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2023.09.01
仙台・福島・山形(連絡)事務所地区事務所

【仙台・福島・山形(連絡)事務所】 第7回 「最後の関門 修了考査!」

福島事務所 スタッフ 多田

皆さま、こんにちは。

福島事務所スタッフの多田です。

写真は、夏季休暇の際に行った、猪苗代湖の写真です。

毎日暑いので、少しでも涼を感じていただければと思います(笑)。

今回は、皆さまの近い未来についてお話をしたいと思います。

そう、公認会計士になるための最後の関門、修了考査についてです。

まずは、少し私の自己紹介からさせていただきます。

私は、2020年に論文式試験に合格し、2021年3月にEY新日本福島事務所に入社しました。

2023年現在、入社して3年目になり、今年の12月に修了考査受験予定です。つまり、修了考査は未経験で、現在勉強中の身となります。

では、早速今回の本題の修了考査についてお話します。修了考査はどんな試験なのか、それらの詳しい説明については主催者である日本公認会計士協会のホームページをご参照ください。
修了考査について | 日本公認会計士協会 (jicpa.or.jp)
修了考査に関するQ&A | 日本公認会計士協会 (jicpa.or.jp)
皆さまは修了考査の合格が公認会計士登録の要件であることを知っておいていただければ十分かと思います。

次に、修了考査の合格率や難易度についてお話します。こちらも公表されていますので詳細は省略いたしますが、修了考査の合格率は全体で70%程度と言われていました。しかし、2019年度、2020年度の試験では合格率が50%を下回りました。短答式や論文式に挑戦している皆さまからすればそれでも合格率が高すぎて驚かれるかもしれませんね。ですが、修了考査を受験する資格を有するのは論文式試験を突破し、実務補習所に通い、その課題をこなした人たちです。そのような人たちが3割から5割落ちる試験というのはやはり難しいとイメージしていただきたいです。

 さて、ここまでお読みいただいた皆さまは、なんとなく修了考査は大変そうといった印象を抱いているかと思います。では、その試験について、法人はどのようにサポートしてくれるのかを説明をいたします。

 まずはお金の話です。はじめに、修了考査の受験料(3万円弱)は、法人が負担してくれます。この辺りはそこまで驚きが無いかもしれません。次に、予備校が実施している修了考査対策講座(10万円~20万円)受講費用も法人が負担してくれます。これは驚きですよね。ちなみに私は定価17万円の予備校に申し込みましたので、合格できるように頑張ります。さらに、修了考査が開催される会場から事務所が離れている場合、交通費や宿泊費について法人が負担してくれます。要するに、法人のメンバーは修了考査受験にあたり、お財布にダメージは無いのです。正直かなり嬉しいです。

 次に時間の話です。修了考査の対策にはやはり時間がかかります。対策と言えば予備校の講義を受講し、答練を解く。この辺は皆さまも想像しやすいかと思います。しかし、仕事をしながらだとなかなか時間が捻出できないものです。    

そこで、法人の施策として、少しでも勉強時間を確保するためにノー残業デーの実施をしています。最近は私も定時に帰って勉強しています。他にも試験休暇制度があります。これは試験前に10日分の休暇が付与されるという、シンプルながら絶大な効果がある制度です。修了考査受験生の大半はこの試験休暇に有給休暇を繋げて1月程度仕事を休み、勉強に専念します。こんな長期の休暇が許されているあたり、法人の本気度が伺えますね。もちろん試験休暇は有休ですので、1月仕事を休んでも1月分の給料がもらえてしまいます。安心して勉強ができますね。

また、業務の分担についても配慮がすごいです。上司や先輩が様々な配慮をしてくれます。例えば、業務の負担感が少なくなるような配慮や、修了考査の対策となるような業務を優先的に分担してくれるといった、事務所全体で合格への後押しをしてくれます。このようにして、私たち修了考査受験生は勉強時間を確保し、業務の中で修了考査対策を進めることができます。

 次に、このような環境で勉強を開始してみた感想や、実際にどんなふうに勉強をしているのかについて、少しだけお話します。

 まず、私が受験生として感じたことは至れり尽くせりだということです。ここまでやってもらえたら落ちるわけにはいかないと、良いプレッシャーがかかり、勉強に身が入ります。無事に合格を勝ち取りたいものです。また、私が所属している東北地区事務所はあまり規模が大きくありません。その分一人ひとりに手厚いサポートがされるため、修了考査合格を目指す事務所としてオススメできると感じています。

 また、勉強法についてですが、特別なことはしていません。皆さまが普段行っていた勉強と同じようなことをしています。強いて言えば、私だけかもしれませんが、タイムロックコンテナ(時間を指定し、その時間まで空けることが出来ない箱)を購入し、そこにスマホやゲームを放り込み毎日数時間封印しています。正直これはスマホ依存の現代人にかなり効きます。

 いかがでしたでしょうか。

少しでも皆さまの修了考査に対するイメージがクリアになっていると幸いです。

最後まで、読んでいただきありがとうございました!