「旬刊経理情報」連載 女性エグゼクティブの法則 ~Winning Womenから後輩たちへ~

第33回 安全で快適な住まいから、生活も仕事も充実!

2015.12.21
小島 ひろ美
株式会社快適住まいづくり 専務取締役 兼
一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会 代表

Winning Women Networkの企画・協力で、旬刊経理情報に『女性エグゼクティブの法則~Winning Womenから後輩たちへ~』を連載しています。2015年12月1日号に掲載された記事をご紹介します。

減価償却、金利、利回り・・・。会社の数字を扱う部署に所属する皆様なら、よく耳にする言葉だと思います。私は自身のマンション購入の苦い経験から女性のマンション購入のサポートをしています。そして、住宅ローン金利が1%以下の今、マンション購入によい時期。住むためだけでなく、マンションを貸して家賃収入を得る資産運用もお勧めします。運用と聞くと、「私にできるのかしら??」と不安のある方もいらっしゃるでしょう。しかし、先ほど挙げたワードがわかる皆様なら少し勉強すればそんなに難しくないのです。以下、簡単に語らせていただきます。

まず、時代の趨勢。私が働き始めた35年前の日本は、「女性は男性の倍以上働かなければ生き残れない」、こんな社会でした。しかし今は違います。さまざまな場面で女性活躍のための基盤を整える動きが見受けられます。今年8月28日には、"女性活躍推進法"も成立しました。明るさ、アイデアのすばらしさ、責任感の強さ、勤勉さ、優しさや思いやりといった女性の持つ気質に期待が高まっています。仕事をバリバリやって、プライベートも充実させて・・・。しかし一方でこうした期待に対し、今までは「私には家庭との両立が難しい」、「管理職になると気が重い」などなど、さまざまなストレスを抱えることも・・・。そこで、安全で快適な住まいで安心して暮らすことで日頃から余計なストレスを溜めこまないことが、大切です。仕事に対するポジティブさや活力を生み出す一助に癒しの住まいがあるのです。

次に、長期的な目線。特に会社で経理・財務の仕事に携わっている皆様は、会社の将来を見通す力が求められるでしょう。こうした力を養うものの1つとして、マンションの資産運用をお勧めします。すなわち、「家賃収入>ローン返済の計画立案」とか、「必要経費として減価償却費や税金、管理修繕費は計上でき、給与所得と損益通算できる」とか、自分の知識を活かすことができ、会社のその後もきちんと予測できる力が身につくはずなのです。

最後に、家庭や仕事のモチベーションの向上。結婚をし、子どもが生まれれば、当然ながら子育てをしていかなければなりません。子育てをしているとき、仕事のことを思い出してください。子育てって部下を育てるのと似ていませんか? 実は仕事ができる女性は相手に対して100%を求めてしまいがちになりますが、子どもにこうしなさいと言ったところで、すぐにできないのは明白です。何度も何度も言い聞かせるからこそ上達し、できるようになるのです。つまり、仕事上も同じで部下が100%できて当然と思ってはダメ。最初のうちはストレスに感じるかもしれませんが、子どもを育てるときのように自分が見本になり、できるようになればほめて、そしてその仕事を渡して任せることが大事です。こんな気持ちで部下を育てることができればきっと自分も会社も成長することができます。女性が自分(または夫と共有)名義で自分の住まい(マンション)を持つことはとても大切だと思います。購入して住宅ローンを組むことは仕事を楽しく、長期的にがんばって続けていく《よい意味での覚悟》を生み出すからです。

家庭も仕事も(マンションも)ゲットすること。ぜひチャレンジしてみてください。

(「旬刊経理情報」2015年12月1日号より)

小島 ひろ美

小島 ひろ美(こじま・ひろみ)
株式会社快適住まいづくり 専務取締役 兼
一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会 代表

1957年福岡県生まれ。関西学院大学商学部卒。夫と息子(20歳)、愛犬さくらと都内で暮らす。自身が26歳のときにマンション購入した経験を踏まえ、"女性がマンション購入の夢を実現できる世のなかにしたい"と1991年に女性のための快適住まいづくり研究会を立ち上げ、その4年後に株式会社快適住まいづくりを設立。以降、20年以上にわたって女性のマンション購入を応援し、第一線で活躍中。ライフスタイル・コーディネーター、宅地建物取引士、相続診断士。