「不正リスク対応基準」が施行されて数年が経ちますが、上場企業における不適切会計の開示件数は年々増加しています。このような中、昨年の2月には日本取引所自主規制法人から「上場会社における不祥事対応のプリンシプル」が公表され、企業における自浄作用を発揮することが求められています。
不正・不祥事が発覚した企業では、限られた時間の中で、不正の根本原因を含む実態解明、財務諸表への影響額の集計、調査報告書の作成、再発防止策の策定等を行わなければなりません。さらに、従業員、投資家、取引先、債権者等はもとより、財務局、証券取引所、監査人等を含むステークホルダーと適時に情報を共有し、資本市場が求める要求水準を満たさなければなりません。
当セミナーでは、このような各種ステークホルダーはどのような視点から企業の有事対応を評価するのか、また、これらの視点を意識して効率的かつ効果的に有事対応を行うためにはどのような点に留意すべきか、さらに有事対応に備えて平時にはどのような点に留意すべきかについて事例や失敗例を交えてご説明致します。
概要
開催日時 | 2017年6月1日(木) 15:00~17:00 (受付開始 14:30) |
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場所 | 新日本有限責任監査法人 名古屋事務所 セミナールーム 愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目24番30号 名古屋三井ビルディング本館12階 Tel: 052 566 1700 |
対象 | 経理、財務、内部監査、法務・コンプライアンス、経営企画等のご担当者の皆様 |
参加費 (税抜き) |
無料 |
定員 | 50名 |
※受講証(自動返信メールでお送りしております)とお名刺をご持参下さい。
※同業他社、コンサルティングファームなどの方のお申し込みはご遠慮下さい。
プログラム
会計不正の有事対応の留意点
- 近年の不正の概況
- 法定開示と適時開示
- 有事対応フロー概要と不正調査実務の留意点
- 再発防止策の策定とモニタリング
【講師】
新日本有限責任監査法人
FIDS(不正対策・係争サポート)
公認会計士 パートナー 田谷 直樹
※内容は、都合により変更する場合があります。あらかじめご了承下さい。
お申し込み方法
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お問い合わせ
新日本有限責任監査法人 アカウンティングソリューション事業部
FIDS セミナー担当事務局
Email: fids_net@shinnihon.or.jp
TEL: 03 3503 3292