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円安の日本経済への影響⑥ 
サービスを通じた海外から稼ぐ力の強化を

2015.02.23
※ EY総合研究所は2017年6月30日をもって解散いたしました。 下記の掲載内容は公開時の情報となります。

シリーズ:円安の日本経済への影響⑥ サービスを通じた海外から稼ぐ力の強化を 2012年末から、為替レートが円安に転じてからも、貿易赤字がつづいてきた。その中で、財の輸出に次ぐ第二の稼ぐ力である海外向けのサービス販売(サービス輸出)が注目される。特に、これまで赤字幅を縮めてきた旅行収支と、2003年以降黒字がつづくロイヤリティー収入などの特許等使用料収支が、今後も海外から稼ぐ力として有力だ。その強化のために、サービス販売・管理の拠点を増やす海外への直接投資が重要になっている。製造業などの生産拠点の海外移転に比べて、国内空洞化などの悪影響が少なく、むしろ国内外の事業管理などのために、国内の雇用機会が増えるなど、サービスの海外展開への期待は大きい。