Winning Women ビジネスセミナー In Osaka(第1回)
女性経営者のための実践講座「経営を学ぶシリーズ 第1回」セミナー後記

2014.02.21
公認会計士 阪田 美弥

去る1月31日(金)、大阪で第1回となるWinning Womenビジネスセミナーを開催しました。

大阪でのWWNとしての初めてのセミナーでありましたが、総勢24名の女性経営者およびエグゼクティブの皆さまにご参加いただきました。多くの方にご参加いただき、大変有難く嬉しく思っております。

本稿をご覧いただき、ご参加いただけなかった方にも、活気あふれるセミナーの様子を感じていただけますと幸いです。

セミナー前半では、近畿財務局 総務部総務課 経済調査課長 花田一夫さんと、企画係 中留庸子さんより、「関西女性経営者48人のヒアリング結果」をテーマにご講演いただきました。

ヒアリングは、近畿財務局が関西女性経営者に実施したもので、そのヒアリングの内容は、社長就任時の家庭の状況から、社長就任のきっかけ、経営の柱となる漢字一文字、求める社員像、働く妻を持つ男性に伝えたいことなど、さまざまでした。また、女性経営者から働く女性へ、目的を明確に持って、女性だからと甘えず、家庭を大切にしながら、明るく前を向いていこうとのメッセージもいただきました。ご講演からは女性経営者のご苦労や熱い情熱が伝わってきました。

セミナー後半では、デリバリーサービスポータルサイト「出前館」を運営されている夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長 中村利江さんに「ベンチャービジネスから得る新規事業創造のヒント」をテーマにご講演いただきました。

中村さんは、まず、「夢の街創造委員会」の会社名に込められているという経営理念についてお話くださいました。それは、あったらいいなというサービスを形にする「夢の街」、ゼロから1を作り出す「創造」、役職にかかわらず委員会活動のように活発に議論する社風である「委員会」というものでした。

そして次に、新規事業創造のヒントをご紹介いただきました。具体的には、その事業に成長性があるか、そして、その事業が他社にない特徴を有しているかが新規事業として成功する上で重要であるとの内容でした。

従来の出前といえば、「チラシ」という紙媒体で情報を発信し、「電話」という通信媒体でオーダーを受注するというものでした。しかし、出前館は、インターネットを用いて情報の発信とオーダーの受注の両方を行うこと、電話ではなく、インターネットで受注を受けるという点で、新規の事業であったとお話されました。

消費者の目線から生まれた世界最先端のE-コマースであること、加盟店の目線から見ても、インターネットを使わずとも電話により、注文から待ち時間表示まで行えるようにすることで、ビジネスに参加しやすくなったことについてもお話されました。

前例のないビジネスモデルで、創業当初はなかなか受け入れていただけなかったこと、現在はユーザー様・加盟店様双方に価値をもたらすサービスとして拡大を続けていることについてもお話されました。

ご講演は、経営理念が込められた社名どおりの経営を実践され、自ら事業を創造するべく、現在も挑戦し続けておられるという点で、中村さんの情熱が伝わるものでした。参加者の方も、自らの事業にヒントを得るべく、熱心に聞き入っていらっしゃいました。

ご講演が終わると、参加者の方から、中村さんに対し、「創業当初のご苦労」「仕事と家庭の両立」「挑戦し続ける力の源」「社内の人材の育て方」など、たくさんの質問がされました。

講演後には、セミナーの参加者の中から希望者の方に、自己紹介、自社のPRをしていただく場を設けました。

また、セミナー後には、Face to Faceにて情報交換をしていただける場として交流会を設けました。交流会には中村さんにもご参加いただきました。

このような情報交換の場が、皆さまのネットワーク構築の一端となれば幸いです。