Question
パーチェス法が適用される場合の取得原価の算定から取得原価の配分までの会計処理の流れを教えてください。
Answer
企業結合が「取得」とされた場合の会計処理には、パーチェス法が適用されます。パーチェス法の会計処理の流れは以下のとおりです。
- ①取得原価の算定
企業結合日における株式の時価と発行株式数に基づいて、消滅会社の取得原価を算定します。企業結合に直接要した付随費用があればこれを取得原価に含めます。
- ②識別可能資産および負債の時価評価
消滅会社から受け入れる資産・負債については、識別可能資産および識別可能負債について、時価評価して受け入れます。
- ③取得原価の配分とのれんないしは負ののれんの計上
取得原価に識別可能資産および負債の時価評価額を配分してゆき、残余をのれんまたは負ののれんとして計上します。
取得原価の配分とは、上記の③に当たるプロセスであり、被取得企業から受け入れた識別可能資産および負債の時価を基礎にして、取得原価を配分することをいいます。
なお、解説シリーズにおいて、パーチェス法の説例がありますので、以下のリンクもあわせてご参照ください。
解説シリーズ 企業再編:企業結合「第2回:組織再編の手法と会計処理の具体例」
根拠条文
- 企業結合に関する会計基準 第26項、第28項~第31項