リース資産減損勘定 (りーすしさんげんそんかんじょう)

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リース資産減損勘定とは、固定資産に計上されていないリース資産に配分された減損損失に対応する負債のことをいいます。
借手側が、所有権移転外ファイナンス・リース取引について、通常の賃貸借取引に係る方法に準じて会計処理を行っている場合、リース資産又は当該リース資産を含む資産グループの減損処理を検討するにあたっては、当該リース資産の未経過リース料の現在価値を、当該リース資産の帳簿価額とみなして、減損会計基準を適用します。
その結果、リース資産に配分された減損損失は、重要性がある場合には負債の部において「リース資産減損勘定」等適切な科目をもって計上することとなります。当該負債は、リース契約の残存期間にわたり定額法によって取り崩され、当該取崩額は、各事業年度の支払リース料と相殺します。

【減損損失計上時の仕訳】
リース減損損失 ××× / リース資産減損勘定 ×××

【リース料支払時の仕訳】
リース料 ××× / 現金預金 ×××

【決算仕訳】
リース資産減損勘定 ××× / リース料 ×××

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