Winning Women ビジネスセミナー(第3回)「女性経営者に学ぶ成功のポイント」セミナー後記

2013.04.17
公認会計士 石尾 知佐子

2月27日に3回目となるWinning Womenビジネスセミナーおよび交流会を開催し、総勢約60 名の女性経営者およびエグゼクティブの方々にお集まりいただきました。今回のセミナーは、第1部は「中期経営計画作成のポイントの解説」、第2部は「女性経営者セッション」、第3部は「会員等によるPR」の3つの内容で行いました。パワーと魅力あふれる女性経営者3人の方によるセッションに、多くの方に興味を持っていただけましたことに心より感謝いたします。

セミナー後記女性経営者セッションには、洋菓子のヒロタを運営する21LADY株式会社の広野道子代表取締役、化粧品コミュニティサイト「@COSME(アットコスメ)」の企画・運営をする株式会社アイスタイルの山田メユミ取締役、家事代行・ハウスクリーニング・キッズ&ベビーシッターなどのサービスを提供する株式会社ベアーズの高橋ゆき専務取締役をお迎えしました。
皆さまに、起業時に苦労された点をお伺いしました。広野さんは一度、起業を計画されたものの、1998年の金融危機により、その計画を断念し、その後、あらためて新たな事業計画を立案され、熱意ある説得で資金を集め、事業を開始されました。山田さんは26歳で同世代の仲間たちと起業されましたが、資金もモノも何もないところからのスタートで、会社の什器はすべて他社が引っ越しした際に出る廃棄品で賄っていたそうです。高橋さんをはじめ、皆さま、本当に寝る間も惜しんで働かれて、ここまで会社を大きくされたとのことです。高橋さんは現在も1日3時間の睡眠で、仕事と家事をこなされていますが、困難は起業・経営には付き物だが、好きなことをしていれば走り続けられる、という力強いメッセージをいただきました。
さらに、ビジネスを広げていくための人脈のつくり方についてお伺いしました。高橋さんは、「出会いは必然的なもの。この時に出会えた目の前の方のことを一番に考え、そのご縁を育むこと」を大切にすることで、自然と人脈が広がったそうです。山田さんは、先輩の女性起業家の方からトライアスロンのチームに誘われたことが、人脈をさらに広げるきっかけになったとのこと。それまでは仕事ばかりしていたことで狭くなった視野が開かれ、世代や業種を超えた経営者の方々をメンターと思えることができたそうです。広野さんの会社では、21LADYの名称の由来ともなった20代の若い女性社員が多い中に、シニア世代の役員に入っていただくことで、社内の人のつながりが強くなるとともに、シニアから教えを請う環境をつくり出しているそうです。
高橋さんからは、ベアーズでもシニア世代が活躍し、ベアーズレディには20歳から78歳までの方が登録されているそうです。シニア世代の方のこれまでの人生の中で育まれた母性を丸ごと生かす仕事として、雇用の創出に結び付けておられます。シニア世代の女性はベアーズレディとして働くことで自分自身が社会に役立っていること、誰かに求められていることを実感でき、より美しく、生き生きされているそうです。
質疑応答の時間では、会場のお客さまから多くの質問が寄せられました。

セミナー後記女性経営者セッションに先立って、第1部では、当法人の公認会計士 藤原由佳より、中期経営計画作成のポイントを解説しました。経営者の考え・目標を設定し、目標と現実のギャップ、外部環境・内部環境を分析し、中期の目標を各年度、財務数値に落とし込むことが大切であるという観点からお話をさせていただきました。

また、今回のセミナーでは、第3部として、WWN会員および女性関連ビジネスを展開されている次の方々から、自社のPR紹介を行っていただきました。

  • 庭のホテルを運営されている株式会社UHMの木下社長
  • 女性経営者を応援する事業を展開されている株式会社アイドマ・ホールディングスの三浦社長
  • 女性目線の家「with Mamaの家」を展開されているネクストワンインターナショナル株式会社の戸谷執行役

次回以降も紹介コーナーを続けてまいりますので、この機会に、ぜひWWN会員となっていただくことをご検討いただければ幸いです。

非常に盛り上がったセミナーの後の交流会でも、大変に話がはずみました。女性経営者セッションの広野さん、山田さん、高橋さんもご参加くださり、セミナー参加者の皆さまもセッション登壇者の方々と一対一でお話できた、貴重な機会だったことと思います。
今後も皆さまの経営の悩みや、より成長していただくために役立つ内容にフォーカスしたセミナーを開催してまいりますので、ぜひご参加ください。