地区事務所の中でも、大阪事務所・福岡事務所を中心とする西日本事業部は、東京の事業部の一つに匹敵する収益規模を誇ります。西日本に拠点を置く、日本を代表する大規模企業もクライアントに含まれており、これらのクライアントに対してサービスを提供するための拠点としての役割を果たしています。
パブリック分野を中心に、地方自治体の支援など、地域に深く根差したクライアントの活動を支援しています。例えば地方空港の統合や自治体監査のアウトソーシングといった新たな試みは、地区事務所が先駆けとなり提供を開始しました。
国内各地の優秀な人財の発掘も、地区事務所の重要な役割です。会計士試験合格者のうち、約25%は近畿財務局、福岡財務局他、西日本事業部管内の財務局が占めています。地区事務所では、公認会計士を志す優秀な人財に、高校・大学時代から働きかけて、会計士業界の魅力をよりよく知ってもらうための活動を展開しています。
新日本有限責任監査法人のクライアント約6,000社のうち、西日本事業部では約400社を担当しています。したがって、金融商品取引法を中心とした監査が中心であることは首都圏と変わりません。ただ、IPO業務やパブリック業務などを兼務で行っているメンバーも多く、特定の分野だけに特化することなく、幅広い監査業務を経験できます。また、アドバイザリー部やアカウンティングソリューション部と連携して仕事をすることも多く、プレゼンや営業活動も多くのメンバーが行っています。
西日本事業部は、最大の事務所でも、大阪事務所の約600名です。監査部門だけであれば、梅田阪急ビルオフィスタワーのワンフロアに収まる規模ですので、常にお互いの顔を見ながら、人と人の距離が近いところで仕事ができます。また、さまざまな規模、業種のクライアントの監査業務を行っていますので、スタッフ・シニアの比較的若い段階から、インチャージ(主査)業務を任されたり、複数の業種を担当したり、会計士として成長する機会がより多く与えられることになります。
通常、バスで通勤しているルートですが、運動不足解消のため自転車で最寄りの駅まで向かいます。運動不足解消だけでなく気分転換にもなるので、1日の仕事に張り合いが出ます。
出社して、まずクライアントなどから届いているメールのチェックを行い、当日の業務予定を決めていきます。1日の仕事をスムーズに遂行するために、ここで予定をしっかりと立てておくことが非常に重要になります。
グループメンバーで集まりミーティングを行います。グループに与えられた課題やテーマについて、それぞれが事前に考えてきた内容を発表しあい、ディスカッションを行います。
事務所近辺のお好み焼き屋で、午後から一緒にクライアント先に往査するメンバーとランチをとります。大阪には美味しい食べ物も多いので、ランチタイムはとても楽しみな時間でもあります。
決算打合せを行うため、メンバーとともにクライアント先へ往査します。
クライアントとディスカッションしてきた決算打合せの内容について、チームメンバーを招集。情報共有のためのチームミーティングを行います。ここで仕事の役割分担などをしっかり決め、それぞれの業務を行っていきます。
チームメンバーのスタッフが作成した監査調書をレビューし、フィードバックを行います。時には厳しい意見をぶつけることもありますが、それによってより精度の高い監査調書を完成させることができます。