職員インタビュー

EYでのアドバイザリーは、クライアント企業にも育児と両立させたい自分にも、成長をもたらしてくれる。
2020年入社
FAAS事業部 マネージャー
大手監査法人にて株式公開支援などに従事。大手通信会社に転職後、新規事業立ち上げ時の会計相談を中心とした経理業務に携わる。出産・育児を経た後、EY新日本に入社。大手証券会社の連結決算支援業務で常駐後、現在は大手総合商社に会計税務アドバイザリーとして常駐。(2021年取材時点)

転職先選びで重視した理想のワークライフバランス

EY新日本への入社は、仕事のやりがいと子育て中心の働き方を追求したうえでの選択でした。公認会計士の資格取得後、最初は他の4大監査法人に勤務しました。株式公開支援や法定監査に従事していましたが、多忙を極める7年間でした。その間に結婚したこともあり、少しでも息の長い仕事に就こうと考えて、大手通信会社の経理部に転職しました。2年半勤務し、会計税務担当として電子決済サービスの立ち上げなどに携わりました。一方で、2人の子どもを授かり、出産・育児休暇を経て職場に復帰することもできました。ただ、仕事や働くペースに慣れるにつれて高まっていったのが、激務とはいえ活き活きと働いていた頃の自分を取り戻したいという気持ちでした。二度目の転職活動を始める際、第一条件として挙げたのは、育児と両立できることです。ワークライフバランスを柔軟に調整しながら、会計のプロフェッショナルとして働き続けられる環境を探しました。
INTERVIEW

グローバル企業の意思決定に寄与するブレーンとして

EY新日本のFAAS事業部なら、希望を叶えられる。そう確信したのは、現在の上司である女性シニアマネージャーとの面接の時でした。3人のお子さんの育児と両立しながら活躍されていることを知り、安心できたことが入社の決め手になりました。入社後は、アドバイザリーとしてクライアント企業の成長をサポートしています。1年目は、大手証券会社様を担当し、先方に常駐する形で連結決算支援業務に従事しました。そして2年目には、大手総合商社の会計税務アドバイザリー業務に携わるようになり、一事業部に置かれた管理部に常駐し、事業部内で企画された投資案件のシミュレーションに係る会計、国際税務、バリュエーションなどの相談窓口を務めています。投資先の選択肢の検討、調査や収益の見直しなどに応じて、意思決定に必要な情報収集や分析、提言などを行うブレーンとして貢献することが私の役割です。

働きやすさを生む長いパートナーシップ

ご相談を受ける内容が多岐にわたり、国際会計基準などと照合しながら進める必要がある難易度の高い業務ですが、それだけ大きなやりがいを感じています。グローバル経済が目まぐるしく変化する中で、難局を乗り越える最適解をクライアントやEYメンバーとともに導き出せた時の喜びは格別です。未熟な点もあるため、前任者である上司に助言を求めながら、相談内容によってはEY ストラテジー・アンド・コンサルティングやEY税理士法人の担当者とも連携をとりながら対応をあたっています。長期間パートナーシップを結ぶクライアントであるため、常駐する担当者としては私で6代目になります。歴代の担当者が参加し、先方と情報交換や意思疎通を図る交流会も開かれており、現在に至る変遷や背景などを共有できる機会になっています。また、私が育児と両立させながら従事していることをクライアントもEYメンバーも知っていて、会議の時間帯などにも配慮してくれるため、支障なく業務を進められています。私のケース以外にも、良好なパートナーシップを築けている企業がFAAS事業部には多く、EY新日本での働きやすさにつながっていると思います。

予定どおりに進まない育児をサポートしてくれる就業支援

仕事と育児との両立も、想像していた以上に上手く実現できています。両立させるための工夫としては、クライアントへの出社と在宅勤務をバランスよく使い分けることです。出社する際は、担当者の方々と対面でコミュニケーションを密にとり、通勤時間を削れる在宅勤務の日は資料作成作業などに集中し、早めに勤務を終えて家事に入っています。平日は、保育園に通う長男と次男の送迎に始まり送迎で終わる毎日ですが、突然の発熱で受診が必要になるなど、予定どおりに進まない日も多々あります。その際にありがたいのが、多様な働き方を支えるEY新日本の就業支援制度です。よく利用しているのは、休憩をとる時間帯をはさめる「中抜け勤務制度」や、「選択型シフト勤務制度」です。業務を効率よく進められるので、繁忙期を除けば驚くほど残業する日は少なく、有給休暇も都合良く取得できています。「ベビーシッター利用料補助」や「EY託児所」といった支援もあるので、繁忙期を迎えても安心できます。

躊躇することなく未知の世界に飛び込める環境

希望した業務に従事できていることに感謝していますし、EY新日本のFAAS事業部に転職したことは正解だったと思います。職種が経理職からアドバイザリーに変わり、携わる企業も国内企業からグローバル企業になりましたが、その新たなチャレンジがスキルを磨くモチベーションになり、自分の成長につながっています。FAAS事業部では様々なプロジェクトが動いており、関与してみたい業務がたくさんあります。自分に付加価値を付けていくため、今後も一つひとつの業務に全力で臨みたいと思います。その一方で、私のように育児と両立させながら、会計のプロフェッショナルとして活き活きと働きたい方は多いと思います。躊躇することなく業務に取り組める環境づくりに、微力ながらも貢献していきたいと考えています。クライアントから感謝されることにやりがいを感じ、未知の世界に飛び込むことが楽しいと思える方と、このFAAS事業部で共に働けることを期待しています。
DAY OFF
休日は思いきり「子どもたち」と遊びます
休日は、保育園に通う3歳の長男と1歳の次男を連れて、家族4人で近所の公園などに出かけています。平日は寂しい思いをさせてしまうことが多いので、しっかりと遊んであげたいと思いますし、そのことが私にとっても一番のリフレッシュ術になっています。

ONE DAY SCHEDULE

  • AM 7:20長男の送迎
  • AM 8:00次男の送迎
  • AM 9:00出社
  • PM 9:30クライアントからの会計税務相談に対応
  • PM 10:00相談内容に係る会計基準などの読込・論点整理
  • PM 12:00丸の内でランチ
  • PM 13:00クライアント内会議に参加
  • PM 14:00相談内容についてEYメンバー内で協議
  • PM 16:00EYメンバーに月次報告
  • PM 17:30退社
  • PM 18:10長男の送迎
  • PM 18:30次男の送迎
  • PM 18:40帰宅

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