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皆様こんにちは！

EY大阪事務所リクルートブログ担当の西です。

EY新日本は、地域金融機関監査に高いシェアを持っておりますが、今回は「金融業務」について、金融事業部大阪支部の佐藤マネージャーにお話を伺ってきましたのでぜひご覧ください！

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西：こんにちは、リクルートブログ担当、入社1年目の西です。

お話を伺う前に、佐藤さんの入社年次、職階、経歴などを簡単に紹介してもらえるでしょうか。

佐藤：はい！2008年入社、金融事業部大阪支部所属、マネージャーの佐藤喜大（さとうよしひろ）です。

2008年に東京事務所に入社後、2013年から仙台事務所へ異動し、2019年7月から大阪事務所で勤務しています。入社以来、地方銀行を中心とした監査業務に従事しています。

西：大阪事務所が3つ目ですか！他のメンバーと比べると異動が多い印象です。

佐藤：そうですね、「モビリティ制度」と呼ばれる法人内の転勤制度を利用し異動しています。色んな場所で色んな方と働く機会を与えてもらっています。

西：さて、今回は「金融業務」についてお話を伺いたいのですが、まず、金融事業部大阪支部の特徴や、金融監査の内容について教えてください。

佐藤：はい。現在、金融事業部大阪支部には30名程度のメンバーが所属しており、近畿・中四国地方の地域金融機関をメインに、地方銀行、信用金庫、信用組合、証券会社などの監査を担当しています。

金融事業部大阪支部の特徴としては、事業会社監査と兼務できる点でしょうか。

金融監査は専門性を要求される分野でありますが（「金融会計監査六法」も用意されています）、幅広い経験を積んでもらうために、若手メンバーを中心に事業会社も担当しているメンバーがほとんどです。

大阪事務所内の他グループメンバーとの交流機会もあり、この点は非常に良い面だと思っています。

西：なるほど、大阪の金融メンバーは金融機関と事業会社の両方の監査を経験できるのですね。先ほど、「金融監査は専門性を要求される分野」とのことでしたが、どういった点が事業会社監査と異なるのでしょうか。

佐藤：事業会社監査になくて、金融監査にあるもの。これは何といっても「自己査定監査」につきると思います。

金融機関では会社や個人に貸したお金が「ちゃんと返ってくるかどうか」を、金融機関自ら（＝自己）が１社ずつ判定（＝査定）しています。

判定結果に応じて「貸倒引当金」の金額が変わってくるため、金融機関の判定結果に同意できるものであるかを検証する手続は、非常に重要な手続、かつ、金融監査のやりがい・楽しさでもあると思っています。

金融機関の監査を担当する人には、この自己査定監査という手続はぜひ得意になってほしいですね。

手続に際しては、多種多様な「お金を貸した先」の財務諸表を分析するため、財務諸表分析の力が鍛えられます。

また、内部・外部のたくさんの情報分析や担当者へのヒアリングに基づき、将来的な見通しを検討する場合もあるため、監査を極めたい人だけでなく、将来アドバイザリー業務を行いたいという人にとっても、とても勉強になると思います。

西：ありがとうございました。最後に受験生の皆様へ向けたメッセージをいただけますでしょうか。

佐藤：昨今では、仮想通貨業者の監査業務など、デジタル化の進展により金融業務にも新たな領域が広がっています。

金融業務を通して知る世界はとても広く、監査に限らず、財務デューデリジェンスなどの非監査業務にも関わる機会も得られますので、ぜひ、金融業務にもチャレンジしてみてください。皆様とお会いできることを楽しみにしています。

(金融事業部大阪支部のスタッフ山下直記さんと)

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皆様、いかがでしたでしょうか。このブログを通してEY新日本の「金融業務」に少しでも興味を持っていただけていると嬉しいです。

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