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2023.10.18
仙台・福島・山形(連絡)事務所地区事務所

【仙台・福島・山形(連絡)事務所】 第12回「2年目を意識した1年目を過ごす」

仙台事務所 スタッフ 渡辺

こんにちは!

仙台事務所2年目スタッフの渡辺です!

就活生の皆様、論文試験直後から現在までの就職活動、本当にお疲れ様です<(_ _)>

運命の合格発表日まであと1カ月足らずとなり、東北での就職活動もいよいよ後半戦が始まりますね!

早い方ですと、東北の監査法人は既に1周して、各監査法人の違いやそれぞれの魅力が見えてきたといったところでしょうか。皆さんの中にはもう既に監査法人で働いているイメージができた方もいるかもしれませんね。

そんな監査法人でのキャリアスタートを思い描く皆様へ、今回はあえて監査法人2年目のお仕事についてお話します!

なぜ2年目の話なのか?

「なんで今2年目の話?まず、1年目でしょ!」と思われた方もいるかもしれません。もちろん、1年目は身の回り全てが新しいことですから、学ぶことも多く、充実した日々の中であっという間に時間が過ぎることでしょう。しかしながら、2年目は確かに「1年目の次の年」ではありますが、実は同時に「主査を任される前の年」ともいえるのです。

というのも、東北ユニットでは、主に入社3年目や4年目に初めての主査を任されることが多く、私の先輩にもそのような経験をされている方が何人もいらっしゃいます。

1年目で監査法人のことをようやく覚えたと思ったら、その2年後には監査チームの現場指揮を執ることになるわけですから、監査法人のキャリアップのスピードには驚かされます!

つまり2年目は、昨年まで新人だったスタッフが、来る主査業務に向けての準備を行う大切な年となるのです!

このように単なる通過点のようで、実は非常に重要な意味合いを持つ2年目ですが、大切な2年目を有意義に過ごせるかどうかは、1年目でどの程度高い視座を持って仕事に臨めるかにかかっています。なぜなら、1年目の仕事と2年目の仕事は繋がっていることが多いからです。

具体例を挙げてみましょう!

1年目で主に取り組む仕事の一つに、証憑突合による試査の実施(バウチングとも呼ばれます)。1年目は主査から「販管費の手続きとして25件のサンプルをバウチしてください」 といった指示を受け、黙々と作業をこなします。そして、無事すべてのチェックを終え一安心。1年目では無事故でタスクを完了できただけでも嬉しいと思います。

続いて2年目です。主査から「販管費の手続として、サンプルを抽出してください」といった指示を受けます。お気づきでしょうか?1年目と同じ一連の監査手続ではありますが、2年目ではより上流の仕事を担当することが多いのです。ここでは先ほどの1年目と異なり、サンプル件数がわからないことにも注目です。それもそのはず、

「サンプル数は25件でいいのか」

「サンプル抽出するための母集団は販管費全てでいいのか」

「販管費は通常借方に仕訳されているけど、貸方に仕訳されているものはサンプルとして扱ってよいのか」

こういった論点は、まさにこの2年目で実施する仕事の中で直面することになります。

もちろん、不明点は主査に相談するのが定石、これは1年目でも2年目でも共通です。

しかしながら、前段で申し上げた通り、2年目は主査となる準備の年です。ここでは度立ち止まり、自身で原典に当たり、考えを整理するというステップが必要になるでしょう。このひと手間が大きな成長に繋がります!

 ここまで述べてきましたが、2年目になって「いきなり」上記のことに気づくようになるかと言われれば、厳しいかと思います。私は無理でした(笑)

では、どうすればいいでしょうか?

先ほど述べたように、1年目の仕事と2年目の仕事は繋がっています。そのため、1年目の仕事中に

「なんで25件なんだろう (10件や30件じゃダメなのだろうか・・・・)」

「販管費バウチしているのに、全然出会わない科目あるな (給与とか、減価償却費とか、どこいったのだろう・・・)」

「そもそも立証したいアサーションは何だっただろうか (「発生」だとすれば値引とかは考えなくてもいいのか・・・)」

このような疑問点を浮かべたら、一つ一つクリアにしていくことが大切です。その先が論点の答えに繋がるかもしれません!

自分の職業的懐疑心を信じましょう!

皆さんの監査法人1年目が、2年目とその先の将来に向けて、有意義なものであることを願っています!

Have an ambitious first year !!

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