昨今、多くの企業がグローバルで事業展開する一方で、国際税務をしっかりと理解して、グローバルベースでタックスプランニングができる人材はまだまだ不足しています。国際税務への対応が遅れているために、同じ利益に対して二重に課税されたり、払わなくてもよい源泉税が徴収されていたり、知らず知らずに税金の負担が増えているケースが多々見られます。
本セミナーでは、海外取引に適用される国際税務やタックスプランニングの基本的な考え方やアプローチについて、図表で分かりやすく解説します。まず、海外取引を7つのパターンに類型化して課税関係を理解したうえで、国際税務に係る主要な税制の仕組みを紹介し、次に、タックスプランニングの基本的な考え方と具体的な手法について、ケーススタディを用いて具体的に解説していきます。
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概要
開催日時 | 2017年6月6日(火) 14:00~17:00 (受付開始 13:30) |
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場所 | 霞が関ビルディング 33階 セミナールーム 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 |
対象 | 経理・財務部門や海外関連部門等で、これまで実務で国際税務やタックスプランニングに携わったことが無い方や、国際税務の基本的な考え方を学習したい方 |
参加費 (税抜き) |
12,000円 ※テキスト代含む ※講師の著書である『図解&ケース 国際タックスプランニング入門』中央経済社(定価3,400円(税抜き))をお一人様一冊ずつ進呈します。 |
定員 | 50名 |
※コンサルティングファーム等の同業他社、および公認会計士・税理士等の同業者のお申し込みはご遠慮願います。
プログラム
- 海外取引の7つのパターンと課税関係
- 企業の海外取引がどのような課税を受けているか図表により整理する
- 資本出資、融資、有形資産の賃貸、無形資産のライセンス、役務提供、棚卸資産販売、その他資産の譲渡
- 国際税務の基礎知識
- グローバルタックスプランニングに必要な国際税制の勘どころを整理する
- 租税条約、外国税額控除、外国子会社配当益金不算入制度
- タックスヘイブン対策税制、移転価格税制
- タックスプランニングの基本とケーススタディ
- タックスプランニングの基本的な考え方とその手法を図表により整理する
- 税率差の利用、取引・保有形態の変更、BEPS対策などプランニングの運用
- 米国、欧州、アジアでの進出形態に応じたケーススタディの解説
【講師】
公認会計士 田川 利一 氏
略歴:
元EY ニューヨーク事務所国際税務部門 タックスパートナー
EY サンフランシスコ、東京、上海事務所駐在
現在、スーパーラグビージャパンチーム「サンウルブズ」CFO
武蔵大学客員教授(International Program)
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お申し込み方法
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