外貨建その他有価証券の評価減

2011年11月25日
カテゴリー 会計実務Q&A

Question 

時価のある外国株式をその他有価証券として保有しています。外貨ベースでは時価は上昇していますが、円高のため円貨ベースでは取得価額の半額以下に下落しています。この場合、強制評価減は必要でしょうか。

Answer

時価のある外貨建有価証券の場合、「著しく下落したかどうか」及び回復可能性の判断は外貨ベースで行います。外貨ベースで著しい下落が生じていなければ、為替相場の変動により円貨ベースで取得価額の半分以下に下落しても、それをもって強制評価減が必要とはされません。

根拠条文

  • 外貨建取引等の会計処理に関する実務指針 第18項、第19項

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