「旬刊経理情報」連載 女性エグゼクティブの法則 ~Winning Womenから後輩たちへ~ 

第8回 手帳に、「目標」「目的」「夢」「将来のイメージ」などを。

2013.12.02
笹川 祐子
株式会社イマジンプラス
代表取締役社長

Winning Women Networkの企画・協力で、「旬刊経理情報」に「女性エグゼクティブの法則~Winning Womenから後輩たちへ~」を連載しています。2013年11月1日に掲載された記事をご紹介します。

私たちが仕事(事業)をする日常で大切なのは、時間管理(タイムマネジメント)と目標管理ではないでしょうか。

年収1億円シリーズ25万部のベストセラー作家、江上治さんの『年収1億円手帳』(経済界)という著書があります。この本のなかに、私の手帳も取り上げてもらっているのですが、改めて、時間管理と目標管理の同時進行、人生計画の重要性が豊かな人生の成功と考えます。

さて、年収1億円を稼ぐ人は「手帳」に何を書いているのでしょうか。

「富裕層(稼げる人)は、1ページ目に『経営理念』や『今年の目標』『近々建てる予定の自社ビルの模型写真』『1年後のなりたい自分』などのイメージを貼り、目的のはっきりした手帳。ただ行動を『管理』する手帳ではなく、自分の『夢と目的を実現する武器』であるような手帳」とのこと。

みなさんの手帳は、スケジュール管理が中心になってはいませんか。それだけでは、もったいないですね。手帳ではなく、パソコンやスマートフォンで管理されている方も一緒だと思います。目標を書いてそれとリンクさせていらっしゃいますか?自分の思うこと、やってみたいこと、なりたい自分を口に出す。このように口に出すことはもちろん、それを書くと実現化するといわれています。

弊社には、社員が持つ「IMAGINE HEART」という社内手帳があります。「今期の目標(会社・部署・個人)」や「企業理念」、「行動計画:習慣チェック表」があります。習慣チェック表とは、毎日の習慣にしたいことを書いて、できた日に◯をつけ、できなかったら空白のまま。項目は、「新聞を読む」、「読書をする」、「早起きをする」、「料理を作る」、「未来を語る」、「人をほめる」、「ブログを書く」などでいいと思います。最初のうちは◯が3日に1回かもしれませんが、◯の数がある基準以上になれば習慣化されたこととして、項目から外して新しい目標を入れるようにします。私の場合は、「優先事項チェック」(目先のことに追われがちだが、急でないけど重要なことにもフォーカスできたか)、「1日のセルフイメージ」(朝一で、出社、会議、商談、会食などぐるっとイメージできたか)を確認します。日々のよい習慣をこうやって手帳と作り上げることができます。

私の「手帳」の定義は、「未来につながるもの」です。ですから、「ミッション」、「長期目標」、「短期目標」、「決意」、「今日よかったことの感謝メモ」、「読んだ本」、「読みたい本」、「やりたいこと」、「次の会社の名前」、「将来の日付に予定を入れる」、「こうなりたいイメージ」、「未来日記」、「応援日記」などを盛り込んでいます。こうして「手帳」は、自分のことだけでなく、社員や周囲の人も一緒に豊かにさせるものですから、楽しく心強い味方になります。

日頃から短期目標、長期目標から逆算し、やるべきことをリストアップし、定期的にチェックします。まだまだ道は遠いなぁと愕然とすることもあります。自身の夢を叶えていく手帳のヴァージョンアップを図りたいものですね。

(「旬刊経理情報」2013.11.1より)

笹川祐子氏 笹川 祐子(ささがわ・ゆうこ)
株式会社イマジンプラス 代表取締役社長
1997年創業、セールスプロモーションの総合人材サービス、人材派遣、教育事業を全国展開で経営。売れる販売員、若い人材育成をとおして日本の将来を支える、元気な人材輩出企業。2012年教育事業の子会社イマジンネクストを設立、代表取締役に就任。北海道出身。著書には『絶対幸運体質』(電子書籍)。社長ブログは女性社長や本・読書ランキングで上位を更新中。