが、海外へ行った際に、交通手段がないことが多いので、私は、車を買うことをお勧めしますね。また、行く場所によっても違うので、行く前に駐在先の国へ行ったことがある人に話を聞いておくことがオススメです。

(小池さんのアメリカでの車です)

鈴木(雄):少し私が興味あることなのですが、ご家庭では日本語でお話をされているのですか?

小池さん:家では基本的には日本語で話していますが、時々、子供と一緒に、英語の練習も兼ねて、10分英語で話そうとかはしています。

鈴木(大):そうなのですね。帰ってくる頃には、お子さんの英語力が楽しみですね。最後になりますが、受験生の皆様に一言お願いします。

小池さん:浜松事務所はグローバルに活躍できる環境が整っており、東京よりも海外に関与できる率が高いと言えると思います。シニアから海外出張に行くチャンスもあります。地区事務所にいると、海外の駐在チャンスがないという風に思われる方がいるかもしれませんが、パートナーの駐在経験率は高く、浜松・静岡事務所から現在駐在中のマネージャーもいます。合格発表前に時間があれば、TOEICの勉強や会計英語の勉強をすると、スムーズに海外業務ができるかもしれません。年次が経つにつれて仕事は忙しくなっていき、修了考査など忙しくなる前に英語の勉強を少しずつでも継続してやっていくことで、チャンスが巡ってきたときに掴みやすいと思います。英語という資産を早い段階で獲得すれば、自分の人生で長い期間収益獲得に貢献してくれると思います。皆さんの今後の活躍を期待しています。

いかがでしたか。EY新日本浜松・静岡には、駐在経験のある方やUSCPA取得者などグローバルなバックグラウンドを持つメンバーが多く在籍しています。今回のブログが、駐在やグローバル業務等に興味がある方のご参考になれば幸いです。なお、USCPAについては、以前ブログを掲載したので、まだ読んでいない方は、ぜひそちらも読んでみてください。

浜松・静岡事務所についてもっと知りたいと思った方や他の事務所・法人と悩んでいるという方は随時、個別の事務所説明や個別面談を実施します。ご希望の方は、メールアドレス portal-ham@jp.ey.com  まで、お気軽にご連絡ください。

なにか気になることや疑問点がありましたら、遠慮なくご連絡ください。

======================================

■メール

件名:[気になること・疑問点]

内容:[氏名][連絡先(携帯番号)]をご記入の上、下記宛先までご連絡ください。

宛先:portal-ham@jp.ey.com リクルート担当まで

(折り返しリクルート担当よりご連絡いたします。)

======================================