「旬刊経理情報」連載 女性エグゼクティブの法則 ~Winning Womenから後輩たちへ~

第39回 思い描いた人生を送るために、誰でもできる毎日の行動とは!?

2016.08.08
河本 扶美子
(株)ファーストブランド 代表取締役社長

Winning Women Networkの企画・協力で、旬刊経理情報に『女性エグゼクティブの法則~Winning Womenから後輩たちへ~』を連載しています。2016年6月1日号に掲載された記事をご紹介します。

どんな人でも最高に輝く人生を送る権利はありますし、そのための素質を1人ひとり兼ね備えています。どんな失敗をしても諦めなければ夢を叶えることはできると私は思っています。そのための重要なキーワードが「パーソナルブランディング」=「自分自身のブランドを創る」ということです。ブランディングとはさまざまな定義がありますが、私たちの会社では「本物のファンを創る=ブランディング」と定義しています。

現在、経営者のブランディングを可能にするプラットフォーム事業を運営していることから、これまでに2,000名以上の経営者のブランディングに携わってきました。その過程で、自分自身のブランドを創ることによって、自分を信頼してくれる、そして支えてくれる仲間やお客様を創り、結果、自分の強みを活かした仕事で夢を実現し、輝く人生を送っている多くの方をみてきました。

また、前職の客室乗務員時代は、フライト中に多くの成功者・経営者と長時間お話する機会を得ることができ、そのなかでの大きな学びが、夢を実現するためには「パーソナルブランディング」が必要で、この自分自身のブランドを創っていくための最も大きな要素が、「信頼感の醸成」であるということでした。では、信頼感を醸成するためにはどうすればよいのでしょうか?

彼らも教えてくれたことですし、いくつもの失敗を経験して乗り越えてきた自分自身の実体験からも自信を持って言える結論は、シンプルですが、相手にどう貢献できるのかを常に考え本気で行動し続けるということです。自分のノウハウを相手が必要としているのであれば惜しみなく提供します。相手から何をしてもらえるか? を考える前に、相手に何をしてあげられるか? を考え行動します。そうすることで相手は初めて「ここまで自分のことを考えてくれるのか。こんなことまで教えてくれるのか。この人は信用できる。この人に頼みたい」と思うのです。

私が起業してから14年が経ちましたが、日本の経済状況は大きく変化しています。ネット社会を背景とした経済のグローバル化、そして人工知能の進歩により、誰でもできる仕事は賃金の安い受注先やロボットに代替されていきます。だからこそますますパーソナルブランディングの重要性は高まっていると考えます。

経営者でなくても、学生でも会社に勤める人であっても、どんな人でも相手に喜んでもらうために最大限行動することはできます。つまり自分自身のブランドを構築し、輝く人生をつかむことは可能だということです。周りの人に感謝をする心を忘れずに、相手のインサイトを本気で知る努力をして、貢献していくためにスキルとマインドを磨き、行動します。そうすることで自分自身も成長し、磨かれ、多くのファンを創り、強いブランドを創り、その積み重ねが自分の幸せにつながり、輝く人生をつかむことができると私は強く思います。

最後に、これを読んでくださった皆様へのエールとして、ヘンリー・フォードのこの言葉を贈ります。

「あなたが【できる】と思おうと、【できない】と思おうと、どちらも正しい。ただ結果が違うだけだ」

(「旬刊経理情報」2016年6月1日号より)

河本 扶美子

河本 扶美子(かわもと・ふみこ)
(株)ファーストブランド 代表取締役社長

大手銀行、外資系航空会社の勤務を経て2002年に(有)ファーストブランド工房を設立。事業ドメインをWebブランディングとして、人やサービスのブランディングを通じて地域や日本の活性化を本気で行うことを目指している。現在の主力事業は3つ。Web制作を行うWebインテグレーション事業。新聞社およびテレビ局と提携して地域の専門家を紹介する「マイベストプロ」。採用課金型の求人サイト「マイベストジョブ」。2019年の上場を目標に邁進している。EY Winning Women 2015 ファイナリスト。